観光消費拡大を支援する電子クーポン 長野県松本市の「まつもとコイン」に「MoneyEasy」が採用

県内在住者とFDAで信州まつもと空港利用の県外からの旅行者に1人1泊2,000円発行。約200店舗で利用可能、スマホとQRコードで簡単決済

株式会社アイリッジ

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が、長野県松本市(市長:臥雲 義尚)が提供する電子クーポン「まつもとコイン」のプラットフォームとして採用されたことを発表します。

  • まつもとコインについて
 「まつもとコイン」は、新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けている市内観光産業の早期回復を目的に松本市が2021年12月1日から開始する「まつもと冬割キャンペーン」の参加者を対象に付与される電子クーポンです。事業費1億2881万円で進められる「まつもと冬割キャンペーン」では、⻑野県在住者およびFDA(フジドリームエアラインズ)で信州まつもと空港を利用する県外からの旅行者を対象に、宿泊代金や旅行代金を割引くとともに、宿泊割引を利用した旅行者に対し、市内の飲食店や観光施設等約200店舗で利用できる「まつもとコイン」を付与します。
※対象者1泊1人当たり2,000円。なお、部屋貸しの場合には、1泊1室あたり2,000円を発行

 対象者は、宿泊施設のチェックイン時にフロントで配布される2,000円額面のポイントカードを、スマートフォンにダウンロードした「まつもとコイン」アプリ(無料)で読み取ることで、「まつもとコイン」に加盟する飲食店や観光施設等での支払いに利用できます。
 
  • 今後の展望
 フィノバレーの「MoneyEasy」はデジタル地域通貨を大規模に展開する国内唯一のプラットフォーム※となっており、アプリ内に複数種類のコインを発行して、コイン単位で使途を限定するなどの運用がしやすい仕組みになっています。先行して「MoneyEasy」を採用する「さるぼぼコイン」(岐阜県飛騨高山地域)、「アクアコイン」(千葉県木更津市)、「MINAコイン」(長崎県南島原市)、「せたがやPay」(東京都世田谷区)、「カケハシコイン」(東京都江東区)、「ぎふ旅コイン」(岐阜県)においても、この仕組みを利用したプレミアム商品券事業や観光消費支援事業など、コロナ禍における経済支援施策が多数実施されています。「まつもとコイン」についても、キャンペーン終了後の継続的な利用を視野に入れ、企画や運用の支援をしてまいります。

※フィノバレー調べ。受け取ったコイン自体をそのまま通貨として支払いに利用でき、転々流通(二次流通)により地域経済を活性化できるものをデジタル地域通貨として集計しています。単純に紙の商品券をデジタル化したもの(一度支払いに利用されたら現金化されて終了)は対象外です
 
  • まつもとコイン概要
■対象者
⻑野県在住者およびFDAで信州まつもと空港を利用する県外からの旅行者のうち、「まつもと冬割キャンペーン」で宿泊割引を利用する方
※FDA利用者についても、原則松本市内参加事業者より予約を行ってください

■ポイントカード配布期間
2021年12月1日(水)~2022年3月27日(日)宿泊分まで
※予約開始:2021年12月1日

■付与金額
対象者1泊1人当たり2,000円。部屋貸しの場合には、1泊1室あたり2,000円を発行

■付与する方法
宿泊施設でチェックインの際にポイントカードを配付

■利用可能施設
松本市内の飲食店や観光施設など約200店舗(11月24日時点)

■使用可能期間
チェックイン日から2022年3月31日(木)まで

■使用方法
・ポイント獲得方法:
①「まつもとコイン」アプリをダウンロード
②チェックイン時に配布されるQRコードをアプリで読み取る
③ポイントを獲得

・ポイント使用方法:
①「まつもとコイン」アプリを起動する
②「まつもとコイン」加盟店に設置されているQRコードをアプリで読み取る
③支払金額をアプリに入力する
④店舗による金額確認を実施し、支払い

■Webサイト
まつもと冬割キャンペーン:https://www.matsumoto-kanko.jp/
 
  • MoneyEasy(マネーイージー)とは
 株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。
 
  • 株式会社フィノバレー
 株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」、大分銀行の「デジタル商品券発行スキーム」などの支援実績があります。2021年2月には長崎県南島原市の「MINAコイン」、東京都世田谷区の「せたがやPay」も提供開始しています。
https://finnovalley.jp/
 
  • 株式会社アイリッジ
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース)、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

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会社概要

株式会社アイリッジ

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URL
https://iridge.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
電話番号
03-6441-2325
代表者名
小田健太郎
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2008年08月