曲木家具日本唯一の専門工房秋田木工　デザイナーズ家具テレビスタンド「グレイス」制作へのこだわり

株式会社ヤマダホールディングス

2022年12月27日 16時00分

株式会社ヤマダホールディングス（本社：群馬県高崎市、代表取締役会長兼社長 CEO：山田昇、以下、ヤマダホールディングス）のグループ企業であり、また、国内唯一曲木家具の製造メーカーである秋田木工株式会社（本社：秋田県湯沢市、代表取締役社長：風巻穣、以下、秋田木工）は、伝え継いだ職人の技術と小林幹也氏のデザインを掛け合わせたテレビスタンド「グレイス」を2022年12月に発表しました。

秋田木工株式会社代表取締役社長風巻穣に制作へのこだわりを聞きました。

秋田木工の有する職人技により創られたテレビスタンド「グレイス」は、国産ナラ材をふんだんに使い高級感ある仕上がり。ナラ材は強度・加工性・着色性に優れ、高級家具や建築材、ウイスキー樽などに幅広く使われています。そのナラ材の魅力を最大限に引き出すため、グレイスは着色することなく、素材に近い状態で製品化しました。デザインは、家具・プロダクトからインテリアデザインまで幅広く手掛ける小林幹也氏。室内を明るく美しく、そして、配線等を見えにくくする等の細部にわたるこだわりがテレビと家具を見事に融合させ、見た目の美しさと機能性を兼ね備えたインテリアになじむ一品となりました。

テレビスタンド「グレイス」制作へのこだわり

■明るい空間を演出

スタンドの全面にラタン（籐）を使用することにより、室内を明るく感じていただけます。秋田木工では多くの椅子制作においてラタンを使用していることから、ラタンを張る高い技術を有しています。職人が一品一品手作業で行なうラタン張りの技術もこの製品の魅力です。また、全面のパーツには当初、そのままラタンを張り付けていたのですが、配線などが透けて見えることから黒のメッシュ状生地を下張りすることにより、ラタンの美しさをそのまま生かすことができました。

■安心の強度

ベースの裏には重心を安定させるための鉄板を取り付けています。ナラ材を張り合わせた強度なベースは、震度7相当※の耐震試験にも耐えられる大きさとしました。
※震度7相当の地震を三次元加震試験機で再現し安全性を確認。
（すべての環境で耐震性を保証するものではありません）

■デザイン性 × 実用性

ベース三方に10㎝の傾斜をつけることでスタイリッシュな表情を見せることができました。また、ロボット掃除機の可動範囲を妨げることがないように何度も実験を繰り返し、見た目を美しく、実用的な角度がこの製品の価値をさらに高めています。

【秋田木工について】

無垢材をひねりあげる立体的な曲木を専門とする技術を有する100年以上の歴史を持ち、曲木家具をつくり続ける日本唯一の専門工房。「日本で唯一自分達にしかできない技術を持っている」という誇り、そして、「時を紡いでいく色褪せない『本物』を届け続けたい」その想いを胸に職人達は積み重ねた伝統を守り続けています。
片手で持てるほど軽量にもかかわらず、堅牢で丈夫、そして比類なき美しいフォルムの曲木家具は、生活に密着した機能性や実用性と美しさで、不朽のスタイルとしてその存在感を示し続けています。