イトーキ、スマートオフィス領域でGoogle Cloud と協力しDX をさらに加速
新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌の社会的要請のもと、“働き⽅”や“働く環境” に対する⼈々の価値観が⼤きく変化し、ポストコロナ時代においてもこの流れは⼀定程度継続・拡⼤することが予想されます。このような状況の中、イトーキはお客様が「働く環境」に期待する価値を具現化するための提案⼒強化と商品・サービス拡充を図ることにより、ポストコロナ時代の「働く環境」づくりをリードしていくことで、⾼い利益を創出し続ける企業へと進化します。
そしてこのたび、イトーキは、最先端のクラウド技術と革新的な働き方を実践する Google Cloud の考え方に共感し、スマートオフィスコンセプトを体現する新たな製品やサービス開発においてそのテクノロジーを活用することを決定いたしました。Google Cloud を活用しながら Google Cloud のチームやパートナー企業と連携しプロジェクトの推進やサービス提供基盤の確立、イノベーション推進の加速を目指し、お客様が「働く環境」に期待する価値を具現化するための提案力強化と商品・サービス拡充を図ることにより、ポストコロナ時代の「働く環境」づくりをリードしていきます。
この取り組みにおいて、両社は以下の活動を協力しておこないます。
- 新スマートオフィス製品の開発
- Google Cloud の AI 製品によるイトーキオリジナルデータの分析・活用
- 両社間の人材交流
一つ目の「新スマートオフィス製品の開発」については、デジタルならではの映像合成技術を活用し、各情報ソースをベストミックスさせた映像による直感的かつ高機能なパーソナルリモートミーティング環境の構築を目指します。
二つ目の「Google Cloud の AI製品によるイトーキオリジナルデータの分析・活用」については、オフィス什器から生成されるデータやこれまで蓄積してきたオフィス空間情報等をGoogle Cloud AI製品 を用いて分析し、解析基盤を構築することで、よりデータドリブンなサービスへの昇華を目指します。
三つ目の両社間の人材交流については、実践フェーズでの多様な人材の相互交流によって、デジタル/クラウド人材の育成や新規事業・プロジェクトの創出に結実させることを目指します。
本件について、イトーキ代表取締役社長 湊宏司は以下のように述べております。
あらゆるモノがインターネットに繋がるIoTは、さまざまなシチュエーションにおいて多大な貢献をもたらしています。しかし、人々が多くの時間を過ごすオフィス空間における什器のIoT化はまだ発展途上にあります。今回の取組みは、イトーキが生成するオフィス関連データを Google Cloud の上で分析し、これまでにない、より面白く、より社会を豊かにする新たなソリューション・製品を生み出すことを意図しています。当社のミッションである『明日の「働く」を、デザインする。』をDXによってドライブしていきます。ご期待ください。
本件について、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上席執行役員 パートナー事業担当 石積 尚幸氏は以下のように述べております。
「オフィスの空間・環境・場づくりにおいて代表的な企業であるイトーキ様において、Google Cloudテクノロジーや人材の交流を通じたデジタル変革をご支援できることを嬉しく思います。イトーキ様だからこそ実現出来る日本発、世界をリードできるソリューションの提供をパートナー様とともに支援させていただきます。」
【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。
コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、ワーカーが"集合して働く"環境づくりのための製品・サービスのほか、在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの"分散して働く"環境を支える商品、さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。
Google Cloud は Google LLC の商標です。
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