エミレーツ航空、 ドバイに新たな客室乗務員施設 「クルー・ゾーン」を開設 ~ 総工費300万ディルハムを投資 ~

エミレーツ航空


ドバイ首長国、2025年3月25日 — エミレーツ航空は、世界トップレベルの客室乗務員の採用を継続的に進める中、ドバイのエミレーツ・グループ本社内に新たな施設「クルー・ゾーン(Crew Zone)」を正式に開設いたしました。

「クルー・ゾーン」は、客室乗務員のために設けられた専用スペースで、現代的かつ開放感のあるデザインを採用し、24時間365日利用可能となっています。施設内では、教育ワークショップ、テックゾーンやITサポート、美容とウェルビーイングに特化したハブ、インタラクティブなラウンジエリアなど、客室乗務員のために特別に設計された多彩なサービスをシームレスに提供しています。

この革新的かつ先進的なクルー専用交流エリアは、約9か月の開発期間を経て完成し、総額300万アラブ首長国連邦ディルハム(約1億2千万円)を投じて整備されました。エミレーツ航空の客室乗務員が、フライトレポートの最終確認をしながらコーヒーや軽食を取ったり、関係部署や同僚からのアドバイスを受けたり、専門的および個人的なテーマに関するワークショップに参加したりするなど、さまざまな用途で利用できる心地良い空間を提供することを目的としています。さらに、美容相談ができる「ビューティーハブ」、書類や業務用端末の受け取り、同僚とのリラックスタイムなど、多様な機能を備えた施設となっています。

この広々とした施設は最大200名の客室乗務員を同時に受け入れることができ、7つの異なるゾーンとサービスで構成されています。ドバイにあるエミレーツ・グループ本社ビルの1階に位置しています。本施設は、エミレーツ航空が従業員のウェルビーイングと成長支援に注力している姿勢を象徴するものであり、大切な客室乗務員のプロフェッショナルとしての成長を後押しするとともに、客室乗務員と他部門との間における一体感やコミュニティ意識の醸成を目的としています。

ようこそ、エミレーツ「クルー・ゾーン」へ ― 施設のご紹介

エミレーツ・クルー・エンゲージメント・ゾーン ― 本施設は、オープンプランで多目的に活用できる空間として設計されており、客室乗務員がエミレーツの最新の取り組みや新商品、対面でのトレーニングやワークショップとつながるための専用エリアです。

インタラクティブスクリーンとリアルタイムカレンダーでは、予定されているイベントが表示され、客室乗務員はスマートフォンを使って参加予約ができます。客室乗務員が自分自身の学びの旅を管理できるように、メニューの新商品や新しいサービス基準から、健康・フィットネスのワークショップまで、多彩なアクティビティの中から選ぶことができます。本ゾーンは、エミレーツ・フライト・ケータリングやBustanica(ブスタニカ)など、エミレーツが展開する他施設への見学ツアーや訪問の集合場所としても活用されており、安全、セキュリティ、医療トレーニングといったテーマに関する各種ワークショップの開催拠点にもなっています。

エミレーツ・ワンデバイス・ハブ — 本スペースは、客室乗務員に向けて、エミレーツの「ワンデバイス・プログラム」に関するシームレスなテクノロジー体験を提供する専用エリアです。24時間365日スタッフが常駐し、機器やプログラムに関する各種問い合わせやサポートに対応しています。業務プロセスの効率化と革新を目的とした「ワンデバイス・プログラム」は、Apple製品を活用し、エミレーツの客室乗務員一人ひとりにiPhoneまたはiPad Airが支給されます。これらのデバイスにはエミレーツ専用のアプリがあらかじめ搭載されており、機内でのサービス品質を向上させるとともに、乗務員の業務体験そのものの充実も図られています。ワンデバイス・ハブでは、専門スタッフが客室乗務員のデバイスの初期設定をサポートし、各種トラブルや技術的な問題にも対応いたします。

エミレーツ・クルー・ラウンジ — クルー・ラウンジは、リラックスできる空間をコンセプトに作られており、快適なラウンジシートとテーブルを完備しています。ここでは、乗務員がひとときをリフレッシュしたり、コーヒーを楽しんだり、着陸後にフライトレポートを仕上げたり、同僚と交流したりすることができます。

エミレーツ・ファシリティーズ・ディストリビューション・サービス— ファシリティーズ・ディストリビューション・サービスは、乗務員が必要とするビザや規制関連書類の受け取り・返却、さらには新しいデバイスの受け取りができるワンストップのサービスです。洗練されたカウンターは、効率性とアクセスのしやすさを考慮して設計されており、すべてのやり取りがスムーズで整理された形で行われ、乗務員に配慮したサービスを提供します。

エミレーツ・クルー・コンピュータ・ゾーン — クルー・コンピュータ・ゾーンは、新しいモニター、高速インターネット、快適で個別の作業ステーションを備え、乗務員のデジタルニーズに対応するために設計されています。業務の完了から個人のフライト予約、書類の印刷まで、さまざまな作業をサポートします。

エミレーツ・クルー・コネクト・サービス — クルー・コネクト・サービスエリアでは、エミレーツ航空が客室乗務員に対して顧客志向のサービスと運営サポートを提供しています。スタッフは24時間365日体制で対応しており、乗務員コミュニティは、直接訪問や電話、メールを通じて、質問やリクエストを提出することができます。

エミレーツ・ビューティー・ハブ — エミレーツ・ビューティー・ハブは2023年に開設され、現在では新しいクルー・ゾーン内にも設置されています。週5日営業のエミレーツ・ビューティー・ハブでは、専任のコンサルタントチームと販売用製品を提供し、乗務員はパーソナライズされた予約を通じて、メイクアップの技術、栄養、フィットネス、スキンケア、ヘアケアのコツを学ぶことができます。また、無料のグループイベントやマスタークラスシリーズにも参加することができます。

キャビンクルー採用について

現在エミレーツ航空では、世界各国からキャビンクルーの採用を積極的に進めています。採用情報や説明会日程は、以下の公式サイトをご確認ください。

www.emiratesgroupcareers.com/cabin-crew


New Crew Zone Dubai | Emirates

https://www.youtube.com/watch?v=wO4YJ6-PxhA

エミレーツについて

エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・東京国際空港(羽田)・関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しています。当社は航空業界で最新かつ効率性と快適さを備えた航空機を運航し、多様な文化的背景をもつ当社の従業員は、6大陸のすべてで受賞歴を誇るサービスを日々お客様に提供しています。

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会社概要

エミレーツ航空

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URL
https://www.emirates.com/jp/japanese/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 赤坂アークヒルズ・アーク森ビル 22階
電話番号
-
代表者名
サティシュ・セティ
上場
未上場
資本金
-
設立
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