北海道七飯町、北海道銀行、バイウィルがゼロカーボンシティ実現に向けた連携協定を締結
J-クレジットの創出・流通に取り組むことで、環境価値と経済価値の循環を起こし、七飯町の地域脱炭素と地域経済の活性化に貢献
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、北海道亀田郡七飯町(町長:杉原 太、以下「七飯町」)、株式会社北海道銀行(本店:北海道札幌市、代表取締役頭取:兼間 祐二、以下「北海道銀行」)と、ゼロカーボンシティ実現に向けた連携協定を締結しました。
3者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。

*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができる。
【締結日】
2025年7月16日 (水)
締結日当日には、七飯町役場にて締結式を執り行いました。
【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。
(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウなどの提供
(2)環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
(3)その他、本協定の目的に資すると当事者すべてが認める事項
【締結の背景】
七飯町は、2022年6月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。具体的には、環境に配慮した安心・安全なまちづくりを実現するために、町内防犯灯及び街路灯のLED化の実現、また、今後は太陽光発電等による再生可能エネルギーの積極的な活用を検討するなど、町民、事業者、七飯町が一体となって、地球温暖化対策に効果的な取り組みを推進しています。
また、北海道銀行とバイウィルは2023年6月8日に顧客紹介契約を締結し、地域の脱炭素をともに目指してきました。今回も北海道銀行から七飯町へバイウィルが紹介されたことで、七飯町においては新たな取り組みとなるJ-クレジット創出・活用を進めるため、本連携協定に至りました。
*参考)
・七飯町は「ゼロカーボンシティ」を表明しました!
(https://www.town.nanae.hokkaido.jp/hotnews/detail/00011334.html)
・七飯町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定しました
(https://www.town.nanae.hokkaido.jp/hotnews/detail/00016239.html)
【今後の展望】
七飯町のゼロカーボンシティ実現を目指し、3者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。J-クレジットの創出方法(方法論)については、LED照明設備の導入から検討しており、その後その他の方法論についても広げていく想定です。
バイウィルは、七飯町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。また、販売に関しては、北海道銀行とも協力し、「地産地消」によって七飯町をはじめとする地域の脱炭素化を促進します。
【3者概要】
<七飯町 概要>
■代表者:町長 杉原 太
■所在地:北海道亀田郡七飯町本町6丁目1-1
■公式HP:https://www.town.nanae.hokkaido.jp/
<北海道銀行 概要>
■名称:株式会社北海道銀行
■代表者:代表取締役頭取 兼間 祐二
■本店:北海道札幌市中央区大通西4丁目1番地
■事業内容:銀行業
■公式HP:https://www.hokkaidobank.co.jp/
<バイウィル 概要>
■名称:株式会社バイウィル
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03-6262-3584(代表)
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