2022-23シーズン 脱炭素プロジェクト結果のご報告
この度、アルバルク東京は、2022-23シーズンよりSDGsサポーターであるe-dash株式会社と協働して、2022-23シーズンの主要な活動から排出した二酸化炭素(以降 CO₂)排出量を算定し、排出量の全量についてカーボンオフセットを実施しましたので、ご報告いたします。
アルバルク東京は今後も豊かな会場体験と、CO₂排出量削減の両立に挑戦していきます。
■2022-23シーズン CO₂排出量
算定範囲: ホームゲームおよび事務所(SCOPE1~3)※アウェーゲーム‧ユース活動等は除く
算定期間: 2022年10⽉〜2023年5⽉(ホーム会場の30試合(≒30⽇))
2022年7⽉〜2023年6⽉(事務所)
算定結果:<全体>1212.25 t-CO₂e (東京都の年間排出量の 約0.002% )
<主な排出源>
<項目別割合>
2022-23シーズン ホームゲームでは「観客の移動」と「グッズの販売」、事務所では「電力使用量」「廃棄物の処理」が多くを占める結果となりました。
今回の算定結果をうけ、次のようなことを今後の課題と捉えています。
・算定結果を踏まえた排出量削減対策の検討
・総排出量の削減目標の設定
・従来のカーボンニュートラルアクションの効果の可視化
・新アリーナ(TOKYOT ARENA TOKYO)移行時の推定排出量の算定
・より多くの方々と一緒に取り組む仕組みづくりや呼びかけ …etc
今後も多くのお客様にアルバルク東京のホームゲームを楽しんでいただくと同時に、CO₂排出量の削減にも挑戦していきます。
■カーボンオフセットの実施
排出量1212.25t-CO2eのすべてを、SDGsサポーターであるe-dash株式会社のご支援によりカーボンオフセットしています。
■代表者コメント
e-dash株式会社 代表取締役社長 山崎冬馬様
この度は「ホームゲーム全試合“カーボンフリー”化」という非常にチャレンジングな試みにご一緒させていただいたこと、心より感謝申し上げます。「スポーツの試合」は一般的な企業や自治体向けの支援と異なる部分も様々あり、今回のアルバルク東京様との取り組みを通じてe-dashとしても様々な気づきを得させていただきました。
カーボンニュートラルの実現に向けては、企業だけではなく個人も含めた社会全体の努力が求められます。こうした中、「スポーツの力」による発信力と地域に根ざした活動を通じて、社会課題と地域や個人を繋げるアルバルク東京様の取り組みは非常に素晴らしいものだと感じております。
当社では今後も、アルバルク東京様の脱炭素に向けた挑戦に伴走し、地域を巻き込んだ、社会全体のカーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
トヨタアルバルク東京 代表取締役社長 林邦彦
当プロジェクトは、2021-22シーズンからスタートしたアルバルクの社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の2シーズン目にあたる2022-23シーズンの中核的なプロジェクトとして取り組みました。
CO₂を中心とした温室効果ガスの排出がもたらす地球温暖化や気候変動は、地球上に住む誰もが逃れられない重大な環境問題です。この問題に対する世界的な注目度は年々高まり続けており、我々も社会の一員として、意志を持って取り組んでいます。
そのための第一歩は、自分たちが排出しているCO₂の量を知ることだと考えています。この度、e-dash株式会社様の多大なるご支援とご協力を得て、その一歩を踏み出すことができました。心から感謝申し上げます。
アルバルク東京は、国連スポーツ気候行動枠組みの新基準に署名し、2030 年の排出量50%削減、2040 年の排出量正味ゼロを目指しています。そして2025年に竣工する「TOYOTA ARENA TOKYO」は、重要テーマとして「サステナビリティ(Sustainability)」を掲げています。今回のプロジェクトで得られた事実と示唆から学び、更に掲げた目標に向けて邁進してまいる所存です。
ぜひ、この壮大なチャレンジに、クラブスローガンである「WE」の力で、今後も共に取り組んでいただけますと幸いです。
■算定方法の詳細
なお、今回の算定では「SCOPE1~3」の全ての範囲を測定しています。
▼SCOPEの概念図
■参考情報
アルバルク東京公式WEBサイトでは、算定結果のご報告にあわせて対談記事を公開しています。
あわせてご覧ください。
『【対談】カーボンニュートラルアクションについて、想いを共にする仲間と語る』
https://www.alvark-tokyo.jp/news/detail/sr/id=18846
※今回の取り組みは、アルバルク東京の社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の活動として取り組み、SDGs の 17 の目標のうち「13 気候変動に具体的な対策を」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献します。
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