モバイルバッテリーシェアリングサービスのINFORICHが、CO2排出量見える化・削減クラウド「アスエネ」を導入

多言語で使用できるアスエネでScope1-3を算定し、海外展開に弾みをつける

アスエネ株式会社

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋山 広宣、以下「INFORICH」)に、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」を提供しました。

  • 「アスエネ」導入の背景と目的

INFORICHは、駅やコンビニエンスストアなどの公共施設・商業施設などで、日本初のモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を提供している企業です。現在、ChargeSPOTの設置台数は約41,900台(2023年11月時点)で、シェアは8割を超えています。さらにさまざまなシェアリング・レンタルサービスを利用できるアプリ「ShareSPOT」を通じて、国内のシェアリングサービス事業者同士が連携するプラットフォームを提供しています。2022年には東証グロース市場に上場したほか、中国をはじめとするアジア圏に進出し、シェアリングサービス市場の拡大に貢献しています。

INFORICHでは、ステークホルダーへ当社のサービスを説明する際に「シェアリングサービスは環境によい」という抽象的な利点を伝えるのみで、具体的な取り組みや定量的なデータを示せていませんでした。また、海外展開をするにあたり、Scope1-3の算定と開示に力を入れるべきと考え、CO2排出量算定サービスの導入を検討しました。


  • 導入の決め手

INFORICHにおける「アスエネ」導入の決め手は、大きく2つありました。

1.請求書のアップロードで、Scope1-3の算定に取り組める
請求書などの活動量がわかるPDFやExcelをアップロードするだけでCO2排出量が見える化でき、同時に請求書の証憑が残せる点が便利です。主に2名で「アスエネ」を利用していますが、日本法人のCO2排出量を簡単に算出できています。

また、シェアリングサービスの特徴の一つに自治体と事業を進める機会が多い点が挙げられます。「アスエネ」で算出したCO2排出量データを明示できることにより、取り組みに共感いただき、提携を決めてくれた自治体もかなり多くありました。

2.多言語で使用できるため、海外支社も含めたデータ共有が簡単
INFORICHでは、日本で働く従業員の約20%以上が外国籍を持ち、海外支社には現地スタッフもいます。英語、中国語、タイ語、ベトナム語、スペイン語に対応している「アスエネ」の活用により、グローバルでCO2排出量の見える化を進めることが可能です。さらに、取引先をはじめとするステークホルダーに当社の事業を紹介する際にも大いに活用しています。


  • 今後の展望

INFORICHは今後、日本に比べて環境保全の意識の強いヨーロッパでもモバイルバッテリーシェアリングサービスを展開していくため、「アスエネ」を活用しながらScope1-3の見える化やTCFDの開示に取り組んでいきます。一つのものをみんなで共有できるシェアリングサービスは消費行動の新たな選択肢であり、環境に良い暮らしを送ることを可能にします。

INFORICHはさまざまなシェアリングサービスをお客様に提供することで、「Bridging Beyond Borders 垣根を越えて、世界をつなぐ。」というミッションを実現し、よりよい社会を作るための先駆者に成長していきたいと考えています。

<INFORICHについて>
会社名:株式会社INFORICH
資本金:63億265万5959円(資本準備金含む)
代表者:代表取締役社長 秋山 広宣(陳 日華)
設立: 2015年9月
本社:東京都渋谷区神宮前6-31-15 A-6A
WEBサイト:https://inforich.net/
INFORICHのESG情報:https://inforich.net/sustainability


  • 「アスエネ」導入事例詳細

株式会社INFORICH導入事例「海外展開の拡大に向け、多言語で使用できる「アスエネ」でスコープ1-3を算定」
https://earthene.com/asuzero/interview/inforich
「アスエネ」導入事例はこちらからご覧ください。
https://earthene.com/asuzero/case


  • 「アスエネ」について


「アスエネ(旧:アスゼロ)」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3*のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSX*コンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のライフサイクル全体のCO2e排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://earthene.com/asuzero


  • 「アスエネESG」について


「アスエネESG(旧:ESGクラウドレーティング)」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。

<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネESGサービスサイト:https://earthene.com/rating


  • アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社

事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」

   ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」

   カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」の運営

資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)

代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平

株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、

   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、

   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、

   Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等

創業:2019年10月

住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階

URL:https://earthene.com/corporate/


【採用について】

ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しています。

採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment


【アライアンスについて】

当社サービスの展開を共にお取り組みいただけるパートナーを募集しています。

協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど

問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact

<注釈補足>
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える

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会社概要

アスエネ株式会社

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URL
https://earthene.com/corporate/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号
-
代表者名
西和田 浩平
上場
未上場
資本金
75億2700万円
設立
2019年10月