トライアンフから「イヴァン・セルバンテスが24時間以内にバイクで走った最長距離ギネス世界記録を、TIGER 1200 GT EXPLORERで樹立」のお知らせ
イヴァンはイタリア、ナルドテクニカルセンターのハイスピードリングでTiger 1200 GT Explorerを駆り、24時間で4012kmを走行、これまでの記録3406kmに600km以上の大差をつけました。
この記録は、2023年4月30日にギネスワールドレコーズの審査員によって検証され、最終的に4012.53kmと認定されました。その距離は、ロンドンからエジプト・ギザの大ピラミッドまで24時間で移動するのと同じ距離です!
イヴァンの驚くべき挑戦の全貌はこちらでご覧ください。
https://youtu.be/C9aCd9Zmwbg
■Tiger 1200詳細
https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/adventure/tiger-1200
■プロフィール
イヴァン・セルバンテスは、5回のエンデューロ世界チャンピオン、21回のスペインエンデューロチャンピオン、5回のスペインモトクロスチャンピオン。
2021年7月、イヴァンはトライアンフのオフロードアンバサダーとして就任し、モトクロスおよびエンデューロバイクの次期製品群の開発を支援しています。
イヴァンはトライアンフチームに参加して以来、トライアンフのアドベンチャーバイクに乗り、バハアラゴン、ドゥナス レイド1000、バセラ マキシ トレイルレースで優勝するなど、大きな成功を収めてきたのです。
今回の記録への挑戦に向け、自身のTiger 1200 Rally Proに乗り、集中的にフィジカルトレーニングを行い、さらにバーミンガム大学のアンドリュー・バグショー教授と協力して、栄養と睡眠についても慎重に戦略を練りました。
■車両紹介
今回の挑戦に使用されたTiger 1200 GT Explorerは、英国ヒンクレーにあるトライアンフ工場の生産ラインから無作為に選ばれました。このバイクには特別な改造は施されておらず、挑戦の前に推奨される慣らし運転と初回点検を行ったのみです。
Tiger 1200ファミリーは、究極のアドベンチャーバイクとしてのツーリング性能と、卓越した快適性、そして比類なき個性を実現するために設計されています。記録への挑戦に際し、30リットルの燃料タンクや優れたウインドプロテクションなどは、イヴァンがどんな困難に遭遇しても走り続けるためにとても重要な装備でした。
また、グリップヒーターやシートヒーターは、早朝の寒い時間帯や不意の雨でも快適に運転でき、パワフルなT-Planeトリプルエンジンと先進のエレクトロニクスにより、走行のコントロールが楽にできたのです。
そして高輝度LEDライトはナルドのテスト施設が暗闇になっても、常に優れた視認性をイヴァンに確保しました。
Tiger 1200の優れた性能と信頼性を裏付けるように、今回のバイクへ行ったメンテナンスは、挑戦の途中で計画的に行ったタイヤ交換1回のみです。雨が降り始めて夜が明ける頃には標準装備のMetzeler TOURANCE™ Nextタイヤを交換しました。
■記録について
既存のギネス世界記録のタイトルである3406.17kmは、2017年2月26日にアメリカのカール・リースが達成したもので、24時間の平均時速は141.9kmでした。
イタリアのナルドテクニカルセンターで時速200kmを超えるスピードで走り続けたイヴァンは、24時間のうち残り5時間を余らせた時点で、すでに既存の記録を上回りました。イヴァンは、ただ記録を更新するだけでは飽き足らず、この挑戦の新たな指標として4000kmに照準を合わせていました。
その後の5時間で606kmを走破。つまり、既存の記録とほぼ同じ距離を走行した後に、さらに東京・渋谷 → 神戸や淡路島を超え、鳴門 間に匹敵する距離を走り続けたのです。
この記録達成には、ギネスワールドレコーズの公式審査員が立ち会い、24時間での最終走行距離は4012.53km、平均時速は167.79kmと認定されました。
■記録内容の詳細
・ 挑戦時間: 24時間
・ 総走行距離: 4012.53km
・ 場所: イタリア、ナルドテクニカルセンター、ハイスピードリング
・ 1周の長さ: 12.649km
・ 周回数: 317周
・ 平均走行速度: 200km/h超
・ 24時間の平均速度: 167.79km/h
・ ピットストップの回数: 18回
・ 使用した燃料の量: 520L
・ タイヤ交換の回数: 1回
・ 睡眠時間: 0:00分
■コメント
イヴァン・セルバンテス - 「Tiger 1200 GT Explorerは、今回の挑戦にぴったりのバイクです。長時間のライドでもとても快適でした。一番大変だったのは天候でしたが、雨が降り始めてもこのバイクには大きなスクリーンと、優れたプロテクションが装備されていたので、非常に助かりました。
24時間走り続けるのは決して簡単ではありませんが、この素晴らしいバイクがあったからこそ新記録を達成できました!私にとって特別なバイクです!!」
ニック・ブロアー トライアンフ・モーターサイクルズ CEO - 「Tiger 1200でギネス記録を達成したイヴァンの功績は、まさに驚くべきものです!彼の決意と忍耐により、既存の記録を打ち破っただけでなく、24時間の走行距離を20%近くも伸ばしてくれました。素晴らしい努力であり、トライアンフの全員がサポートできたことを誇りに思います。」
ビクター・フェネス ギネスワールドレコーズ公式審査員 - 「イヴァン・セルバンテス氏が、24時間以内にバイクで最も長い距離を走るギネス世界記録(個人)のタイトルを獲得するという、畏敬の念を抱かせる偉業に立ち会え、本当に謙虚な気持ちになりました。イヴァンの揺るぎない献身とトライアンフのサポートは、ギネスワールドレコーズが大切にしている価値観を体現しています。これは、人間の決意と偉大さの追求という、不屈の精神を示す真の証です」。
■今回の挑戦は、パートナー企業様なしでは成し得ませんでした。
Metzeler
https://www.metzeler.com/en-gb/home
Porsche Engineering
https://www.porscheengineering.com/nardo/en/
BBC Studios
https://www.bbcstudios.com/
Top Gear
https://www.topgear.com/
ギネス世界記録
https://www.guinnessworldrecords.com/
詳しくはトライアンフ公式サイト
https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/adventure/tiger-1200
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トライアンフについて
・1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフモーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和した象徴的なバイクを生産し続けています。
・トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2021年度の生産台数は75,000台*以上、世界に約700のディーラーを展開しています(*自社調べ)。
・この集中力と技術革新、そしてエンジニアリングにかける情熱をもって、魅力的な新型Speed Triple 1200 RRやTiger Sport 660、素晴らしいTiger 900、世界をリードするRocket 3 Rと GT、ハイパフォーマンスが特徴のStreet Triple RS、象徴的なScrambler 1200、大陸横断用のTiger 1200、2021年にアップデートされた伝説的なTriumph Bonnevilleファミリー(Bonneville Bobber、Thruxton RS、Street Twin、Street Scrambler、象徴的なBonneville T120とT100)から、エキサイティングで乗りやすいトライアンフ モーターサイクルズのA2シリーズ*まで、あらゆるライダーのニーズを満たす幅広い種類のバイクを生み出しています(*国内では未展開)。
・トライアンフは現在、世界中で約2,000人の従業員を抱え、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイで系列企業を経営するとともに、独立販売代理店のネットワークを有しています。また、レスターシャー州ヒンクレーおよびタイに製造工場、ブラジルとインドにCKD工場を持っています。
・Triumph Bonnevilleは、トライアンフが米国ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで1956年に速度記録を達成したことを祝って名付けられたことで有名ですが、元々はイギリスのスーパーバイクでした。あっという間に数々のレースで優勝するオートバイになり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性により、過去の有名なモーターサイクリストたちに選ばれてきました。2021年向けにアップデートされ、パフォーマンス、機能、スタイルがさらに向上したTriumph Bonnevilleですが、新たなBonnevilleファミリーを今日正真正銘のモダンクラシックバイクたるものにしているのが、ライダー志向の技術と組み合わさったまさにそのハンドリング、個性、象徴的な外観なのです。
・トライアンフは、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野に参戦し、数々の勝利を獲得するという輝かしいレースの歴史を有しています。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代にはヨーロッパやアメリカで開催されたロードレースやトラックレースで勝利を独占し、最近のレースとしては、トライアンフの675cc 3気筒エンジンによる2014年のデイトナ200で勝利、2014年マン島スーパースポーツTTで勝利、2014年と2015年のイギリススーパースポーツで複数のタイトル獲得とワールドスーパースポーツレーシングで勝利し、そして2019年には、ピーター・ヒックマンが乗車したマン島スーパースポーツTTでの優勝など、現代のレースでの活躍にまで至っています。
・2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2™世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給しており、このエンジンはクラスをリードするStreet Triple RSエンジンをベースにしています。初年度にはこのクラスを再定義しながら、Moto2™ マシン初の300kmhオーバーの最高速度達成を含め、次々と記録を塗り替え、2020年シーズンは記録更新がさらに高速化され、15回のレースから、前代未聞の11個のラップレコードと7人の異なる優勝者が生まれました。
・トライアンフのレース活動はさらに強化され、2021年にはブリティッシュスーパーバイクのパドックに戻り、ファクトリーサポートのレースチーム、ダイナボルト・トライアンフとしてブリティッシュスーパースポーツ選手権に参戦しました。
・2021年、トライアンフはモトクロスとエンデューロの両方のシリーズで最高峰の選手権レースに取り組むことを約束し、モトクロスとエンデューロの世界への参入と新しいファクトリーレースの取り組みを発表しました。
・2022年、トライアンフは、このスポーツで最も経験豊富で成功したチームオーナーの一人であるティエリー・チザット=スゾーニとのパートナーシップを明らかにし、トライアンフの新型250cc 4ストロークMXバイク2台を2024年のMX2クラスに投入、2025年には450cc MXGPクラスへの参戦を追加する予定です
・トライアンフは、2024年のスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップ(モンスターエナジースーパークロスワールドチャンピオンシップとプロモトクロスチャンピオンシップからなり、シーズン終了後にスーパーモトクロスラウンドが3戦行われる)に新型トライアンフ250cc 4ストロークMXバイクで参戦することを、チーム代表ボビー・ヒューイットとチームマネージャーのスティーブン「スクーバ」ウエストフォールと発表しました。
・2025年シーズンには、トライアンフの新しい450ccバイクがスーパーモトクロス世界選手権に追加参戦する予定です。
お客様お問合せ先
トライアンフコール:TEL 03-6809-5233
トライアンフ WEBSITE:http://www.triumphmotorcycles.jp/
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