全国310病院が回答『第3回 病院経営課題実態調査2026』増収を上回る支出の増加 による経営環境の厳しさが浮き彫りに
一般社団法人日本能率協会(会長:中村正己、JMA)は、病院が抱える経営課題を明らかにし、これからの経営指針となるテーマや施策の方向性を探ることを目的として、全国の病院を対象に『病院経営課題の実態調査(2026)』を実施しました。小会では、「病院経営課題の実態調査」を2024年から実施していて、今回で3回目になります。
なお、本調査の結果については、2026年11月19日(木)、小会が医療関係者を対象に、東京ビッグサイトで開催する医療サービスの維持・拡充を目指すサミット「スマートライフ+サミット」(※)で森清司氏(森ヘルスケア・サポート)と渡辺優氏(メディチュア)の対談の中で詳細を公開予定です。渡辺優氏より他のデータも交え、様々な考察を加えながら、病院経営課題の実態を明らかにしていきます。
※「スマートライフ+サミット」につきましては、本リリースの最下部をご参照ください。
【調査概要】
・調査期間:2026年8月19日(水)~9月18日(金)
・調査対象:全国の8,035病院
・有効回答:310病院
・調査方法:Webアンケート
【調査結果の概略】
・「外来診療収入」が53.8%、「入院診療収入」が67.4%、コロナ禍前の水準に戻った状況にも関わらず、経営環境が厳しい。
・「国内景気の影響を受けている」と80.6%の施設が回答し、経営課題として「人件費の増加」が76.4%、「人件費以外の経費の増加」が51.3%をあげている。
・病院DXは「重要である」と86.8%と捉え、「取り組んでいる」と83.2%が回答した。「活用できている」が33.3%、「効果を実感している」が38.0%と個別成果が出てきている可能性を示している。
・高齢者がピークを迎える2040年に向けて病院経営上の対策が2年間あまり進展がない一方、病院DXを対策とする病院が2年間で30%増加している。
【 本件に関するお問い合わせ先 】
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター内 スマートライフ+事務局 (担当:朝日)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-1988/e-mail:smartlifeplus@jma.or.jp
『病院経営課題の実態調査(2026)』 結果より一部抜粋
【回答者属性】
2025年度と同様の有効回答数、310病院から回答を得た。構成比では300~399床の病院の割合が少し増えたものの、前年度同様の構成となっている。

【診療収入】
入院診療収入が外来診療収入を13.6ポイント先行する形でコロナ禍前の水準に戻りつつあり、
外来診療収入では53.8%、入院診療収入では67.4%の病院がコロナ禍前の水準に戻っている。
(外来診療収入)

(入院診療収入)

【国内景気の影響・経営課題】
国内景気の影響は3年続けて「受けている」が増加し、今年度は80.6%が「受けている」と
回答した。経営課題としても、「人件費の増加」が76.4%、「人件費以外の経費の増加」が
51.3%の病院があげるなど、支出の増加が病院経営を苦しめている。
(国内景気の影響)

(経営課題)

【病院DX】
病院DXについては「重要である」との回答が2年続けて増加。86.8%の病院が「重要である」と回答し、病院DXの認識形成の段階は概ね終了した。病院DXの効果についても「効果を実感できている」との回答が2年続けて増加。38.0%の病院が「効果を実感できている」と回答し、成果を実感できる事例が出始めていることが伺える。
(病院DXに対する意識について)

(病院DXの効果について)

【2040年に向けた病院経営上の対策状況について】
過去2年と比較して大きな変化は見られない。対策検討内容として、「DXなどによる業務効率化」をあげる病院が増加。2年で30.7ポイント増加し、78.7%の病院が対策としてあげている。
(2040年に向けた病院経営上の対策について)

(2040年に向けた検討対策内容について)

【スマートライフ+サミット開催概要】
スマートライフ+サミットでは、病院経営の変革に資する80以上のセミナーを企画しました。
セミナーで実例を学び、HOSPEX Japan 2026で製品・サービスの実物に触れながら、各社から専門的な説明を受けることができます。
※「スマートライフ+サミット2026」につきましては、決定した企画を随時、ホームページでアップデートしてまいります。来場事前登録の上、お申込みください。
【開催概要】
・催事名:第48回HOSPEX Japan 2026・スマートライフ+サミット 2026
・会 期:2026年11月18日(水)~20日(金)
・会 場:東京ビックサイト 西2ホール・会議棟「607」・「608」
・U R L :第48回HOSPEX Japan 2026(https://hospex.jma.or.jp/)
スマートライフ+サミット2026(https://hospex.jma.or.jp/smartlifeplus/about/)
・主 催:一般社団法人日本能率協会
・後 援:厚生労働省・公益社団法人日本医師会・東京都
【スマートライフ+サミット詳細・お申込み】
プログラム:https://hospex.jma.or.jp/smartlifeplus/visitors/
来場事前登録:https://www.event-cross.com/autumn/jp_hx/registration.php?_gl=1*
聴講お申し込み:https://www.event-cross.com/autumn/jp_hx/seminar_list.php
*本セミナーにおける個人情報の取り扱いについてはhttps://www.jma.or.jp/privacy/index.htmlをご確認ください。
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