地域で若者起業支援を担う5団体が決定。ETIC.と北海道エンブリッジ、休眠預金を活用し日本全国で若者が起業という選択肢にアクセスできる環境創出に挑む。
日本全国に若者起業支援のカルチャーを生み出すべく、採択5団体に加え、資金分配団体も含めた7団体・7地域によるネットワーク創出へ向け始動。
NPO法人ETIC.(エティック、所在地:東京都渋谷区)とNPO法人北海道エンブリッジ(北海道エンブリッジ、所在地:北海道札幌市)は休眠預金等活用を活用した事業において、全国の地域で若者の起業を支えるエコシステム構築を担う5団体を採択いたしました。
【公募特設サイト】https://entre.ecosystem.etic.or.jp/kyumin
【公募開始プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000275.000012113.html
【公募期間】2026年1月31日(土)-2026年3月2日(月)

事業の背景
特定非営利活動法人エティックは、特定非営利活動法人北海道エンブリッジとコンソーシアムを形成し、休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として採択されました。(指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構、東京都千代田区)
近年、全国の高校・大学において探究学習やアントレプレナーシップ教育が広がり、若者が自ら関心を持ったテーマに取り組み、課題を設定し、行動する機会は着実に増えています。
しかし、行動を起こしたい、挑戦したい若者がいるにも関わらず、身近なロールモデルや支援機会・人材の不足により、挑戦やその背景となる想いを育んでいくことができない状況が、特に首都圏以外の地域において多く存在していると考えます。
本事業では、地域に根差した若者支援を行う実行団体と共に、単なる座学・理論の習得に留まらず、試行や検証を通じて売上を立てる経験を積むことができるプログラムを展開していきます。不確実な時代を生き抜く「個」の力を磨き上げながら、地域に新たな価値を実装する次世代リーダーを輩出していきます。
この取り組みそのものが地域のハブ機能となり、散在する人・資源・機会を有機的に結びつけるネットワークとして発展していくことを目指します。若者の挑戦を一時的なイベントで終わらせることなく、継続的に生まれ、育ち、また次の世代へと経験が引き継がれていく「持続可能な循環(エコシステム)」を地域社会、そして日本全国に定着させていきます。
各地域で若者起業支援を担う5団体を採択
2026年1月31日(土)から3月2日(月)にて行った実行団体公募では、全国から30件以上の申請をいただき、厳正な審査を経て、以下の5団体を採択いたしました。
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SENDAI SOCIAL INNOVATION HUBコンソーシアム(INTILAQ、エンスペース、ワカツクのコンソーシアム)(宮城県・仙台市)
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株式会社ガクトラボ(石川県・金沢市)
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松本平アントレ教育コンソーシアム(一般社団法人エヌイチとNPO法人MEGURUのコンソーシアム)(長野県・塩尻市、松本市)
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瀬戸内と株式会社(岡山県・岡山市)
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ムーンベース合同会社(福岡県・糸島市、福岡市)
採択5団体に加え、資金分配団体であるETIC.(東京都・渋谷区)と北海道エンブリッジ(北海道・札幌市)も加えた7団体によるネットワークを活用し、アントレプレナーシップを発揮した挑戦が継続的に生まれ、育っていく「持続可能な循環(エコシステム)」を地域社会、そして日本全国に定着させていきます。

採択団体プロフィール・採択を受けてのメッセージ
■ SENDAI SOCIAL INNOVATION HUBコンソーシアム(一般社団法人IMPACT Foundation Japan、エンスペース株式会社、一般社団法人ワカツクのコンソーシアム)
(宮城県・仙台市)



<プロフィール>
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一般社団法人IMPACT Foundation Japan
一般社団法人IMPACT Foundation Japan(INTILAQ東北イノベーションセンター)は、東北から社会を変える起業家を生み出すことを目指す団体です。2013年のカタールフレンド基金支援を契機に活動を開始。社会課題先進地・東北において、課題解決に挑む人々の育成・支援事業を展開してきました。2016年に仙台市若林区にINTILAQ東北イノベーションセンターを開設。社会起業家の発掘・育成・成長支援を三本柱に推進し、これまでに100者超の社会起業家を輩出しています。
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エンスペース株式会社
エンスペース株式会社は「多様な“en”のHUBとなり、挑戦できる環境をつくる。」をミッションに掲げ、仙台市のコワーキングスペース「enspace」を拠点として、若者・学生・地域企業・支援者をつなぐコミュニティ形成や挑戦支援に取り組んでいます。学生インターン主体の運営体制を活かし、これまで学生向けの実践型インターンシップ、イベント企画、キャリア形成支援、地域企業との共創プロジェクト等を展開してきました。また、地域企業・自治体・教育機関との連携を通じて、若者が地域で挑戦し続けられる環境づくりを推進しています。コワーキング・イベントスペース運営に加え、年間を通じたコミュニティ形成や起業・事業づくり支援にも取り組み、「挑戦が集まり、育ち、つながる」東北のエコシステム形成を目指しています。
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一般社団法人ワカツク
一般社団法人ワカツクは、2011年の設立以来、仙台市を拠点に東北の若者の挑戦と成長を支えてきた団体です。地域企業やNPOの課題解決に若者が挑む「長期実践型インターンシップ」のコーディネートなどを通じ、これまでに1万人以上の若者と地域とのマッチングを実現。さらに40人以上の起業家を輩出するなどの支援実績があります。「若者が自ら挑戦し成長できる社会」を目指し、次世代育成の生態系を構築しています。
<Webサイト>
https://sendai-challengebase.jp/
※コンソーシアム
<メッセージ>
私たちは震災以降、東北で起業・若者支援を重ねてきました。震災15年を迎え課題が複雑化する中、地域の未来を特定の誰かではなく「私自身」が当事者として創っていく──。そんな若者を応援すると共に、失敗を受容する地域システムを構築することこそが、自律的な地域社会を創ると確信しています。「微力だけど無力ではない」を胸に、仙台の若者たちが社会変革の炎を灯す歩みを全力で後押しします。
一般社団法人IMPACT Foundation Japan 代表理事 竹川 隆司
■ 株式会社ガクトラボ(石川県・金沢市)

<プロフィール>
「学都を耕し、挑戦を育てる。」を掲げ、金沢を拠点に人づくり、組織づくり、まちづくりを行う会社です。若者と地域で新たな価値を生む「学都共創領域」、地域企業の人事変革パートナー「採用活躍支援領域」、子ども若者の起業家教育・キャリア教育を行う「次世代子ども若者領域」の3領域で事業を展開しています。
<Webサイト>
https://gakutolab.co.jp/
<メッセージ>
「やりたいこと」で挑戦できる石川へ。
高大生向け起業支援プログラム『ヤッテミ! SCHOOL』を始動します。地域全体で若者の起業を応援する文化を醸成し、全国の仲間と切磋琢磨しながら、持続可能なエコシステムの構築に挑みます。挑戦する若者に「ヤッテミ!」と応援の掛け声を、どうぞよろしくお願いします。
代表取締役 仁志出 憲聖
■ 松本平アントレ教育コンソーシアム(一般社団法人エヌイチとNPO法人MEGURUのコンソーシアム)
(長野県・塩尻市、松本市)


<プロフィール>
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一般社団法人エヌイチ
一般社団法人エヌイチは、「誰もが輝けるような未来のための、新しい当たり前をつくる」をモットーに、課題も欲求もジブンゴトとして捉えながら、行動する若者を増やし、自らの軸を見つけ自分の生きる道を勇気を持って踏み出す人を増やします。起業家教育プログラム、伴走人材の育成、アントレ教育をベースとした探究学習サポートなど地域での挑戦を後押しする社会基盤づくりを目指して活動しています。
https://n1dojo-shiojiri.studio.site/ -
NPO法人MEGURU
2020年創業。長野県塩尻市で「地域の人事部」をテーマに法人の人的資本経営の推進や個人の多様なキャリア形成を地域ぐるみで支援しています。現在、行政・商工会議所・金融機関・大学の11団体で「塩尻の人事部連携協定」を締結し、その中核団体として地域一体となった人材確保・育成・定着を推進しています。
<メッセージ>
「今ここ、私から、社会を変えよう」をテーマに、主に高校生に向けの起業家教育プログラムを提供してきましたが、変化したのは高校生だけでなく、周りの大学生や大人たちでした。今後は、活動を続け、広げることで生まれるインパクトの測定・改善を通して、全国にも通ずるモデルを松本平からつくっていきたいと思います。
コンソーシアム事業責任者 一般社団法人エヌイチ代表理事 岩井 美咲
■ 瀬戸内と株式会社(岡山県・岡山市)

<プロフィール>
瀬戸内にゆるコングロマリットつくってます!!
<Webサイト>
https://setouchi.vc/
<メッセージ>
ORANGE GAMEs
遊ぶと、変わる。
起業や挑戦に興味のない人も。
ただ遊びに来ただけで、気がつけば変わってる。
Co-CEO 山田 邦明
■ ムーンベース合同会社(福岡県・糸島市、福岡市)

<プロフィール>
「『地域』と『学生』のきっかけづくりを通じて、双方の心のインフラをつくる」というビジョンを掲げ、2018年に創業した会社です。九州大学の伊都キャンパス周辺にカフェスペースやレンタルスペースを構え、学生と地域住民の居場所や活動拠点を運営しています。その傍ら、近年は糸島市の実践型インターンシップ事業を受託(2024-2025年度)するなど中間支援団体としての役割を強化しています。
<Webサイト>
https://mulberry.fun/
<メッセージ>
「イキイキと社会で活躍する若者を増やし続ける」という志を胸に地域にひらかれた学⽣寮(熱風寮)を2017年に開寮し、その後関口と運命的な出会いをし、弊社をつくりました。これまで彼と志実現のため、汗を流し続けています。本事業はまさに追い求めているテーマのど真ん中です。全国の同志、一緒に奔走しましょう!
代表社員 大堂 良太
ネットワーク創出のキックオフとして第1回ギャザリングを開催
全国ネットワーク創出に向けてのキックオフとして、2026年5月19日(火)に第1回ギャザリングを開催しました(東京都・池袋)。


ギャザリングを通し、5団体、そして資金分配団体を含めた共同体として、日本の若者起業支援のカルチャーを創っていく意識を明確にしました。
後半では「若者起業支援に求められる支援者の姿とは?」「持続可能な地域巻き込みの形とは?」などディスカッションを行い、各団体の持っている知見をシェアすると同時に、これから3年間をかけて創り上げていくエコシステムについて解像度を高めていきました。
事業概要
特定非営利活動法人エティックは、特定非営利活動法人北海道エンブリッジとコンソーシアムを形成し、休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として採択されました。(指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構、東京都千代田区)
各団体に対して3年間の助成金提供及び個別伴走支援を行い、日本全国の地域で若者が起業という選択肢にアクセスできるよう環境を構築していきます。
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助成金額:1団体あたり最大2,700万円(3年間の総額)
※別途評価関連費として、助成金額の+5%の予算計上が可能
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助成期間:2026年5月~2029年2月末
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伴走支援内容:
・起業支援コーディネーターの採用・育成支援
・全国ネットワークとの接続・コーディネート
・採択団体同士のネットワーキング
・プログラム運営・参加学生募集に向けた助言・ノウハウ共有
※実行団体の状況に応じて支援内容が異なる場合があります。
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採択団体に期待する活動:
①若者の想いを起点に、実際に売上をつくる起業支援プログラムを実施
座学や模擬体験にとどまらず、自身の興味や関心を起点に、想いをカタチにし、小さくとも実際に売上をつくるまでをサポートする実践的な起業支援プログラムを行っていただきます。(3年後の成果イメージ:参加者累計45名、売上達成25名、うち起業5名)
規定されたパッケージを実施いただくわけではありません。実行団体の皆さんの想いや地域の特色・現状にマッチしたプログラムを、3年間ブラッシュアップしていきます。
若者たちが自らの想いを売上にする経験を積むことで、地域の中で起業的挑戦が身近な選択肢として広がっていく環境を目指します。
②挑戦する若者を支える地域エコシステムの構築
1)起業を支える「コーディネーター」の育成
何か挑戦したいと思った時に適切な情報を届け、壁や課題にぶつかった時相談できる。そんな、若者の挑戦を支える「コーディネーター」の存在が不可欠だと考えています。本事業を通じ、地域にコーディネーターをふやしていく取り組みを行います。
2)起業を支える「事業パートナー」の醸成
起業支援プログラムの持続的発展を目指し、協業や支援を担う事業パートナーの醸成も目指していきます。協賛や資源提供の枠を超えて共に取り組む事業者、自治体、学校などとの連携を深め、地域全体で若者を支えていく文化とエコシステムを構築していきます。
③一地域に閉じない起業支援の全国ネットワークを共創
地域の中に閉じた取り組みでは、若者にとっても支援者にとっても、同じ目線に立って高め合い、支え合い、切磋琢磨できる存在が少なくなりやすいと考えています。
本事業を通じ、全国で若者の挑戦を後押しするネットワークの構築や、団体間のノウハウ共有・連携を通じ、日本全国に起業的挑戦の文化と土台を共創していきます。
本事業終了後は他地域での展開や全国横断での取り組みも構想しています。実行団体の皆さんには、共にネットワークの在り方や構想を描くところからのコミットを期待します。
実施体制・資金分配団体よりメッセージ
■ 特定非営利活動法人ETIC.(エティック)

<プロフィール>
Move Forward. ETIC.
行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「あたらしい社会」をつくる。
1993年創業、2000年にNPO法人化、2017年に認定NPO法人取得。起業家育成、企業や自治体などの異なるセクター間の共創コーディネート、コーディネーター育成に取り組んでいます。手がけてきた実践型インターンシップや起業⽀援プログラムに約19,000名が参加し、約2,200名が起業しました。
<Webサイト>
https://etic.or.jp/
<メッセージ>
全国各地で、自分の関心や違和感を起点に、何かに挑戦したい、社会や地域に新しい価値を生み出したいと考える若者たちが増え始めています。一方で、想いはあっても、経験やつながりはまだ十分ではありません。だからこそ、身近に相談できる伴走者やロールモデル、挑戦を応援する地域の事業者・学校・自治体とのつながりが不可欠です。本事業では、5つの実行団体の皆さんと共に、若者一人ひとりの想いを起点にしながら、実際に価値を生み出し、地域の中で応援される挑戦へと育てていく環境づくりに取り組みます。5つの地域から始まるこの挑戦を、地域を越えて学び合い、支え合う全国のネットワークへと育てていきます。若者の挑戦が特別なものではなく、どの地域でも自然に応援される社会を、皆さんと共につくっていきたいと思います。
事業本部シニアコーディネーター(本事業事業責任者) 佐々木 健介
■ 特定非営利活動法人北海道エンブリッジ

<プロフィール>
北海道エンブリッジは、「10年後の社会に必要とされる仕組み」をつくる次世代の起業家型リーダー輩出、地域の課題を解決する取り組みを行うNPO法人です。長期実践型インターンシップを軸に、様々なセクターと連携し、地域全体で若者を育成する仕組みをつくり続けています。
<Webサイト>
<メッセージ>
資金分配団体を含め、全国7地域で横断的な若者向け起業支援がスタートします。都市部でも地方でも、若者が「挑戦したい」と思った時に、地域を問わず一歩を踏み出せる環境と、それを支える仕組みづくりが全国で進み始めています。一方で、持続的に挑戦を支えていくためには、まだまだ仲間やリソース、支援エリアが不足しているのも事実です。この動きを共に広げたい、応援したいという方は、ぜひ地域を問わずお声がけください。日本から若いユニークな起業が次々と生まれる環境を、一緒につくっていきましょう!
代表理事 浜中 裕之
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