「Studyplus Agenda 2025 SS 」6月19日に開催~登壇者「京大個別会原町本校」佐藤晃大氏の取り組みを紹介~

スタディプラス

教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」を提供するスタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)は、2025年6月19日(木)に「Studyplus Agenda 2025 SS ~いま考えるべき教育と経営の論点~」を開催します。開催にむけて、Studyplus for School Award 特別賞を受賞された佐藤晃大氏が運営する「京大個別会原町本校(福島県南相馬市)」を視察しましたので、その内容を一部ご紹介します。

■ 開催概要

佐藤晃大氏が運営する京大個別会原町本校とは?

福島第一原子力発電所から30km圏内の福島県南相馬市原町区にある「京大個別会原町本校」。小学生から高校生まで全教科の定期テストや受験に対応しています。「南相馬市の子ども達の人生を変える」というビジョンのもと、佐藤先生が1人で指導していましたが、相手にできる生徒は10人が限界でした。口コミで生徒が増えたことをきっかけに2016年3月に自立型指導に切り替え、今では約90人の生徒が通うようになっています。教室ではアプリなどのICT教材を使い、子供達が自主的に学習する姿がありました。

HP:https://kobetukai-haramachi.com/

                

子供たちの夢を育むため、県外にいる卒塾生がキャリア教育を実践

南相馬市を含む12市町村は総称して「相双地域」と呼ばれており、東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故で被災した地域でもあります。この地域では多くの公立高校で定員割れが発生、さらに大学が設置されていないため、高校卒業後に進学を希望する若者は仙台や東京などの都市部に移住しています。京大個別会によると、このような環境は「​大学受験の厳しさを知らない」「大学進学が選択肢に入らない」子どもの増加や、学習意欲の低下を招いているといいます。現状を変えるため、京大個別会が進めているのが「モデルとなる大学生」=大学に通う卒塾生によるキャリア教育です。日々、オンラインで現役の大学生と触れ合う時間を作っているだけでなく、年に数回、対面でのキャリア教育会を開き、「大学はどんな場所なのか」「何を学べるのか」直接伝えています。子供達が未来を想像できる環境を作り、自分で切り開いていけるように支援しています。

講師がすべきこと、ICTでできることを模索中

「京大個別会原町本校」ではICTを活用した自立型学習を導入したことで、学習面のサポートは順調に進んでいます。一方で生徒とのコミュニケーションが減り関係性が希薄になったことで、「人と人とのつながり」の必要性を改めて認識しているといいます。

佐藤氏:「この地域で学習塾を運営する以上、勉強以外のことや将来のことも、広く伝えていきたいと思っています。生徒一人ひとりと何でも言える関係性を大事にしようとやってきました。ただ、通ってくれる生徒が増えると、物理的に直接関われる時間が少なくなってきている現状もあり、今はどう生徒と向き合っていくのか初心に立ち返って考えているところです」

             当社宮坂直取締役と京大個別会原町本校 佐藤 晃大塾長のミーティング

「京大個別会原町本校」佐藤晃大氏をはじめとする教育関係省庁・学校・学習塾・教材会社などの幅広い教育業界の方々と、今考えるべき課題や具体的な戦略を共有していくことで、業界のこれからを考える機会を作り出したいと考えています。ぜひ多くの方のご参加お待ちしております。

株式会社CRERIA 代表/京大個別会原町本校 塾長 佐藤 晃大氏

1987年生まれ、南相馬市出身。「南相馬市の子ども達の人生を変える」というビジョンのもと、南相馬市に2014年2月 京大個別会原町校を開校。過疎により都心と情報・教育格差が広がる地域でも人生を自らの力で切り拓ける人材を輩出するため、小中高校生を対象に一貫指導を行なっている。

教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」 概要

「Studyplus for School」は、学習記録でいつでもどこでも生徒とつながり、生徒の成績向上と教室の経営改善を支援するコミュニケーションプラットフォームです。生徒の学校や志望校ごとに異なる、紙教材・デジタル教材のあらゆる学習記録を一元化・可視化することで、教育機関の業務の大半を占める学習指導を効率化し、人手が足りない中でもより良い教育を届けられるようご支援します。同時に、学習記録に加えて、出席記録、入室記録、成績記録、面談記録など、教室運営に必要なあらゆる情報を「Studyplus for School」に集約し、誰でも簡単に業務を効率化できます。

現在、全国の学校や学習塾など約2,800教室以上に導入されています。

 https://for-school.studyplus.co.jp/

  

スタディプラス株式会社 概要 

●所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階

●代表取締役:廣瀬高志

●事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の運営

●設立:2010年5月20日

https://info.studyplus.co.jp/

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会社概要

スタディプラス株式会社

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URL
https://info.studyplus.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台2-5-12 NMF駿河台ビル4階
電話番号
-
代表者名
廣瀬高志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2010年05月