ゼクシィ 結婚トレンド調査2019
挙式、披露宴・披露パーティ総額は354.9万円。招待客1人あたりの費用は年々増加し、招待客に対するおもてなし志向は引き続き高い。結婚式の捉えられ方に変化の兆し。
<挙式、披露宴・披露パーティに関する費用>
挙式、披露宴・披露パーティ総額は354.9万円。招待客1人あたりの費用は年々増加し、招待客に対するおもてなし志向が強まっている。
●挙式、披露宴・披露パーティ総額は354.9万円。
●披露宴・披露パーティの招待客人数は66.3人で、減少傾向。
●招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は6.8万円、1人あたりの料理+飲み物費用の合計は19.0千円で、ともに年々増加傾向。
●ご祝儀総額は224.3万円で、挙式、披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額は149.5万円。
●挙式、披露宴・披露パーティの費用として、親・親族からの援助があった人は72.0%。
援助総額は167.8万円。
<結婚式の捉え方の変化>
結婚式は“列席者に感謝を伝える場”としてはもちろん、“人生を振り返り、生き方を
再認識する場”として捉えられ始めている。
●結婚式に対する考え方<結婚式は列席者に感謝の気持ちを伝える場だ>と思う割合は93.3%で、2013年調査以降9割以上で推移。
●結婚式に対する考え方<結婚式は人生を振り返り、自分の生き方を再認識する場だ>と思う割合は67.6%で、2015年調査から3.7ポイント増加し、6割以上で推移。特に、妻の年齢が29歳以下は、30歳以上を上回り、約7割を占める。
<準備から当日を通じて親がうれしそうにしていたこと>
親が喜ぶポイントに変化の兆し。“結婚式の準備に直接関わること”が減少し、
“新郎・新婦の様子を通じて成長した姿を見守ること”が増加しつつある。
●結婚式の準備から当日を通じて親がうれしそうにしていたことにおいて、2013年調査から増加した項目は、「当日に向けて、自分がきれいになっていく姿を見せることができたこと」(5.2ポイント増)、「社会人として成長した自分を見てもらえたこと」(4.5ポイント増)など。
●一方、減少した項目は、「引出物を一緒に考え、選んだこと」(8.8ポイント減)、「ドレス・衣裳を親と一緒に選んだこと」(8.5ポイント減)など。
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、“ゼクシィ 結婚トレンド調査2019 調べ”と明記いただけますようお願い申し上げます。
◆「結婚トレンド調査2019」の詳細は、弊社『ブライダル総研』サイト(http://bridal-souken.net/)より、ダウンロードいただけます。
【調査概要】
【調査方法】 郵送法
【調査期間】 2019年4月19日~5月29日
【調査対象】 北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、
岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州の2018年4月~2019年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)をした、もしくは結婚予定があった『ゼクシィ』読者のうち、地域ごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。調査票への記入は妻に依頼。
調査票発送数:16770件 調査票回収数: 5305件 回収率: 31.6%
【集計サンプル数】
計5147人〔北海道:319人、青森・秋田・岩手:147人、宮城・山形:251人、福島:131人、茨城・栃木・群馬:325人、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉) :776人、新潟:152人、長野・山梨:192人、富山・石川・福井:198人、静岡:173人、東海(愛知・岐阜・三重):732人、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山):749人、岡山・広島・山口・鳥取・島根:288人、四国(愛媛・香川・徳島・高知):190人、九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島):524人〕
※回収されたサンプルのうち、対象期間内に挙式または披露宴・披露パーティをどちらも実施していないものは除いています。
※地域別の集計は「結婚前の妻の居住地」で行っています。
※全国集計については、各地域の婚姻件数(平成29年厚生労働省人口動態調査)に合わせてウエイトバック集計を行った推計値を掲載しています(全国<『ゼクシィ』発行地域外[沖縄]を除く>の婚姻件数合計は598782組)。
※図表中の「-」は回答なし、「0.0」は回答はあるが単位未満を示しています。
※本文中で使用している時系列のデータは、それぞれ過去に実施した同調査のデータです。調査方法、調査対象者は本年と同様、集計サンプル数については下記の通りです。
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