【前編】20代はこう選ぶ！飲食店選びの決め手と情報源を徹底分析(SEO会社ランクエスト調べ)

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO対策支援実績4300社のランクエストが20代飲食店選びの決め手と情報源を調査。SEO対策のヒントも

株式会社eclore

2025年10月16日 14時50分

近年、飲食店の選び方は大きく変化しています。
口コミサイトや地図アプリ、SNSだけでなく、動画コンテンツや予約サービスなど、情報源は多様化し、店舗選びの基準や探し方はますます複雑になりました。

では、SNSや口コミを通じて外食情報に敏感な20代は、どんな情報を信頼し、どんな基準でお店を選んでいるのでしょうか？

そこで、SEO対策支援実績4,300社を誇るランクエスト（https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ ）は、20代男女100名を対象にアンケートを実施しました。飲食店を探す際の情報源やサービスの利用傾向、来店の決め手、検索方法の特徴までを多角的に分析し、20代の外食行動を可視化しています。

本調査で得られた知見が、20代の外食シーンにおける意思決定の理解を深め、今後のマーケティング施策やSEO対策を含む情報発信のヒントとなれば幸いです。

◆ 調査1：日常の外食でよく使う情報源

◆ 調査2：日常の外食でよく使うグルメサイト

◆ 調査3：記念日・お祝い・接待でよく使う情報源

◆ 調査4：記念日・お祝い・接待でよく使うグルメサイト

◆ 調査5：来店を決める"決め手"として重視していること

◆ 調査6：よく利用している検索・発見の方法は？

◆ まとめ：20代選択行動『即発見→即比較→体験で納得』三段階モデルとSEO対策

※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▶ 後編はこちら

1．日常の外食（記念日・接待除く）で、よく使う情報源を選んでください。（複数回答可：注1）

注1：本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、日常の外食でよく使う情報源をより明確に把握できるようにしています。

「該当シーンがない」以外で、最も多かったのは「検索結果ページ（Google/Yahoo!など）」で20.0％（20人）でした。シンプルに情報が得られる利便性から、外食時にもよく使われていることがうかがえます。
次いで「Googleマップ」が18.0％（18人）と高く、場所の確認と口コミを同時にチェックできる点が支持されていると考えられます。
また、「SNS（Instagram/TikTok/X等）」も17.0％（17人）で、写真や動画を通じた直感的な判断が若年層に定着している様子が見られます。
続いて「グルメサイト（食べログ・ぐるなび等）」が15.0％（15人）で、依然として信頼できる評価軸として利用されているようです。
一方で「YouTube（レビュー動画・食レポ等）」は7.0％（7人）、「比較・まとめサイト」は5.0％（5人）、「友人・家族の口コミ」は4.0％（4人）と割合が低く、手軽さよりも時間や信頼のバランスが影響していると考えられます。
「公式サイト・公式アプリ」は1.0％（1人）と最下位で、能動的に探しにいくケースはごくわずかでした。

2．日常の外食（記念日・接待除く）で、よく使うグルメサイトをお選びください。※Q1で「グルメサイト」と回答した人が対象（複数回答可：注2）

注2：本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、日常の外食でよく使うグルメサイトをより明確に把握できるようにしています。

最も多かったのは「食べログ」で73.3％（11人）でした。口コミの圧倒的な件数と信頼感から、若年層においても“まずチェックする定番サイト”として根付いている様子が見て取れます。
次いで「ホットペッパーグルメ」が60.0％（9人）で、特に予約や割引クーポンをセットで活用できる点が支持の理由と考えられ、コスト意識の高い20代ならではの傾向が感じられます。
「ぐるなび」は20.0％（3人）で続き、企業系の宴会や大人数利用に適した情報が評価されていると推測されます。
一方で「Retty」は6.7％（1人）と少数派にとどまり、実名制の信頼感よりも“使いやすさや即効性”が重視されていることがうかがえます。
「一休.comレストラン」「OZmall」「ヒトサラ」は0％（0人）となり、記念日や高級志向よりも日常的で気軽に使えるサービスが求められている点が特徴的です。

3．記念日・お祝い・接待で、よく使う情報源を選んでください。（複数回答可：注3）

注3：本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、記念日・お祝い・接待で、よく使う情報源をより明確に把握できるようにしています。

「該当シーンがない」以外で、最も多かったのは「SNS（Instagram/TikTok/X等）」で16.0％（16人）でした。記念日や接待といった特別なシーンでは、写真や動画を通じて雰囲気を直感的に確認できるSNSが重視されることがうかがえます。
次いで「Googleマップ」と「検索結果ページ（Google/Yahoo!など）」がいずれも13.0％（13人）で並び、位置情報や幅広い選択肢を得る手段として安定的に利用されていると考えられます。
「グルメサイト（食べログ・ぐるなび等）」は11.0％（11人）で続き、信頼性の高いレビューやランキングがやや特別な場面でも役立てられていることが見て取れます。
その一方で「比較・まとめサイト」は6.0％（6人）、「友人・家族の口コミ」と「公式サイト・公式アプリ」は4.0％（4人）と少数にとどまり、特に「YouTube（レビュー動画等）」は3.0％（3人）でほとんど使われていません。
最後に「該当シーンがない」が50.0％（50人）と半数を占めており、記念日や接待といった特別な外食シーン自体が少ない層が多いことが浮き彫りになりました。