ジャパンハートと新日本製薬が、小児がんと向き合う子どもとご家族へハウステンボス旅行をプレゼント

新日本製薬株式会社

2024年5月29日 10時00分

新日本製薬株式会社（本社：福岡市、代表取締役社長CEO：後藤孝洋）は、特定非営利活動法人ジャパンハート（本社：東京都、理事長：吉岡春菜、以下「ジャパンハート」）が主催する「スマイルスマイルプロジェクト」に協賛し、小児がんと向き合う子どもとご家族へ家族旅行をプレゼントしました。8年目の開催となる今回は計6組をハウステンボスへご招待し、医療従事者や当社社員が付き添いながらサポートを行い、笑顔あふれるかけがえのない2日間となりました。

参加したご家族の集合写真

未来への原動力につながることを願い、8年目のご招待企画を開催

【開催背景】

小児がんは、国内だけで年間約2,500名が発症し、副作用の強い治療や長期に及ぶ入院生活により、家族と過ごす時間が十分にとれず不安な気持ちになる子どもたちが多くいます。

当社は、そうした子どもとご家族にかけがえのない時間を過ごしてもらいたいという想いから、医療従事者同行で安心して過ごせる旅行をプレゼントする企画「スマイルスマイルプロジェクト」に協賛を開始。2017年に九州初開催を支援して以来、今回で8年目の開催となりました。また、2024年度新入社員6名もボランティアとして参加し、パーパス『美と健康の「新しい｣で、笑顔あふれる毎日をつくる。』を体現する人財育成の機会としても実施いたしました。

【実施概要】

名　称：スマイルスマイルプロジェクト2024　inハウステンボス

日　程：2024年5月22日（水）～23日（木）

場　所：ハウステンボス（長崎県佐世保市）

参加者：九州在住の18歳以下の小児がん治療中または治療後1年以内の子どもとそのご家族計6組

【実施内容】

・「夢叶える旅行」をテーマに園内散策

・同じ境遇の子を持つご家族が新しいコミュニティを築く交流会

・子どもたちが旅行の思い出を形にするグッズ制作

・ジャパンハート吉岡春菜氏のご講演（新日本製薬新入社員向け）　など

当日は小児科医師と看護師が常駐、ご家族がハウステンボスでやりたいことや楽しみにしていることを当社社員が付き添い、サポートしました。参加したご家族からは、「家族全員が揃って出かけることがなかったので、2日間一緒に遊んで楽しく過ごすことができてうれしかったです。今後も治療を乗り越えながら、家族との時間を大切にしていきたいです。」と、お言葉をいただきました。今後もこの活動を継続させ、ひとりでも多くの方が幸せや感動に満ちた笑顔あふれる毎日を過ごせるよう取り組んでまいります。

左）園内を散策する子どもと同行したスタッフ　右）思い出グッズをつくる子どもたち

特定非営利活動法人ジャパンハート

2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、途上国で子どもの診療・手術などを無償で実施、大規模自然災害が発生した際は医療チームを派遣。日本国内では離島・へき地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業や小児がんの子どもと家族の外出支援を行っている。

スマイルスマイルプロジェクト

小児がんと向き合う子どもたちとその家族を対象に、医療者から離れることで不安を抱える旅行や外出を楽しむことができるよう、ジャパンハートの医師や看護師が付き添うことでサポートする活動。そこで得た時間が、次の治療への原動力や再発への恐怖を乗り越えるきっかけになると考え、2010年の発足以来、のべ561件の支援を実現している（2024年3月時点）。医療の届かないところに医療を届ける、ジャパンハートの国内事業。