東南アジアで電解凝集法・電解酸化法の技術を活用した、水質汚染問題を解決するHydroleap Pte. Ltd.へ出資
「世界の工場」と称される東南アジア地域では、産業排水が深刻な水質汚染問題を引き起こしています。産業排水に関する問題は、工場、石油やガスの精製、建設工事、データセンターの維持管理など多岐にわたり、これらの産業排水には毒性の強い重金属、濃度の高い有機物、難分解性物質などが含まれる場合があります。年々厳しくなる排水基準に対して、現在多く使用されている生物処理だけでは対応が難しくなっており、排水処理の工程において生物処理を補完する手段として電気分解法が注目されています。
Hydroleapは、電解凝集法、電解酸化法と呼ばれる2つの排水処理技術を保有しており、循環型社会の実現を目指して環境負荷の少ない排水処理技術の研究開発と水浄化装置の製造と販売を行っています。
グローバル・ブレインは、Hydroleapの独自のソリューションを高く評価し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、Hydroleapのさらなる事業成長に貢献できるよう三菱電機株式会社とともに積極的に支援を行ってまいります。
■Hydroleapについて
会社名 Hydroleap Pte. Ltd.
所在地 シンガポール
代表者 Mohammad Sherafatmand
設立日 2016年12月
事業内容 水浄化技術の研究開発および水浄化装置の製造と販売
■MEイノベーションファンドについて
登記上の名称 MEイノベーション投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
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