混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」と、オフィスワーカー向けビル・テナント情報配信アプリ「WORKER COMPASS」が連携開始
■連携の背景
新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に変更され、その結果、人々の活動範囲が広がりました。この変化は企業の動向にも影響を与え、リモートワークからの出社への回帰が進んでおり、オフィスビルでの人々の賑わいも増加傾向にあるといった調査結果※も出ています。再び増えていますしかし、その一方で、オフィスビル内では飲食店を中心に、ランチタイムに利用が集中し行列ができたり、空いている店を探すのが大変といった混雑に関する課題が表面化してきています。
この課題の解決を目指して、「VACAN」と「WORKER COMPASS」は連携を開始し、リアルタイムの混雑情報や飲食店のクーポンなどビルの利用者が簡単に見つけ利用できるようにすることで、利用者の利便性や満足度向上を目指します。
※出典:ニッセイ基礎研究所「コロナ禍におけるオフィス出社動向-携帯位置情報データによるオフィス出社率の分析」
■取り組みの概要
今回の連携により、テナント施設の情報をオフィスワーカーに提供するアプリ「WORKER COMPASS」内で、施設内の飲食店や店舗の混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」が検知した混雑状況を確認できるようになります。両者の連携により、利用者はWORKER COMPASS上でVACANが提供する混雑情報を確認し、空いているお店にスムーズに行けるようになります。これにより、利用者の待ち時間を抑制し、利用体験の向上が期待できます。
同時に、テナント側にとっても混雑状況の平準化によりサービス提供が円滑になり、売上向上や顧客体験の向上が期待できます。さらに、「WORKER COMPASS」内のクーポン機能を活用することで、リアルタイムの混雑情報に基づくプロモーションやキャンペーンも可能となります。
この連携を通じて、オフィス・商業施設の新たな活性化策を提供します。今後も、連携を強化し機能改善を進めることで、施設利用者とテナント両者の満足度向上に取り組んでまいります。混雑情報がリアルタイムで把握でき、それに応じた最適な施設利用が可能な社会の実現を両者で目指してまいります。
■「WORKER COMPASS」について
オフィスタワーに特化した、入居テナント企業・商業の活性化につながるプラットフォームアプリです。
商業施設とオフィスワーカーを繋げ、商業施設・テナントの方へは施設の活性化。オフィスワーカーの
方には、より働きやすい環境を提供いたします。オフィスビルの情報やお知らせをビルで働くワーカー
へダイレクトに伝達することで、オフィスワーカーへクローズドに特典や特別な付加価値を提供するこ
とができます。商業施設とオフィスワーカーを繋ぐサービスを提供し、オフィスタワー管理の運営のD
Xを推進します。
サービスサイト:https://info.workercompass.jp/promotion
■混雑配信プラットフォーム「VACAN」について
「VACAN」は、店舗や施設の混雑情報をリアルタイムに検知・配信するプラットフォームです。カメラやボタン型IoTデバイス、センサーなどを利用し、店舗や施設の混雑状況を検知し、店頭のデジタルサイネージやWebページなどへ配信します。これまで全国の百貨店やデパート、空港、オフィスなどに導入されています。また200以上の自治体で観光地や投票所、避難所に導入されています。
■株式会社バカンについて
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理などもおこなっており、空き/混雑情報を起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
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