NECソリューションイノベータが参画する「産学官民連携による観光DX〜高山市におけるデータの地産地消〜」の取り組みが、内閣官房主催「冬のDigi田甲子園」で「ベスト8」に入賞しました
NECソリューションイノベータ株式会社(以下、NECソリューションイノベータ)が参画する、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 安田・遠藤・浦田研究室(以下、名古屋大学)および岐阜県高山市(以下、高山市)との連携による「産学官民連携による観光DX〜高山市におけるデータの地産地消〜」の取り組みが、内閣官房主催「冬のDigi田甲子園」で「ベスト8」に入賞しました。
「冬のDigi田甲子園」とは、内閣官房が、デジタルの活用により、地域の個別課題を実際に解決し、住民の暮らしの利便性と豊かさの向上や、地域の産業振興につながる企業や団体の取り組みを表彰するものです。
全国172件の応募に対して有識者による審査とネット投票が行われ、本取り組みは、審査員評価で1位を獲得しました。
今回受賞した取り組みは、令和2年に名古屋大学および高山市、NECソリューションイノベータが産学官連携協定を締結し、観光DXに向け、AIカメラによるデータ収集を行い、市や地元事業者との連携によってデータ分析に基づく施策検討を行う等、“データの地産地消”を実践するものです。
【取り組み概要】
NECソリューションイノベータの人物像分析システム「FieldAnalyst」を活用し、来街者の人数や移動方向に加え、人物の性別・年齢層等をAIによって予測しています。これにより、コロナショックによる観光客の変化を把握し、観光事業者や行政の効率的な意思決定を行うためのデータ分析と活用に向け、来訪者属性(性別・年齢層)に合う観光施策の検討、施策の効果測定を行っています。また、観光アプリによる魅力向上や“おもてなし”支援を行うなど、地域の課題に向き合い、魅力向上に繋がる実証を実施しています。
具体的には、市内14地点にAIカメラを設置し、来訪者数等を約3年間計測する等、多くのデータを蓄積しながら、機器設置の協力要請やワークショップの開催により、地域のデータであることを意識付け、オープンデータとして公開し、地元事業者が活用しています。また、入込客予測の実証実験も実施し、精度向上や一般公開へ向けた検討を行っています。
今後は、他地域でのデータ利活用推進(車両ナンバー認識システムの活用)や商店街でのデータに基づく店舗運営、産学官民連携によるデータ連携基盤の導入や標準仕様への検討に取り組むことで、展開地域の拡大と地域の魅力向上を目指します。
NECソリューションイノベータは本取り組みを通して、住民や訪れる人にとってWell-beingなまちづくりに貢献していきます。
以上
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
<Digi田甲子園ホームページ>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/index.html
<産学官民連携による観光DX~高山市におけるデータの地産地消~>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien_winter/0030.html
<人物像分析システム「FieldAnalyst」>
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/fieldanalyst/fa_01/
<名古屋大学>
https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/award/20230313_i.html
<岐阜県高山市>
https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1005252/1013124.html
<本件のお問い合わせ先>
NECソリューションイノベータ株式会社 東海支社 第三グループ
E-Mail:nes-sc-takayama@nes.jp.nec.com
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