【イベントレポート】女性の”タブーとされやすい課題”を考え、女性のQOL向上を目指す「Let‘s talk! in TOKYO」トークイベント開催
スプツニ子!、西村宏堂、本田哲也、ひかりんちょが登壇 様々な立場から「生理」について議論し語る
株式会社サンリオエンターテイメント(代表取締役社長:小巻亜矢)は、7月4日(日)、女性のQOL向上を目指す新プロジェクト「Let’s talk!in TOKYO」のトークイベントを実施しました。
今回のトークイベントには、アーティストのスプツニ子 !氏、メイクアップアーティストでもあり僧侶の西村宏堂氏、PRストラテジストの本田哲也氏の参加の他、新たに10代からの絶大な人気を誇るひかりんちょ氏が参加し、「生理」について自由にトークを展開しました。
第一部では「 【Let‘s talk! #1】小学生・中学生・高校/大学生スピーチコンテスト」および「【Let’s talk! #2】生理にまつわる新しい選択肢について」を実施。小学生・中学生・高校生・大学生・専門学校生を対象としたスピーチコンテストを開催したほか、fermata株式会社 CCO 中村寛子氏、スプツニ子!氏、ひかりんちょ氏が登壇しトークセッションを行いました。
第二部では、 「【Let‘s talk! #3】様々な立場から生理について考える」にてMOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏、PRストラテジストの本田哲也氏、メイクアップアーティストであり僧侶の西村宏堂氏、MOTHERS編集部 特別顧問兼サマンサタバサジャパンリミテッド非常勤取締役兼オイシックス・ラ・大地株式会社スペシャルプランナーである世永亜実氏が登壇したほか、「 【Let’s talk! #4】世界の「生理」についての考え方」では、国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長 佐藤摩利子氏、スプツニ子!氏、西村宏堂氏が登壇し、生理について自由に意見を交わしました。
スプツニ子!氏は「フェムテックが進み、女性が快適に過ごすための選択肢も増えてきている。これまでの当たり前をアンロックして考えてみてほしいです。」と話しました。
これを受け、10代から支持を集めるひかりんちょ氏は「生理って、しんどくて我慢しなければならないものだと思っていましたが、そんなことないのかもしれないと思いました。」とトークの感想を語りました。
中村寛子氏は、「若い世代は、フェムテック専門ストアの店頭にもお母さんやお父さんを連れてくるなど、オープンな方が多い。若い世代には恐れずどんどん自分の姿勢を発信してほしいです。」と、これからの選択肢や生理の捉え方について、明るく話しました。
本田哲也氏は、「世界的にも、生理をタブー視しないようにする動きや取り組みは増えてきていると感じています。周りをどんどん巻き込んでいくことが近道だと思います。」と語ったほか、西村宏堂氏は「実は先日、ナプキンを着けて寝てみたんです。初めてナプキンに触れることに戸惑いもありましたが、自分自身が体験することにより、他の人の気持ちをさらに理解できると感じます。」と意見を述べました。
また、生理のみならず、同性愛などセンシティブなテーマにも言及。これらのテーマについて、世永亜実氏は「話さないことで、余計にタブーのように扱われることがある。一歩だけでも歩みよることが希望に変わると思います。何事もオープンにする、という機会が増えるだけで、変えていくことができると思う。」と自身の考えを述べたほか、 MOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏は「難しいことを難しく話すのではなく、分かりやすい言葉で伝えることが、お互いを分かりあうためにとても大切なことだと思います。」と語りました。
佐藤摩利子氏は、世界での生理の受け止められ方について、自身の立場や経験から「貧困が原因で生理用品が買えない女性も多くいるし、生理中の女性は『隔離部屋』で過ごさなければならない文化の国もあります。様々な問題を乗り越えるには、対話することが不可欠です。」と話し、会場からは驚きの声が上がりました。
また、西村宏堂氏は、生理の貧困について自身が考えたことについて言及。 「貧しい国に暮らす女性がさらに生理用品を手に入れられるようになれば、皆がより平等に活躍できる機会が増えるはずだと思います。」と話しました。最後に、スプツニ子!氏が「生活をよくしたい、という気持ちからイノベーションが起きることが多い。『生理や出産の痛みや辛さと、より快適に向き合いたい』と思う気持ちを、もっと応援したいと思います」と話しました。
エンディングでは、MOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏や中村寛子氏、佐藤摩利子氏が登場。トークイベントでのお互いの意見や考え方について振り返りました。またイベント最後には、小巻亜矢より、今後のLet‘s talk!についてロシアにバトンが渡されることを発表され、イベントが締めくられました。
★Let’s talk! in TOKYO 7月4日イベントアーカイブ動画
本イベントのアーカイブ動画をサンリオピューロランド公式YouTubeにて公開いたします。
https://www.youtube.com/c/SANRIOPUROLANDCHANNEL
★Hello smile×MOTHERS編集部 共同 絵本制作プロジェクト
年代・性別を問わず「自分の体について」を知るきっかけとして立ち上がったプロジェクト。
クラウドファンディング企画を通して、賛同いただく応援者の皆さまとともに、絵本を届けます。
※なお、絵本は一般発売はせず、クラウドファンディングにご参加いただいた方へリターンとしてお届けいたします。
クラウドファンディング URL:https://readyfor.jp/projects/hellosmile
「Let‘s talk! in TOKYO」では、初潮、生理痛、生理用品、子宮頸がん、Femtechなど、女性にまつわる話題の中で、「生理」をテーマとした“タブーとされやすい課題”について対話を広げ、女性たちのQOL向上、エンパワーメントに貢献します。
オンライントークイベントの他、TwitterやPodcastを通して様々な課題を発信・収集し、各企業様と協力しながら、女性が自身の身体と向き合うきっかけとなるような、様々な活動を行ってまいります。
イベントサイト:https://letstalk.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/letstalktokyo21
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=IIQLNL6y4cs
<「Let‘s talk! in TOKYO」メンバー>
主催 :株式会社サンリオエンターテイメント Hellosmile
共催 :fermata株式会社/国連人口基金(UNFPA)東京事務所/MOTHERS編集部
<Let’s talk! の歩み>
2018年 UNFPAとナタリア・ヴォディアノヴァがトルコ、アンタルヤにてスタート
2019年 ナイロビにて開催
2021年 Let’sTalk! in TOKYO 開催 テーマ:「生理」
<Let’s talk! in TOKYOで取り扱うテーマ例>
初潮、生理痛、生理用品、ホルモンの影響、妊娠、出産、閉経、更年期、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がん、生理に関するハラスメント・虐待、生理(からだ)の教育、Femtech
今回のトークイベントには、アーティストのスプツニ子 !氏、メイクアップアーティストでもあり僧侶の西村宏堂氏、PRストラテジストの本田哲也氏の参加の他、新たに10代からの絶大な人気を誇るひかりんちょ氏が参加し、「生理」について自由にトークを展開しました。
オープニングでは、サンリオエンターテイメント社長兼サンリオピューロランド館長・小巻亜矢より挨拶の後、国連人口基金(UNFPA)の親善大使であるナタリア・ヴォディアノヴァ氏より届いた、Let’s talk!の取り組みへの応援の言葉を添えたメッセージムービーが流されたほか、 Let’s talk!in TOKYOを主催するHello Smileと、MOTHERS編集部の共同プロジェクトとして立ち上げる絵本制作プロジェクトについて発表されました。
第一部では「 【Let‘s talk! #1】小学生・中学生・高校/大学生スピーチコンテスト」および「【Let’s talk! #2】生理にまつわる新しい選択肢について」を実施。小学生・中学生・高校生・大学生・専門学校生を対象としたスピーチコンテストを開催したほか、fermata株式会社 CCO 中村寛子氏、スプツニ子!氏、ひかりんちょ氏が登壇しトークセッションを行いました。
第二部では、 「【Let‘s talk! #3】様々な立場から生理について考える」にてMOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏、PRストラテジストの本田哲也氏、メイクアップアーティストであり僧侶の西村宏堂氏、MOTHERS編集部 特別顧問兼サマンサタバサジャパンリミテッド非常勤取締役兼オイシックス・ラ・大地株式会社スペシャルプランナーである世永亜実氏が登壇したほか、「 【Let’s talk! #4】世界の「生理」についての考え方」では、国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長 佐藤摩利子氏、スプツニ子!氏、西村宏堂氏が登壇し、生理について自由に意見を交わしました。
- 第一部 【Let's talk! #1】小学生・中学生・高校/大学生スピーチコンテスト
まずはじめに、小学生・中学生・高校生・大学生・専門学校生を対象としたスピーチコンテストの結果が発表されました。中学生の部では大妻多摩中学校・前田彩花さん、飯島佑希さん、曽根雅織さんが特別賞を、山脇学園中学校・赤坂珠由香(あかさかみゆか)さんがピューロランド賞を受賞。高校生・大学生・専門学校生の部では、玉川大学・小林宏奈さんが特別賞を、中央大学・今福えなさんがピューロランド賞を受賞しました。また、中学生の部でLet's talk!賞を受賞した青山学院中等部・座間耀永(ざまあきの)さん、高校・大学・専門学生の部でLet's talk!賞を受賞したUnited World College Red Cross Nordic・名淵結乃(なぶちゆいの)さんは、壇上でスピーチを発表。タブーとされやすい生理をテーマに、様々な気付きや問題提起、新たな提案を盛り込んだスピーチに、会場からは大きな拍手が上がりました。受賞者には、審査員とハローキティより、賞状が贈られました。
- 第一部 【Let's talk! #2】生理にまつわる新しい選択肢について
フェムテックの第一人者であるfermata株式会社CCO・中村寛子氏やスプツニ子 !氏、ひかりんちょ氏をトークゲストに迎え、「生理にまつわる新しい選択肢について」をテーマにトークを展開。
スプツニ子!氏は「フェムテックが進み、女性が快適に過ごすための選択肢も増えてきている。これまでの当たり前をアンロックして考えてみてほしいです。」と話しました。
これを受け、10代から支持を集めるひかりんちょ氏は「生理って、しんどくて我慢しなければならないものだと思っていましたが、そんなことないのかもしれないと思いました。」とトークの感想を語りました。
中村寛子氏は、「若い世代は、フェムテック専門ストアの店頭にもお母さんやお父さんを連れてくるなど、オープンな方が多い。若い世代には恐れずどんどん自分の姿勢を発信してほしいです。」と、これからの選択肢や生理の捉え方について、明るく話しました。
- 第二部 【Let's talk! #3】様々な立場から生理について考える
第二部では、「様々な立場から生理について考える」をテーマに、PRストラテジストの本田哲也氏、メイクアップアーティストでもあり僧侶の西村宏堂氏をはじめ4名のゲストが自由に議論を交わしました。
本田哲也氏は、「世界的にも、生理をタブー視しないようにする動きや取り組みは増えてきていると感じています。周りをどんどん巻き込んでいくことが近道だと思います。」と語ったほか、西村宏堂氏は「実は先日、ナプキンを着けて寝てみたんです。初めてナプキンに触れることに戸惑いもありましたが、自分自身が体験することにより、他の人の気持ちをさらに理解できると感じます。」と意見を述べました。
また、生理のみならず、同性愛などセンシティブなテーマにも言及。これらのテーマについて、世永亜実氏は「話さないことで、余計にタブーのように扱われることがある。一歩だけでも歩みよることが希望に変わると思います。何事もオープンにする、という機会が増えるだけで、変えていくことができると思う。」と自身の考えを述べたほか、 MOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏は「難しいことを難しく話すのではなく、分かりやすい言葉で伝えることが、お互いを分かりあうためにとても大切なことだと思います。」と語りました。
- 第二部 【Let's talk! #4】世界の「生理」についての考え方
その後、国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長 佐藤摩利子氏やスプツニ子!氏、西村宏堂氏が登場。 「世界の『生理』についての考え方」をテーマに意見を交わしました。
佐藤摩利子氏は、世界での生理の受け止められ方について、自身の立場や経験から「貧困が原因で生理用品が買えない女性も多くいるし、生理中の女性は『隔離部屋』で過ごさなければならない文化の国もあります。様々な問題を乗り越えるには、対話することが不可欠です。」と話し、会場からは驚きの声が上がりました。
また、西村宏堂氏は、生理の貧困について自身が考えたことについて言及。 「貧しい国に暮らす女性がさらに生理用品を手に入れられるようになれば、皆がより平等に活躍できる機会が増えるはずだと思います。」と話しました。最後に、スプツニ子!氏が「生活をよくしたい、という気持ちからイノベーションが起きることが多い。『生理や出産の痛みや辛さと、より快適に向き合いたい』と思う気持ちを、もっと応援したいと思います」と話しました。
エンディングでは、MOTHERS編集部 編集長 小脇美里氏や中村寛子氏、佐藤摩利子氏が登場。トークイベントでのお互いの意見や考え方について振り返りました。またイベント最後には、小巻亜矢より、今後のLet‘s talk!についてロシアにバトンが渡されることを発表され、イベントが締めくられました。
★Let’s talk! in TOKYO 7月4日イベントアーカイブ動画
本イベントのアーカイブ動画をサンリオピューロランド公式YouTubeにて公開いたします。
https://www.youtube.com/c/SANRIOPUROLANDCHANNEL
★Hello smile×MOTHERS編集部 共同 絵本制作プロジェクト
年代・性別を問わず「自分の体について」を知るきっかけとして立ち上がったプロジェクト。
クラウドファンディング企画を通して、賛同いただく応援者の皆さまとともに、絵本を届けます。
※なお、絵本は一般発売はせず、クラウドファンディングにご参加いただいた方へリターンとしてお届けいたします。
クラウドファンディング URL:https://readyfor.jp/projects/hellosmile
- 「Let‘s talk! in TOKYO」について
「Let‘s talk !」は、女性にまつわる話題の中で、「タブー」とされやすい課題について、オンライン、オフラインで国内外の声を集め、対話が広がることを通して、女性たちのQOL向上、エンパワーメントに貢献するムーブメントです。女性の健康に関連する様々なタブーや偏見を乗り越え、オープンに語り合い、具体的なアクションにつなげる対話型のプラットフォームとして、世界的スーパーモデル、ナタリア・ヴォディアノヴァ氏と国連人口基金(UNFPA)が協力し、このムーブメントは世界中で展開されています。
「Let‘s talk! in TOKYO」では、初潮、生理痛、生理用品、子宮頸がん、Femtechなど、女性にまつわる話題の中で、「生理」をテーマとした“タブーとされやすい課題”について対話を広げ、女性たちのQOL向上、エンパワーメントに貢献します。
オンライントークイベントの他、TwitterやPodcastを通して様々な課題を発信・収集し、各企業様と協力しながら、女性が自身の身体と向き合うきっかけとなるような、様々な活動を行ってまいります。
イベントサイト:https://letstalk.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/letstalktokyo21
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=IIQLNL6y4cs
<「Let‘s talk! in TOKYO」メンバー>
主催 :株式会社サンリオエンターテイメント Hellosmile
共催 :fermata株式会社/国連人口基金(UNFPA)東京事務所/MOTHERS編集部
<Let’s talk! の歩み>
2018年 UNFPAとナタリア・ヴォディアノヴァがトルコ、アンタルヤにてスタート
2019年 ナイロビにて開催
2021年 Let’sTalk! in TOKYO 開催 テーマ:「生理」
<Let’s talk! in TOKYOで取り扱うテーマ例>
初潮、生理痛、生理用品、ホルモンの影響、妊娠、出産、閉経、更年期、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がん、生理に関するハラスメント・虐待、生理(からだ)の教育、Femtech
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