史上初のK-1&ボクシング世界2冠・武居由樹が、明日開催「K-1 WORLD MAX」-55kgトーナメント全試合を決勝まで完全予想

K-1実行委員会

  • 史上初のK-1&ボクシング世界2冠!武居由樹が-55kgトーナメント全試合を決勝まで完全予想

「K-1 WORLD MAX」7月7日(日)代々木大会で幕を開ける「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」。1回戦勝ち上がりのゆくえに注目が集まるなか、5月6日の東京ドーム戦で見事WBO世界バンタム級(-53.52㎏)王座を奪取し、史上初の“K-1&ボクシング世界2冠”を成し遂げた武居由樹選手(大橋ジム/27)のキャッチアップに成功。

世界戦の心境や今も抱き続ける“K-1愛”、そして気になる-55kg級トーナメントの優勝予想まで、たっぷり語ってもらった。

――さて、7月7日に『K-1 WORLD MAX』で-55㎏の世界トーナメントが開催されます。第2代K-1スーパーバンタム級王者として、まずこの階級を世界的に見てどうとらえていますか。

「海外の選手も強いんですけど、それよりもやっぱり日本人選手が若い選手も含めて本当に強いので、日本人の層が厚い階級だと思っています。」

――3月の『K-1 WORLD MAX開幕戦』で-70㎏トーナメントの1回戦が行われましたが、日本人3選手が全員敗れました。かつて魔裟斗さんが活躍されましたが、日本人にとってはなかなか難しい階級になっています。その意味でいえば、-55㎏は負けていない?

「そうですね。比較的日本人選手が活躍しやすい階級ではあるのかなと思います。」

――ファンとしては「55㎏は日本人最強だ」というところを見せてほしいなという思いもあります。先輩としてはいかがでしょうか。

「70㎏は本当に、重くなればなるほど海外の選手層ってすごく厚いと思うんですけど、 でもこの55㎏のスーパーバンタム級からフェザー級ぐらいまでは、やっぱり日本人に頑張ってもらいたいという思いですね。」

――今回の-55㎏の世界トーナメントのなかで、まず注目のカードをあげるとしたら?

「やっぱり玖村将史選手とアントニオ・オルデン選手の試合ですね。僕、両方とも戦っているんですけど、玖村選手はたぶん僕が今までK-1ファイターとやったなかで一番スピードがあった選手で、逆にアントニオ・オルデン選手は最初にスーパーバンタム級王座決定トーナメントに出た時に1回戦で戦ったんですけど、すごく懐が深くてやりにくい選手だったんですよ。2人ともすごく強い選手なので、どっちが勝つんだろうなって。」

――2017年4月の『K-1 WORLD GP 第2代スーパー・バンタム級(-55kg)王座決定トーナメント』の1回戦でオルデン選手と対戦した時は、3ラウンドまでかかりました(3R 2分31秒 KO勝ち)。

「けっこう苦戦しましたね。サウスポー同士で左ハイキックが首の後ろのほうに巻く感じで入ってきて、それが1回効いたのは覚えています。(オルデン選手は)けっこう待ちの選手なんですけど、こちらがしっかり入りきらないと全然展開を作れず、判定でズルズルと持っていかれちゃう可能性もあるなと思います。」

――玖村選手は昨年9月に金子晃大選手に敗れていますが、そこから気持ちを立て直し、今回は決勝で金子選手にリベンジすることを目標としているようです。そんな玖村選手のメンタルを武居選手はどのように推測しますか。

「玖村選手はもう絶対に負けたくないという気持ちが絶対にあると思うので、絶対に決勝で金子選手にリベンジしたいという気持ちがあると思います。今、金子選手とは3戦していますよね? だからここで勝って、今度もう1回タイトルマッチという思いが強いと思うので楽しみですね。」

――一方で、金子選手は現チャンピオンながら、肩書きなどは気にしていないかのように1回戦から出場します。そんな金子選手をどう評価していますか。

「僕もチャンピオンの時に世界最強決定トーナメントに出たことがあるんですけど、チャンピオンとしては勝って当たり前、優勝して当たり前と思われているので、相当プレッシャーはあると思います。だけど、たぶん(金子選手は)そういうのをあまり気にしなさそうなので、メンタルはすごく強いだろうなと。あとは「全試合KOで勝って目立つ」という思いもあるんじゃないかなと思いますし。金子選手のパワーは本当にすごいと思うので、全試合KOも全然ありえると思うので楽しみですね。」

――エントリー選手8人を見渡して、チャンピオンの金子選手の実力が抜けている印象はありますか。

「やっぱり頭ひとつ抜けているのかなと思うんですけど、でも他の日本人選手も海外の選手もみんなが強いので、 けっこう予想はしにくいカードなのかなと思いますね。」

――前回戦ったオルデン選手もそうですし、最近で言えば中国勢がかなり力をつけてきています。

「中国の選手はやっぱりみんな強いですよね。この前も(リュウ・ツァー選手が)優勝したりしていたので、けっこうみんな強くて侮れないなと。大久保選手は-55kgの1発目ですもんね。けっこう難しい展開になるんじゃないかなって、予想的にはそう思いますね。」

――中国人ファイター、ジャオ・ジェンドンと対戦する大久保琉唯選手にとっては期待を受けての抜擢。19歳同志の対決ですが、厳しい戦いを強いられるかもしれません。

「そうですね。でも、若い同士だと気持ちもお互い強いと思うし、すごく気持ちの見える試合になるんじゃないのかなと思いますね。」

――金子選手の相手のカン・メンホン選手は「カンボジアのムエタイ」と言われるクンクメールの世界王者です。クンクメールはご覧になったことはありますか。

「いや、ないですね。でも、110何戦もされている選手なので、経験も豊富なんだろうなと。 経験が多い選手は、やっぱり侮れないですよね。」

――クンクメールvs金子選手のパワー。どんな対峙になると予想しますか?

「なんだかんだ言っても、金子選手のパワーで押し切って…これもちょっと自分の理想ではあるんですけど、やっぱり金子選手がパワーで押し切って倒すという展開になってほしいなという思いですね。」

――武居選手はトーナメントを何度か経験されています。今回は開幕戦1試合、9月9日に準決勝&決勝というスケジュールですが、ワンデーで複数試合をするトーナメントの難しさは?

「まず、怪我をしないように試合を運ぶこと、早く倒すこと。あと、どうしても次の対戦相手がどちらが来るか分からないので、戦略とかもすごく難しいんですよ。そこが一番難しいですかね。 1回戦目をちゃんと対策するのはもちろん、2回戦目も考えなきゃいけないので。あとは(勝ち上がると)やっぱり1日じゅう集中しなきゃいけないので、けっこうキツイですね、ワンデートーナメントは。」

K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント

――こころからは、難しいとは思いますが武居選手のトーナメント予想を聞いていきたいと思います。
まず大久保琉唯vsジャオ・ジェンドン(中国)の一戦は?

「ジャオ選手の試合も見たんですけど、大久保選手がテクニックで勝ち切れるんじゃないのかなと思うので、1回戦目は大久保選手が突破すると思います。」

――続いて玖村将史vsアントニオ・オールデン(スペイン)。武居選手は両選手との対戦経験がありますね。

「これ、けっこう難しいですね。たぶん玖村選手の試合の入り方によって展開が変わるんだろうなと思っていて。最近、玖村選手はけっこう足を止めて打ち合うスタイルですけど、オルデン選手は距離を取りながら戦うので。うーん、でも玖村選手はスピードでオルデン選手を倒すんじゃないのかなと思いますね。」

――続いて璃明武vsアンジェロス・マルティノス(ギリシャ)。マルティノス選手はスピードがありますね。

「そうですね。以前、軍司(泰斗)選手と戦って(2023年9月10日『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』判定0-2)、けっこうタフでパワーもあった選手なので。うーん、ここはちょっと、あえてマルティノス選手に勝ってもらいたいなって。全員日本人より外国人選手にも活躍してもらいたい気持ちもあるので。」

――では最後に金子晃大vsカン・メンホン(カンボジア)の勝敗予想を。

「これはもう金子選手ですね。金子選手は負けちゃいけないと思うんですよ、僕的には。絶対に負けないでほしいという思いもあるので、金子選手のKO勝ちで。」

――引き続き準決勝の予想をお願いします。まず、大久保選手vs玖村選手は?

「そうですね…大久保選手も上手いんですけど、55㎏の体はちょっとまだできていないと思うので、やっぱり玖村選手かなぁと思います。」

――続いて準決勝のもう1試合、金子選手vsマルティノス選手は?

「これ、すごいバチバチに打ち合いますね。打ち合い、削り合いの試合になると思います。でも、 ここもやっぱり金子選手が打ち合いのなかで勝ち切るんじゃないのかなと思いますね。」

――さあ、そして決勝戦です。玖村選手と金子選手の決勝はどんな戦いになりそうですか。

「これは…チャンピオンとしての気持ちで金子選手に勝ってもらいたいんですけど、(準決勝の)マルティノス選手との打ち合いで、ちょっとダメージが残るなかでの試合で、玖村選手が勝つというストーリーもちょっと面白いんじゃないかと思うので、玖村選手の優勝予想を今回はさせてください」

――玖村選手にとってはリベンジになりますね。

「リベンジですね。これで4回目ということですよね。それで、最後にもう1回、5回目を。」

――今回、玖村選手が勝てば2勝2敗になりますからね。

「(5回目を)見たいという気持ちもありますけどね。」

――最後に、K-1を支える多くのファンに武居選手からメッセージをお願いします。

「僕は今、ボクシングで頑張っていますけど、K-1ファイターみんなが頑張っていくと思うので、ぜひK-1も楽しんで見てもらいたいなと思いますし、ボクシングもK-1のほうも全部応援してくれたらなと思います。」

――素敵なメッセージをありがとうございました。


  • AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024

大会情報

日程

2024年07月07日(日)

会場

国立代々木競技場第二体育館

開催日時概要

11:00開場/11:30プレリミナリーファイト開始/13:00試合開始

大会概要

https://www.k-1.co.jp/schedule/16623

主催・後援

◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作 ㈱M-1スポーツメディア
◆後援 渋谷区
◆運営 ㈱グッドルーザー

チケット料金

・ロイヤルシート:100,000円
・アリーナSRS:60,000円 ×完売
・アリーナRS:35,000円 ×完売
・アリーナS:18,000円 ×完売
・スタンドS:18,000円
・スタンドA:10,000円
・スタンドB:7,000円 ×完売
※消費税込み/全席指定/小学生からチケットが必要となります。


チケット発売所

チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448800
イープラス https://eplus.jp/k1-worldmax0707/
ローソンチケット https://l-tike.com/k1-worldmax0707/
K-1.CLUB https://fan.pia.jp/K-1/ticket/detail/23/
K-1ジム各店 https://www.k-1.co.jp/gym
株式会社グッドルーザー tel.03-6450-5470 (電話予約)

【大会当日】
テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」
「格闘チャンネル」
K-1 WORLD MAX 2024 プレ&冒頭3試合無料生中継 事前SP
<生中継>7月7日(日) 11:15 ~ 15:00
視聴URL▷https://abe.ma/3WjAmdb


テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」
「ABEMA PPV ONLINE LIVE」
K-1 WORLD MAX 2024  ※全試合・完全生中継!
<生中継>7月7日(日) 11:15 ~ 
視聴URL▷

https://abema.app/tAkS
視聴チケット料金:6,000円(税込)

CSチャンネル「GAORA SPORTS」
https://www.gaora.co.jp/fight/3885540
番組名
K-1 WORLD MAX 7.7国立代々木競技場第二体育館
♦放送スケジュール
CSチャンネル「GAORA SPORTS」
7月7日(日) 11:30~22:00 ※生中継
7月11日(木) 19:00~28:00 再放送
8月6日(火) 16:30~25:30 再放送

<海外向け放送情報>
TRILLER TV (PPV 生中継)
視聴URL▷https://www.trillertv.com/watch/k-1-world-max-2024-finals/2pf9e/?utm_source=sniply&utm_campaign=sniply&utm_medium=sniply
視聴チケット料金:3,300円(税込)
※日本、タイ、カンボジア、ロシアでは視聴不可

Streamticket (PPV 生中継)
視聴URL▷https://www.stream-ticket.com/news/detail#/2l0hFcJZUEOKm2NFAs7HAU
視聴チケット料金:3,000円(税込)
※日本では視聴不可

Workpoint TV 
https://www.workpointtv.com/schedule
※タイ王国地上波放送

すべての画像


ビジネスカテゴリ
スポーツ
キーワード
K-1
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

K-1実行委員会

4フォロワー

RSS
URL
https://www.k-1.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-34-20 原宿リージェンシー1F
電話番号
-
代表者名
大木知葉
上場
未上場
資本金
-
設立
-