観光消費の拡大&観光DXを支援する電子観光クーポン事業 岐阜県の「ぎふ旅コイン」にデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が採用

岐阜県民の県内旅行を対象に最大6千円分/1人のポイントを付与・「さるぼぼコイン」とも連携し約1,100店舗で利用可能、スマホとQRコードで簡単決済

株式会社アイリッジ

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が、一般社団法人岐阜県観光連盟(会長:瀧 修一、以下「岐阜県観光連盟」)が実施する電子観光クーポン事業「ぎふ旅コイン」のプラットフォームとして採用されたことを発表します。

  • ぎふ旅コインについて
 「ぎふ旅コイン」は、新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けている県内観光業を支援するため、岐阜県(知事:古田 肇)と一般社団法人岐阜県旅行業協会(会長:神谷 利夫)、岐阜県観光連盟が2021年10月15日から開始する「“ほっと一息、ぎふの旅”県民割引キャンペーン(第2弾)」(以下「県民割引キャンペーン」)の参加者を対象に行われる実証事業です。観光産業の早期回復を図るとともに、非接触による感染症対策及び観光DXを推進することを目的に、県民割引キャンペーンを利用した旅行者に対して、旅行先のおみやげ店や観光施設等約1,100店舗で利用できるポイントを付与します。※1

 対象者は、宿泊施設のチェックイン時にフロントで(募集型ツアー利用の場合には出発時に添乗員から)配布される2,000円額面のポイントカードを、スマートフォンにダウンロードした「ぎふ旅コイン」アプリ(無料)で読み取ることで、「ぎふ旅コイン」に加盟するおみやげ店や飲食店、観光施設等での支払いに利用できます。なお、飛騨地域の2市1村(高山市、飛騨市、白川村)においては、フィノバレーの「MoneyEasy」を採用する電子地域通貨「さるぼぼコイン」運営元である飛驒信用組合(本店:岐阜県高山市、理事長:大原 誠)の協力のもと、「さるぼぼコイン」のQRコード読み取りにて「ぎふ旅コイン」を使用可能になっています。
 
  • 今後の展望
 フィノバレーの「MoneyEasy」はデジタル地域通貨を大規模に展開する国内唯一のプラットフォーム※2となっており、アプリ内に複数種類のコインを発行して、コイン単位で使途を限定するなどの運用がしやすい仕組みになっています。先行して「MoneyEasy」を採用する「さるぼぼコイン」(岐阜県飛騨高山地域)、「アクアコイン」(千葉県木更津市)、「MINAコイン」(長崎県南島原市)、「せたがやPay」(東京都世田谷区)、「カケハシコイン」(東京都江東区)においても、この仕組みを利用したプレミアム商品券事業や観光消費支援事業など、コロナ禍における経済支援施策が多数実施されています。「ぎふ旅コイン」においても、今回のキャンペーン終了後の継続的な利用を視野に入れ、企画や運用の支援をしてまいります。
 
  • ぎふ旅コイン事業概要
付与対象者
(1)県民割引キャンペーンを利用して宿泊または宿泊を伴う募集型ツアーに参加する岐阜県在住者
(2)県民割引キャンペーンを利用して日帰りの募集型ツアーに参加する岐阜県在住者

事業期間
2021年10月15日(金)~2021年12月31日(金)まで

ポイントカード配布期間
2021年10月15日(金)~2021年11月30日(火)まで※1

付与金額
・宿泊:1人1泊あたり2,000 円(1泊あたり4,001円以上の旅行に限る。3連泊以上の場合は6千円分が上限)
・日帰り:1人あたり2,000 円(旅行代金4,001円以上の旅行に限る)

付与する方法
宿泊施設でチェックインの際にポイントカードを配付
※募集型ツアーの場合は当日添乗員等より配付

その他割引との併用


使用可能場所
主として観光客が利用する施設で、「ぎふ旅コイン」加盟店として登録された店舗
(宿泊施設、土産物店、飲食店等のほか、観光施設、アクティビティ、交通機関等)
※ただし、宿泊・旅行代金には使用できません

使用可能期間
ポイントを獲得した月の翌月末(23:59)まで
※12月に獲得した方は12/31(金 23:59)まで。出来る限り旅行期間中にご利用ください
※期間内に使用しなかったものは権利放棄扱いとなります。未使用分の換金(返金)はしません

使用方法
・ポイント獲得方法:
①「ぎふ旅コイン」アプリをダウンロード
②ポイントカードに記載されているQRコードをアプリで読み取る
③ポイントを獲得

・ポイント使用方法:
①「ぎふ旅コイン」アプリを起動する
②「ぎふ旅コイン」加盟店に設置されているQRコードをアプリで読み取る
③支払金額をアプリに入力する
④店舗による金額確認を実施し、支払い

Webサイト
・県民割引キャンペーン:https://www.kankou-gifu.jp/article/hottohitoiki/top/
・ぎふ旅コイン:https://gifutabicoin.jp/

※1)当キャンペーンは、10万人あたり新規感染者数(7日間移動合計)、病床使用率ともにステージⅢに近づいた場合、その他の感染状況も踏まえたうえで、キャンペーンを停止し、予約済みの旅行であっても割引が無効となる場合もあります
※2)フィノバレー調べ。受け取ったコイン自体をそのまま通貨として支払いに利用でき、転々流通(二次流通)により地域経済を活性化できるものをデジタル地域通貨として集計しています。単純に紙の商品券をデジタル化したもの(一度支払いに利用されたら現金化されて終了)は対象外です
 
  • さるぼぼコインとは
 「さるぼぼコイン」は飛驒信用組合が普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨です。お金の地産地消を促進し地域経済を活性化する目的で2017年12月に商用化を開始し、金融機関を発行母体とした国内初のデジタル地域通貨として注目されています。飛騨市や高山市の市税支払い対応や、災害発生時の義援金募集の取り組みなど地域のインフラとしての役割も担いつつ、2021年9月末時点で加盟店は1,640店舗、ユーザーは2万2,500名、累計決済額は43億円を超えるなど、地域の新しい決済手段として定着しつつあります。
https://www.hidashin.co.jp/coin/
 
  • MoneyEasy(マネーイージー)とは
 株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。
 
  • 株式会社フィノバレー
 株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」、大分銀行の「デジタル商品券発行スキーム」などの支援実績があります。2021年2月には長崎県南島原市の「MINAコイン」、東京都世田谷区の「せたがやPay」も提供開始しています。
https://finnovalley.jp/
 
  • 株式会社アイリッジ
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)/OMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O/OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社アイリッジ

32フォロワー

RSS
URL
https://iridge.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
電話番号
03-6441-2325
代表者名
小田健太郎
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2008年08月