村田製作所とACCESS、幅広い業界のDX化を推進するソリューション開発で協業
- 製造現場向けスマートものづくり支援ツール「JIGlet」を2月19日より提供開始 -
JIGletは、①作業ランプの点灯・消灯を検知する「照度デバイス」、②ボタンを押して数をカウントする「ボタンデバイス」、③任意の作業時に操作して時間を記録する「サイコロデバイス」の3種類のデータ通信SIM内蔵センサーデバイスがあり、指一本で操作可能なデータ収集と可視化用画面、通知用チャットアプリから構成されます。これらを用途により組み合わせて使うことで、ITの知識がない製造現場の担当者でも、簡単に設備や人の状態を記録・蓄積して工程のばらつきやムダをグラフで見える化でき、さまざまな改善活動や課題解決に活用可能です。また、JIGletデバイスを既存設備に後付けできるため、大規模な設備導入・投資が不要で簡単に導入できます。
JIGletの特徴
1.容易な初期設定・デバイス設置
各センサーデバイスはデータ通信SIMを内蔵しモバイル通信網を使用するため、煩雑なゲートウェイ設置や社内無線LANなどのネットワーク設定が不要で、簡単に後付けで設置できます。
2.簡単なデータ収集
プログラミングを必要とせず、指一本で簡単に操作できるユーザインターフェースを用いて、データ収集ができます。
3.簡単なデータ活用収集したデータを時系列・リアルタイムに自動で見える化し、現場ですぐに確認することができます。
JIGletの活用例
製造現場の効率化へ向けた「設備の非稼働要因を把握したい」「作業者別の生産性を把握したい」というニーズに対して、JIGletのサイコロデバイスと専用管理画面を用いることで、簡単にデータ集計・グラフ化ができます。
JIGlet詳細についてはこちら(https://jiglet.access-company.com/products/)
JIGletチャンネル(使い方動画)はこちら(https://www.youtube.com/channel/UCHb2ATjQWD2cD9m3QO4I6fQ)
JIGletが登場する技術記事はこちら(https://article.murata.com/ja-jp/article/problems-and-solutions-at-factory-1)
販売開始日
2021年2月19日
今後の展開
両社は、今後も市場ニーズに対応したソリューション開発に取り組み、製造業に限らず、同様の課題を有する他業界のDX化の推進に貢献していきます。JIGletについては、海外の製造現場へも展開し、また、さまざまなニーズに応えるデバイス・センサーの拡充を図り、継続的な発展を推進していきます。
■株式会社村田製作所について
村田製作所(東証一部:6981)はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
https://www.murata.com/ja-jp
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、家電、自動車、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカーへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESSは、日本およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※JIGletは、株式会社村田製作所の商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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