サンスター財団、ハーバード大などへの海外留学生募集糖尿病、糖尿病や歯科疾患と全身疾患に関する研究を支援
~留学先、対象研究テーマを拡大~
一般財団法人 サンスター財団(所在地:大阪府高槻市、会長:西川伸一、理事長:牧山義仁、以下サンスター財団)は、糖尿病・糖尿病合併症・糖尿病と全身疾患の関連性・歯科疾患と全身疾患の関連性に関する、予防・運動・食事を含む歯科・医科分野の基礎研究・臨床応用研究への支援として海外留学生2名を募集します。留学生の対象は、日本の歯科・医科・栄養学・生化学分野等の39才以下の研究者とし、世界最大の糖尿病研究・教育・診療機関である米国ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センター(所在地:マサチューセッツ州ボストン市、所長:Dr. Roberta Herman)または応募者が希望する他の医科系・歯科系研究機関の研究室に2年間留学する渡航費、滞在費(総額 11万ドル+100万円=約1,300万円相当)を支給します。
募集期間は2021年4月1日~6月15日で、国内の大学、研究機関、医療機関の糖尿病、歯周病の専門家で構成される選考委員による独立性・公平性を重視した書類審査、面接選考を経て留学助成金受給者を決定、2022年から2年間留学するスケジュールとなります。
この留学生募集は、サンスター財団が「金田博夫研究助成基金」として2009年から実施しているもので、これまで国内の大学・大学院・大学病院の医科・歯科の若手研究者14名がジョスリン糖尿病センターに留学しています。ジョスリン糖尿病センターとは研究で協力関係にあることから応募時に受け入れ承諾書が不要です。一方で、近年の口腔と全身の健康の関連性についての研究進展に鑑み、2020年の募集から新たに、留学先をハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターだけでなく、「応募者が希望する大学や研究機関」も選択できるよう拡大、研究テーマについても「糖尿病以外の全身疾患と歯科疾患の関連性」を追加しています。口腔と全身の健康の関連性解明や、全身の健康増進に向けた医科・歯科など多職種連携による我が国の医療および国民の健康保健の向上への貢献を目指します。
●「2021年度 金田博夫研究助成基金」募集要項詳細
https://www.sunstar-foundation.org/aid/project/
●過去の金田博夫研究助成基金 受給者名・研究報告書PDF(以下URLよりダウンロード可能)
https://www.sunstar-foundation.org/aid/historical/
●「金田博夫研究助成基金」設立経緯について
サンスターグループは、1948年に日本初の「薬用歯磨」を発売し、この時よりお口の健康は全身の健康に影響するとの信念を持ち続けてきました。1986年には、神戸市で歯周病に関する国際シンポジウムを開催、その後も口腔と全身の健康の関連性に関する先端的な研究分野に着目し、世界の医科・歯科専門家を招いた国際シンポジウムを開催、2008年には、当財団の創設者である金田博夫が、全身の健康、糖尿病と口腔の健康に関する日米専門家パネルを企画・開催し、口腔と全身の健康の生物学的な関連性から臨床的な意義を見出すためには、あらゆる面で医科と歯科の連携を強化する必要があるとの確信を持つに至りました。
そこで、世界最大の糖尿病研究・教育・診療機関である米国ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターと、ジョスリン・サンスター糖尿病教育プログラム( JSDEI=Joslin-Sunstar Diabetes Education Initiative)を共同で実施する契約を2008年4月に締結しました。このプログラムの1つの施策として、2008年以降、サンスター財団とジョスリン糖尿病センター共催により、医科・歯科専門家向けのJSDEIセミナーを開催しています。セミナーでは、肥満・糖尿病と栄養の関連性や、糖尿病と歯周病などの口腔内疾患との関連性について最先端の研究に従事している研究者、および糖尿病、歯周病の予防と治療に対する新しい視点でチャレンジしている医療関係者を講師に招き、糖尿病罹患予防・重症化予防および療養支援に役立つ最新情報を、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、栄養士、薬剤師、研究者など、幅広い分野の専門家と共有、議論しています。これまで、米国で7回、日本で7回、中国で2回、スイス、イタリア、ドイツ、スペイン、シンガポールで1回ずつ、計21回のJSDEIセミナーを行い、累計で約7,400名の医科・歯科の専門家が参加しています。
サンスター財団の「金田博夫研究助成基金」による若手研究者の留学支援についても、糖尿病、歯周病など糖尿病の合併症の予防・治療を目指した基礎研究・臨床への応用研究を支援すべく、サンスター財団とジョスリン糖尿病センターとの協力関係をもとに、この分野の若手研究者が2年間、十分に外国で研究できるだけの額を提供する金田博夫研究助成基金として設立したものです。
●サンスター財団による歯周病と全身疾患に関するその他の研究助成「国際ペリオ賞」「ペリオリンク賞」
https://www.sunstar-foundation.org/aid/outline/
●サンスター財団制作のCG解説動画「歯周病が全身の健康を脅かすしくみ」
https://www.sunstar.com/jp/press/post/20160603104565
一般財団法人 サンスター財団 TEL:072-682-7298 FAX:072-681-0359
この留学生募集は、サンスター財団が「金田博夫研究助成基金」として2009年から実施しているもので、これまで国内の大学・大学院・大学病院の医科・歯科の若手研究者14名がジョスリン糖尿病センターに留学しています。ジョスリン糖尿病センターとは研究で協力関係にあることから応募時に受け入れ承諾書が不要です。一方で、近年の口腔と全身の健康の関連性についての研究進展に鑑み、2020年の募集から新たに、留学先をハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターだけでなく、「応募者が希望する大学や研究機関」も選択できるよう拡大、研究テーマについても「糖尿病以外の全身疾患と歯科疾患の関連性」を追加しています。口腔と全身の健康の関連性解明や、全身の健康増進に向けた医科・歯科など多職種連携による我が国の医療および国民の健康保健の向上への貢献を目指します。
●「2021年度 金田博夫研究助成基金」募集要項詳細
https://www.sunstar-foundation.org/aid/project/
●過去の金田博夫研究助成基金 受給者名・研究報告書PDF(以下URLよりダウンロード可能)
https://www.sunstar-foundation.org/aid/historical/
●「金田博夫研究助成基金」設立経緯について
サンスターグループは、1948年に日本初の「薬用歯磨」を発売し、この時よりお口の健康は全身の健康に影響するとの信念を持ち続けてきました。1986年には、神戸市で歯周病に関する国際シンポジウムを開催、その後も口腔と全身の健康の関連性に関する先端的な研究分野に着目し、世界の医科・歯科専門家を招いた国際シンポジウムを開催、2008年には、当財団の創設者である金田博夫が、全身の健康、糖尿病と口腔の健康に関する日米専門家パネルを企画・開催し、口腔と全身の健康の生物学的な関連性から臨床的な意義を見出すためには、あらゆる面で医科と歯科の連携を強化する必要があるとの確信を持つに至りました。
そこで、世界最大の糖尿病研究・教育・診療機関である米国ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センターと、ジョスリン・サンスター糖尿病教育プログラム( JSDEI=Joslin-Sunstar Diabetes Education Initiative)を共同で実施する契約を2008年4月に締結しました。このプログラムの1つの施策として、2008年以降、サンスター財団とジョスリン糖尿病センター共催により、医科・歯科専門家向けのJSDEIセミナーを開催しています。セミナーでは、肥満・糖尿病と栄養の関連性や、糖尿病と歯周病などの口腔内疾患との関連性について最先端の研究に従事している研究者、および糖尿病、歯周病の予防と治療に対する新しい視点でチャレンジしている医療関係者を講師に招き、糖尿病罹患予防・重症化予防および療養支援に役立つ最新情報を、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、栄養士、薬剤師、研究者など、幅広い分野の専門家と共有、議論しています。これまで、米国で7回、日本で7回、中国で2回、スイス、イタリア、ドイツ、スペイン、シンガポールで1回ずつ、計21回のJSDEIセミナーを行い、累計で約7,400名の医科・歯科の専門家が参加しています。
サンスター財団の「金田博夫研究助成基金」による若手研究者の留学支援についても、糖尿病、歯周病など糖尿病の合併症の予防・治療を目指した基礎研究・臨床への応用研究を支援すべく、サンスター財団とジョスリン糖尿病センターとの協力関係をもとに、この分野の若手研究者が2年間、十分に外国で研究できるだけの額を提供する金田博夫研究助成基金として設立したものです。
●サンスター財団による歯周病と全身疾患に関するその他の研究助成「国際ペリオ賞」「ペリオリンク賞」
https://www.sunstar-foundation.org/aid/outline/
●サンスター財団制作のCG解説動画「歯周病が全身の健康を脅かすしくみ」
https://www.sunstar.com/jp/press/post/20160603104565
■一般財団法人サンスター財団について 1977年に設立された財団法人「サンスター歯科保健振興財団」を前身とし、活動領域を広げるために、2011年4月に一般財団法人「サンスター財団」として新たにスタートしました。 歯科診療(サンスター財団附属千里歯科診療所、所在地:大阪府豊中市)、産業歯科健診、歯科保健指導、研究助成(金田博夫研究助成基金、国際ペリオ賞、世界歯科衛生士賞など)、教育啓発、調査・研究、データヘルス計画に基づく健康増進などの事業を実施しており、近年は口腔衛生のみならず全身の健康増進に寄与する事業を展開、国民や地域コミュニティあるいは国際的な保健、医療及び福祉の発展に寄与することを目的としています。 |
<留学生募集に関するお問い合わせ先>
一般財団法人 サンスター財団 TEL:072-682-7298 FAX:072-681-0359
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