B2福岡|日本生命B2プレーオフ、涙をのむ初戦敗退
2024年5月5日(日)に開催されました、日本生命 B2 PLAYOFFS 2023-24【ライジングゼファーフクオカvs.山形ワイヴァンズ】において“福岡76-86山形”の結果となりましたことお知らせいたします。
【試合結果】
【福岡】76-86【山形】
1Q 24-18
2Q 16-19
3Q 26-22
4Q 10-27
【戦評】
福岡は、#34パブロがスティールから得点を奪うと、2日目に不調だった#24谷口も気持ちよく1本目の3Pシュートを成功させた。激しいディフェンスで山形を追い詰め、タフショットを打たせると、#5ブライスも3Pシュートを決めて序盤のリズムを掴んだ。
パブロは3Pシュートでも貢献。ベンチから登場した#14ギャビンもカウントプレーと3Pシュートでチームに勢いを与えた。前半は、一進一退の攻防が続き3点リードで折り返した。
後半に入り、谷口とブライスが連続して3Pシュートを決め、点の取り合いとなったが、福岡はインサイドを中心に攻め込み3Q残り2分51秒で9点リードする。しかし粘りをみせる山形も要所でオフェンスを成功され逆転を許す。
オフィシャルタイムアウト明け、3点を追いかける福岡は積極的にオフェンスを仕掛けたが、ことごとくシュートがリングに嫌われ、ファウルゲームで時間を止めるも、敗戦のブザーが鳴り10点差で敗れ、6年振りのプレーオフは初戦敗退で幕を閉じた。
【ラモン・ロペス・スアレスHCコメント】
やはり昨日と同じ展開になってしまいました。シーズン中でも4Qはあまりよくない時間帯が多かったです。今日は、ピックアンドロールやフロントコート側でディフェンスができなかったことが勝敗を分けたと思います。
また、フリースローのパーセンテージの差が出てしまったと思います。GAME1は自分たちのペースで試合ができたのですが、残りの2日間は自分たちらしさが出ませんでした。山形には、レギュラーシーズン合わせて4敗しています。この悔しさをしっかり認めて、将来のためにもなぜ負けたかを考える必要があります。
レギュラーシーズン、前半はすごく調子が良くて、西地区でも1位を狙える勢いで戦えました。しかし後半は途中から落ちてくる時期があり、プレー面でもいいバスケットができなかったです。
前半のシーズンみたいに同じレベルでできないということに、ヘッドコーチとして責任を感じています。どんな原因があって後半にかけて落ちてしまったかを変わったかを、オフシーズンでもう1回分析したいと思います。
【兒玉貴通選手コメント】
小さなミスが積み重なって、もっとシンプルにアドバンテージを取って早いペースに切り替える必要があったと感じています。
チームに任せる部分と、自分でいける部分をうまく選択することができなかったですし、個人的にうまくいかないプレーが全体にもつながってしまったと思います。
山形はうちとは違うタイプのチームで、エースがいていかにその人に気持ちよくプレーさせることができるかというメイキングだったと思いますし、その結果30点とっているのは悔しくもさすがだと思います。勝ちたいという気持ちばかりが前に出てしまって、自分の体の状態や、配分がうまくできなかったことも悔やんでいます。
【寒竹隼人選手コメント】
試合を通していい流れの時間が多く続きましたが、最後の勝負どころで山形にいい形でもっていかれてしまいました。
誇りを持って福岡のために精一杯頑張ろうと、他のチームでは味わえなかったモチベーションをたくさんもらったので、やっぱり地元に帰ってきてよかったなと思いましたし、今日の試合でブースターの泣いている顔や悔しい顔っていうのは、心に焼きついています。応援してくれた皆さまのために、ライジングゼファーフクオカをもう1段階上のチームに押し上げたいという気持ちでいっぱいです。
B1昇格が唯一無二の目標でしたが、達成できずチームや会社側、組織として足りないところがたくさんあっての今日の負けがあると思います。
それぞれが、自分にできることを見つめ直して、来シーズンもホームコートアドバンテージを取り、ライジングゼファーフクオカのプレーオフの会場を満員にし、お客様もチームもフロントも全員が同じ方向を向いて『絶対今年は上がるんだ』という、覚悟をお見せできるように頑張ります。
【谷口光貴選手コメント】
もっとリングにアタックするシーンを増やせばよかったと感じています。相手がタイトに来ることは想像していたにもかかわらず、実際にその選択をできずにいました。
また、4Qはチームのみんなが信頼してボールを僕に預けてくれましたが、決めきれなかった責任を強く感じています。自分がなんとしてでも打開してやるという気持ちで試合に臨んでいたのですが、力不足でした。僕自身、3回目のプレーオフで毎回昇格を逃していて、 今年も上がれなかった、チームを導けなかった悔しさが試合が終わった瞬間にこみ上げてきました。支えてくれた皆さんへの申し訳なさがあります。
ただ、チームは本当にシーズン始まる前からハードワークをしてきましたし、いろいろな感情がありながら一つになって頑張ってきました。昨シーズンよりは勝ち星を重ねられたことは福岡の大きな変化と捉えていますし、これからの福岡を支えていく上ですごく大事な文化になってくると思っています。
ただ、やっぱ後半戦のチームの雰囲気はあまり良くなかったです。ばらつきが出てしまったり、勝ち切れなくなってしまいました。それでも最後まで戦い抜いて、その姿を応援してくださる皆様が覚えていただければ嬉しいです。
【ハイライト】
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