国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」、グランプリ作品は浅野春香氏の「ヒョウカ」に決定!

8月10日(土)よりSMBCアース・ガーデンにて世界11カ国、全62作品が集結する展覧会を開催

ヘラルボニー

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)が主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024(ヘラルボニー・アート・プライズ)」にて、応募作品総数1,973点の作品のなかから厳正な審査により、浅野春香氏の作品「ヒョウカ」がグランプリを受賞しました。グランプリ作家・浅野春香氏には、創作活動を奨励する資金として賞金300万円が贈られるほか、ヘラルボニーと作家契約を締結し、今後さまざまなライセンス起用により国内外にその異彩を発信していきます。グランプリのほか、企業賞(7名)、審査員特別賞(4名)も決定いたしました。


ヘラルボニーは、障害のある方がひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけるようにとの思いを込め、今年の1月31日「異彩(イサイ)の日」に国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」を新たに創設いたしました。

グランプリをはじめとする各受賞作家と最終審査進出作家、総勢58名による全62点の作品を一堂に展示するアート展「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」は、2024年8月10日(土)より、三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(住所:東京都千代田区丸の内1-3-2)にて開催いたします。

「HERALBONY Art Prize 2024」特設サイト:https://hb.heralbony.jp/heralbonyartprize2024exhibition


■グランプリ作家・作品紹介

浅野 春香 / Haruka Asano

「ヒョウカ」(2024)

画材:ポスカ、米袋 サイズ:960×1640mm

作家プロフィール

20歳で統合失調症を発症後、入退院を繰り返しながら闘病を続ける。絵を本格的に描き始めたのは29歳のとき。受賞作品である「ヒョウカ」は「評価されたい」という作家の純粋な感情から制作された。作家は以前までその欲求を「恥ずかしいこと」だと思っていたが、ある人から「それもあなたの素直な気持ちの表れ」と言われたことをきっかけに、ありのままの気持ちを表現して良いのだと気づく。本作は満月の夜の珊瑚の産卵をテーマに、切り広げた米袋に満点の星空や宇宙、満月などのモチーフが緻密に描かれている。母親の胎内にいた頃の情景や、珊瑚の研究者である父親のことなど、作家にとって大切な存在である両親からインスピレーションを受けている。


審査員コメント クリスチャン・バースト 

同心円を描いたどんなに力強い作品でも、それが紙の上のことであるならば、太陽の放射エネルギーにはとうてい匹敵しませんが、この作品は同じような活力を持っているかもしれません。紫がかった色彩を放つこの作品は、まるで急速に芽生えた花のように、細かな点の配列が広がっています。植物の成長において根源的な原動力である太陽の力と、その最も華麗な結果である美の開花が組み合わされています。浅野春香さんによって横長の米袋の上に描かれたこの幾何学的な萌芽の広がりが、審査員の心をすぐに捉えたのも不思議ではありません。

■企業賞受賞作品

「企業賞」はゴールドスポンサーの、東京建物株式会社、株式会社サンゲツ、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ジンズ、株式会社丸井グループ、日本航空株式会社、トヨタ自動車株式会社より授与されます。受賞した作品は、その企業のサービス・プロダクト・事業のいずれかに採用される予定です。企業賞をきっかけとしたコラボレーションを通じて、作家の異彩が発露する機会を創出して参ります。

内山.K / K.Uchiyama「赤と青の世界の地図」(東京建物|Brillia 賞)
大家 美咲 / Misaki Oya「お城」(sangetsu 賞)
岩瀬 俊一 / Shunichi Iwase「インドネシアの影絵」( JR東日本 賞)
カミジョウミカ / Mika Kamijo「夢の中カラフル脳みそ」(JINS 賞)
フラン・ダンカン / Fran Duncan「Blue Marble」(丸井グループ 賞)
 水上 詩楽 / Shigaku Mizukami「タイトル不明」(JAL 賞)

澁田 大輔 / Daisuke Shibuta「クジラの群れ」(トヨタ自動車 賞)

■審査員特別賞受賞作品

4名の審査員がそれぞれ独自の視点で作品を選出する賞です。このたび、予想を上回る数の素晴らしい作品の応募をいただいたことから、新たに賞を創設いたしました。

スーザン・テカフランギ・キング / Susan Te Kahurangi  King「Untitled, Ref: A20113」 審査員:クリスチャン・バースト(ギャラリー・クリスチャン・バースト 創設者)
 S. Proski「Untitled」  審査員:日比野 克彦(アーティスト/東京藝術大学長)
isousin「落書き写真(タイル状の壁)」 審査員:黒澤 浩美(金沢21世紀美術館チーフ・キュレーター/株式会社へラルボニーアドバイザー)
鳥山 シュウ / Shu Toriyama「ウガンダ(黒)」 審査員:盛岡 笑奈(LVMH メティエ ダール ジャパン ディレクター)

8月10日(土)、展覧会初日にはオープニングイベントを開催!

展覧会初日を記念し、オープニングイベントを開催します。グランプリ受賞作家・浅野春香、審査員の黒澤浩美、クリスチャン・バースト、主催のヘラルボニーCo-CEO 松田崇弥・松田文登が登壇。さらに、浅野春香氏による公開アート制作や、手話のみで行われるアートクルーズなど、多数イベントをご用意しております。展覧会の幕開けを飾る特別な日に、皆様のご来場を心よりお待ちしています。

イベントスケジュール

11:00〜12:00 オープニングイベント

13:00〜14:00 公開アート制作 浅野春香(グランプリ作家)

14:30〜15:15 アートクルーズ(手話のみ/音声案内なし) ガイド:ヘラルボニー菊永ふみ

■展覧会概要
展覧会タイトル:「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」

会期:2024年8月10日(土)〜 9月22日(日)

時間:10:00~18:00

料金:入場無料 

会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1-3-2)

空間施工:株式会社スーパーファクトリー

デザイン:6D

キュレーション:黒澤浩美(ヘラルボニーアドバイザー/金沢21世紀美術館 チーフ・キュレーター)

主催:株式会社ヘラルボニー

■LINE友だち限定で来場特典をプレゼント

HERALBONYの公式LINE友だち限定で来場特典をご用意しました。すでに登録済みの方も、新規登録していただいた方もお受け取りいただけます。ぜひこの機会にご利用ください。

特典内容:

①スペシャル音声コンテンツ

展覧会会場にてアートを鑑賞しながら楽しんでいただけるスペシャル音声コンテンツ。ご自身のスマートフォンで視聴いただけます。

※展示室内では音量にご注意ください。イヤホンのご利用を推奨します。

②受賞作品ポストカードプレゼント

グランプリ作品の浅野春香氏による「ヒョウカ」のポストカード1枚をプレゼント。

LINE友だち登録はこちらから(無料)

HERALBONY公式LINE:https://page.line.me/?accountId=heralbony

※展覧会会場の受付にて、LINEのメッセージ画面よりクーポン画面をスタッフにご提示ください。

※来場当日までクーポンは使用しないようご注意ください


▼展示作品について

グランプリ作品、企業賞受賞作品、審査員特別賞受賞作品および最終審査進出作品として総勢58名の作家による全62作品を展示いたします。世界11カ国から、海外作家20名、国内作家38名による多様な作品をご覧いただけます。


▼出展作家一覧(50音順)
赤池僚也/浅野春香/アリソン・エスコバル(イギリス)/アレックス・トーマス (イギリス)/ 

アンソニー・カールトン・クック (アメリカ)/安藤哲太朗/井口直人/isousin/岩瀬俊一/内園明日美/内山.K/エステール・ミール (スペイン)/大家美咲/KATSU/カトリーヌ・ラピエール (フランス)/金澤洋輝/カミジョウミカ/カルロ・ビュイック (ベルギー)/岸部大二/国保幸宏/阪井大輔 /サラ・ヴァインズ(イギリス)/JIU/澁田大輔/ジュディス・ショスベック (オーストリア)/ ジュリア・イッシ(イギリス)/スーザン・テカフランギ・キング(ニュージーランド)/S. Proski(アメリカ)/タカツキミドリ/田中睦師/テスファイ・ベケレ・ベリ(エチオピア)/トガシツトム/豊吉雅昭/鳥山シュウ/中野道人/西川泰弘/早川拓馬/林谷隆志/日吉雅治/樋渡幸大/藤田望人/フラン・ダンカン(イギリス)/ベネディクト・シフェール (フランス)/ボレッテ・リリエロス・ルンド (デンマーク)/マーク・ノーブル(イギリス)/マイマ・タニ (フィンランド)/前田泰宏/marina/ミゲル・アンヘル・エルナンド・ペルディゲーロ (スペイン)/水上詩楽/森雅樹/山口朔太郎/山本愛/Yucca /吉田楓馬/与那覇俊/ロドリゴ・カブレラ・ルビオ (スペイン)/ロバート・クズミクス(イギリス)


▼展示作品の作家の在住国(50音順)

アメリカ、イギリス、エチオピア、オーストリア、スペイン、デンマーク、日本、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ベルギー


■ロゴマークについて

HERALBONYの “H” と、Art の “A” を組み合わせたシンボルマークは、ヘラルボニー・アート・プライズの「主役である作家」を照らす「スポットライト」をイメージしています。一人ひとりが表現することで、輝く舞台が広がり、そして新たな才能として羽ばたいていくことを心から期待しています。

特設ウェブサイト日本語:https://artprize.heralbony.jp/

English:https://artprize.heralbony.jp/en/

■協賛企業一覧

【GOLD SPONSOR】

 東京建物株式会社、株式会社サンゲツ、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ジンズ、 株式会社丸井グループ、日本航空株式会社、トヨタ自動車株式会社


【SILVER SPONSOR】

株式会社乃村工藝社、アビームコンサルティング株式会社、株式会社パイロットコーポレーション、株式会社ニコン、霞ヶ関キャピタル株式会社、プロロジス


【BRONZE SPONSOR】

 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、FORMIA


【SPECIAL PARTNER】

 株式会社三井住友銀行、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社


【MEDIA PARTNER】

 Forbes JAPAN

【WEB制作PARTNER】

 株式会社ASA


【EVENT PARTNER】

株式会社サニーサイドアップ

【株式会社ヘラルボニー概要】

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくる企業です。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)

代表者:松田 崇弥、松田 文登


コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

オンラインストア:https://store.heralbony.jp/

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会社概要

株式会社ヘラルボニー

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URL
http://www.heralbony.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市開運橋通2-38 HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号
-
代表者名
松田 崇弥、松田文登
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年07月