公益社団法人日本都市計画学会の 2023年度計画設計賞を受賞
一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹)ならびに、渋谷区、渋谷駅中心地区まちづくり調整会議、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント、一般社団法人渋谷再開発協会は、公益社団法人日本都市計画学会より、2023年度日本都市計画学会 学会賞 計画設計賞を受賞しました。
区 分 : 計画設計賞
題 目 : 渋谷駅周辺都市再生におけるエリア全体の都市デザイン調整の仕組みと渋谷らしさを強調した新たな価値を生む都市空間マネジメントの実現
受賞者 : 渋谷区、渋谷駅中心地区まちづくり調整会議、一般社団法人渋谷未来デザイン、
一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント、一般社団法人渋谷再開発協会
受賞理由:ここ10年ほど、渋谷駅周辺は、再開発事業を通じて、次々に新たな公共施設や超高層ビルが竣工し、多くの来訪者を惹きつけている。授賞対象は、渋谷駅周辺エリアにおける「都市デザイン機能と都市空間エリアマネジメントを連続的に行う制度、体制、仕組みを連携的に整えた」取組みである。
縦動線のアーバンコア、地下と地上の立体性だけでなく、渋谷特有の谷地地形を水平につなぐ「スカイウェイ」といった渋谷駅周辺空間への特徴的な都市デザインに加えて、複数の鉄道事業者、大型商業施設の事業・運営者、地元地域自治組織,地元商店街組織、行政が連携した「サインプロジェクト」や、渋谷エリアとしての産業増進を企図した「ソーシャルイノベーションウィーク」のエリマネジメントとしての活動など、多様で複雑な主体の連携による都市デザインとエリアマネジメントに取り組まれてきた。この功績は、日本都市計画学会計画設計賞に相応しいと判断した。
(公益社団法人日本都市計画学会ホームページより抜粋:https://www.cpij.or.jp/com/prize/award/list.html
(参考)
・計画設計賞の受賞対象
都市計画に関する計画、設計、事業などに関する近年(概ね過去3年以内)の作品で、
都市計画の進歩、発展に顕著な貢献をしたものを対象とする。
・受賞作品一覧はこちら
https://www.cpij.or.jp/com/prize/award/list.html
受賞にあたってのコメント
一般社団法人渋谷未来デザイン 設立時理事/初代事務局長 須藤憲郎
渋谷区が中心となり、永年にわたり進めてきた産官学民連携によるまちづくりの実績と継続性が評価されたものと捉えており、渋谷区長期基本計画を機に2018年に設立された弊社が受賞者の一員に名を連ねたことに誇りを持って受け止めております。今回5者の受賞となりましたが、このことは多くの関係者の皆様、特に地域の皆様のご理解があってこそ、渋谷らしさを強化し続ける仕組みが続くものであり、改めて皆様に感謝申し上げます。
これまで、制度設計から調整会議によるエリア全体の都市デザイン、エリマネ団体の立ち上げ、そして弊社は、ソーシャルイノベーションウイークに代表される新たな文化価値を産む活動など連携してきました。
今後は、今回の栄誉を励みに、都市再⽣により拡⼤する公共的空間及び再編・更新する都市機能において、渋⾕の多様な個性・価値観を原動⼒に新しいカルチャーの創発等都市空間マネジメントの可能性を拡張して行きたいと考えます。
結に、ご推薦いただいた 株式会社日建設計 都市・社会基盤部門 都市基盤計画グループ西田 康隆様に感謝申し上げます。
<一般社団法人渋谷未来デザインについて>
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
一般社団法人渋谷未来デザイン https://fds.or.jp/
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