REALITY XR cloud、バーチャル化した大阪駅に約600万人来場〜スマートフォン向けメタバースで、若い世代に「駅」の魅力を認知向上へ〜
JR西日本グループは、急速な社会の変化の中で未来を動かす新たなビジネスの取り組みとして、XR技術を活用した「駅」の新たな価値創造を目指しています。XR分野の可能性を追求していく中で、世界63の国と地域で12言語に対応し、スマートフォン1つで手軽に参加できるアプリ「REALITY」を活用することで、これまでになかった潜在的な顧客層へのアプローチが可能と考え、「うめきたワールド」を展開しました。
「うめきたワールド」は、3月18日(土)に開業した「大阪駅(うめきたエリア)」を再現した、アプリ「REALITY」内のワールドです。本ワールドは、「リアルとバーチャルの融合」をテーマに、メタバースやバーチャル、テクノロジー等の活用による「大阪駅(うめきたエリア)の認知向上」を図り、ワールド内では、実際の「大阪駅(うめきたエリア)」に設置されている「顔認証改札機」や、世界発の「フルスクリーンホームドア」をバーチャルならではの表現で再現したり、電車の中で友達と居心地のよい時間を過ごせる空間を設置したりすることで、来場者に対して「大阪駅(うめきたエリア)」の認知向上に繋げました。
期間中は、大阪駅42面サイネージ出演配信イベントなど、複数の連携施策を実施し「大阪駅(うめきたエリア)」の開業を盛り上げました。大阪駅時空の広場特設ステージにて行われたリアルイベント「バーチャル大阪駅うめきたワールド来場500万人突破記念イベント」は会場を埋め尽くす数多くの来場を記録。「うめきたワールド」でもワールド内のスクリーンに中継映像を流したことで、ワールドの来場者も大きく伸びるなどバーチャルとリアル施設の相互連携の可能性を示す事例となりました。
「うめきたワールド」をご利用いただいたユーザーの皆さまへ行ったアンケート調査※2の結果からは、今回の「うめきたワールド」や関連イベントをきっかけに「大阪駅(うめきたエリア)」を「初めて知った」と回答したユーザーが約半数いることがわかり、またSNSでは「興味を持った」「実際に出かけた」という投稿もありました。JR西日本グループによる調査※3では「うめきたワールド」の再訪意向率は約98%であり、ユーザーからは「未来を感じた」「完成度が高く満足した」「臨場感や再現性が優れており、面白かった。今後もまた利用したい」などの回答をいただきました。さらに「顔認証改札」「フルスクリーンホームドア」に関するSNS投稿のうち約3割は、リアルとバーチャルの比較画像をアップするなど、リアルとバーチャルの融合をお楽しみいただきました。
アンケートの回答には「ほかの駅もシリーズ化してほしい」「駅間を列車で移動したい」など、今後のさらなる発展へのご期待のコメントも多数頂戴し、「駅」という身近な空間と「メタバース」との相性の良さが見られました。
今回の施策について、西日本旅客鉄道株式会社からは下記のコメントをいただいております。
「今回驚いたのは、海外の方も含め、大阪エリアにお住まいでない多くの方にもご来場をいただけたことです。繰り返し楽しめる様々な仕掛けを凝らしたことで、一度でなく何度もご来場をいただき、地理的概念を超えたバーチャルにおける「駅」のポテンシャルを示すことが出来たと思います。元来、大阪にはインバウンド需要もありますので、「大阪駅」を世界レベルでのメタバースの聖地として確立できればと考えています。約600万人という来場者数は、社内外に大きなインパクトを残すことができました。」
REALITY XR cloudは、今後もクラウドソリューションを通じて、企業には新たなビジネス機会を、参加者にはメタバースならではの体験を提供することで、社会全体のメタバース発展に貢献してまいります。
お問い合わせはこちら
https://reality-xrcloud.inc/contact/
※1
2023年3月8日(水)~2023年4月23日(日) 自社調べ
※2
調査対象:アプリ「REALITY」国内ユーザー
サンプル数:664
調査日程 :2023年5月22日(月)~5月31日(水)
※3
調査対象:「バーチャル大阪駅うめきたワールド」来場者中、京阪神エリア・首都圏エリア・西日本エリア在住の男女16才~69才
サンプル数:406
調査期間 :2023年5月12日(金)~5月16日(火)
アプリ「REALITY」とは
スマートフォン向けメタバースです。スマートフォン一つで自分だけのオリジナルアバターを作成してライブ配信による交流からゲームまで楽しめるコミュニケーションプラットフォームです。アバターの姿で友だちと3D仮想空間である「ワールド」機能でコミュニケーションを取ったり、ライブ配信で受け取ったギフトを通じて収益化したりすることもできます。
「REALITY Worlds」とは
アプリ「REALITY」の「ワールド」機能を法人向けに提供するサービスです。「メタバースに挑戦して“箱”(3D仮想空間)を作ってみたものの“人”がいなかった」という課題を解決し、プロモーションや、バーチャル支店等の空間開発、バーチャル都市を利用したメタバース広告などを、世界中で累計1000万DLを突破した「REALITY」ユーザーに対して展開できます。
https://reality-xrcloud.inc/services/metaverse-event/
REALITY XR cloud株式会社について
法人向けに3DCGやXRテクノロジーを活用したメタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」を展開しています。
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