オルビス、宅配ボックス5,000個をモニター配布 株式会社ナスタ協力のもと、再配達低減に向けた業界最大規模の実証実験を7月より実施
オルビスは18年の新オルビスユー発売とともに新たなブランドメッセージ「ここちを美しく。」を掲げており、通信販売における商品の受け渡しの場面でもストレスの無いスマートな受け取りの実現により、社会課題の解決と顧客利便性の向上を目指していきます。
近年のEC市場の拡大に伴い宅配便の取り扱い個数が増加するなか、その約2割が再配達にまわっていると言われています。そのため、トラックドライバーの労働時間のうち年間約1.8億時間(年間約9万人相当)が余分に消費されている試算となり※1、近年顕在化したいわゆる「宅配クライシス」を深刻化させている大きな要因の一つとなっています。 ※1:国土交通省HPより
そのような中、「再配達を減らすための有効な手段」に関する世論調査では「宅配ボックスの設置」は2番目に多いという結果もあり※2、「2019年“ヒット予想”ランキング」では女性部門(50~59歳)では第2位、全体でも第4位に宅配ボックス挙がっています※3。 ※2:内閣府「再配達問題に関する世論調査」 ※3:博報堂生活総合研究所調べ
購入手段は便利になる一方、受け取りは対面で行わねばならず、そのストレスが再配達の増加にもつながっているという現状を踏まえ、荷主側であるオルビスとしても再配達率の低減に向けて様々な方法を模索してきました。そこで今回、効果実証および顧客の利便性向上を目的とし、オリジナルの宅配ボックスを5,000個製作、3月以降に年間購入金額の高い会員顧客に対しモニター参加についての応募を受け付け、抽選のうえ7月(予定)に配布します。
宅配ボックスは株式会社ナスタ(東京都港区、社長:笹川 順平)が企画・製作した布製の簡易設置タイプで、オルビスのオリジナルデザインが施されており、オルビス以外の荷物も受け取ることができます。モニター対象顧客は宅配ボックスを受け取り後、3ヵ月後を目処に利用に関するアンケートに回答、オルビスはそれらの結果を確認し、効果が認められた場合は将来的に販売を検討する等、通販利用者が感じる不便さを解消する体験価値を提供するとともに、宅配クライシスの解決に取り組んでいきます。
■詳しくは下記PDFよりご確認ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d2061-300-pdf-0.pdf
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