ホテルで日本の文化と芸術に触れる。扇子絵付けや沈金技法など、アーティストと共に作品を作るワークショップ。2026年1月~4月の開催内容を決定
~四季折々の文化や芸術を通じて、日本の“奥深さ”を感じていただく体験~

https://www.keioplaza.co.jp/event/journey_into_japan/
株式会社京王プラザホテル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若林克昌)は、本館3階アートロビーにて定期開催している日本人アーティストによる文化体験ワークショップ『Journey into Japan: A Workshop of Cultural Discovery』について、2026年1月から4月の開催内容を決定いたしました。東京の新都心に位置し、観光やビジネスの拠点として利便性が高い当ホテルでは、宿泊されるお客様の8〜9割がインバウンド(訪日外国人)と多くの海外ゲストをお迎えしていることから、ホテルの滞在時間をより豊かに充実してお過ごしいただくことを目的とし、本企画を実施しております。多様な文化に触れられる本企画は、日本の文化や歳時記をテーマに、毎月異なるアート作品をご自身で作り上げていただく体験ワークショップです。
これまでの開催では、当日参加も可能な気軽さから空き時間を活用した海外ゲストの利用も多く、参加されたお客様より「ホテルの中でこのような体験ができて楽しい」といった喜びのお声も頂戴しております。今後も、日本ならではの四季折々の文化や芸術を通じて、旅ナカには日本の“奥深さ”を体感していただき、旅アトにも滞在が心に残るような深い感動の体験と満足を訪れる全てのお客様にお届けいたします。
文化体験ワークショップ「Journey into Japan: A Workshop of Cultural Discovery 」概要

・開催時期:2025年7月以降、月に1~2回実施
・開催場所:京王プラザホテル 本館3階アートロビー
・内容:日本の歳時記などを、様々な文化芸術品を通じて体験いただけます。
・講師:各界の専門家やアーティスト
・時間:10:00~17:00 ※開催時間内のお好きな時間にご参加いただけます
・料金:体験ごとに異なります。
【ご宿泊者特典】:料金の50%OFFでご体験いただけます。
お問い合わせ:03-5322-8435【イベント担当直通】 ※受付時間 平日 10:00~18:30
※予約は不要ですが、定員がございますので、満席の際はご参加いただけない場合がございます
※対象年齢は小学生以上になります ※お支払いは当日ロビーギャラリーにて承ります ※各回の持ち物は不要です
◆文化体験のコンセプト
日本には、自然と寄り添いながら生まれ、はぐくまれてきた文化や芸術が数多くあります。四季折々の風景に心を動かし、風物詩で季節の移ろいを感じる、そうした繊細な感性のもとで、日本人は古くから自然の恵みを敬い、祈りや感謝を込めて文化を紡いできました。また、日本は海外からもたらされた多様な文化をただ模倣するのではなく、自らの感性と融合させながら独自の文化や歳時記へと昇華させてきました。和と洋、伝統と革新が調和しながら、今なお進化を続ける現代の芸術には、そうした日本らしさが息づいています。本企画では、そんな“今を生きる文化”について、アーティストの作品を通して触れて体験いただく場をご用意しております。日本の豊かな四季と世界とのつながりを感じながら、年間を通してお楽しみいただけます。
開催スケジュール
【1月】「末広がりのしるし」 扇子絵付け
扇子の原型となる団扇が中国で生まれ日本に伝来したのは古く7世紀。そして、木簡を束ねた檜扇は、扇子のルーツといわれ日本で発明されました。歌を詠み記し、文をしたためた時代を経て、武士階級においては刀と同じものと解釈され尊ばれる一方で、祝儀の席や茶道芸能の場にも用いられ広まっていきました。仰いで涼を取る使用法が常になったのは江戸時代後期になってからです。世界においてもコンパクトに折りたためるという利点が高く評価される小さな扇子には、日本人の知恵と礼節そして美意識が結集されています。

開催日時:2026年1月23日(金)、1月24日(土) 10:00~17:00
講師:株式会社伊場仙 担当者
参加費:3,000円(税込)
所要時間:30分~1時間予定
定員:各日10名
内容:江戸時代から続く日本橋にある扇子の老舗専門店「伊場仙」の扇子に絵付けをする体験です。
【2月】「寒中のお内裏様」 エッグアート
四季折々の景色や歳時記を小さな卵で表現するエッグアート。16世紀キリスト教の復活祭 イースターで、卵の殻に色を塗ったものを贈ることからはじまりました。世界最高峰とされるロシア・ロマノフ王朝時代の「インペリアルエッグ」は宝石を散りばめた絢爛豪華な工芸品です。
今回は、そんな西洋の文化と日本の雅が融合いたします。親が子を想う心を宿した小さなエッグアートのお内裏様作りを通して、心あたたまる芸術体験を味わえます。

開催日時:2026年2月13日(金)、2月14日(土)10:00~17:00
講師:横田初枝
参加費:3,000円(税込)
所要時間:1時間予定
定員:各日8名
内容:卵の殻に西陣織の布で衣をまとわせ、お顔の表情を描いてお内裏様を制作します。なお、すでにお顔の表情が入っているものもご用意しています。
【3月】「ハレの日の美」 加飾工芸 沈金
海を渡った日本の漆器は西欧で東洋ブームを引き起こし、日本を「漆の国」と呼びました。それは16世紀のことですが、実は、日本における漆芸の歴史は9000年にも及びます。
蒔絵や螺鈿等様々な加飾がある中で、今回は、沈金技法に挑戦いただきます。点や線で彫った部分に金箔や金粉を入れ、強くかがやく金色の模様を表現する技法です。日常使いの漆器を、少し意匠を凝らしてハレの日にもふさわしい作品に仕上げます。

開催日時:2026年3月13日(金)、3月14日(土)10:00~17:00
講師:奥窪聖美
参加費:3,000円(税込)
所要時間:1時間予定
定員:各日10名
内容: 茶菓子を切る道具「菓子楊枝」の黒漆部分に細工します。点や線を彫って金粉を入れ、自分だけの上質な菓子楊枝を仕上げる体験です。
【4月】「花便り」 桜を愛でる折り句
折り句とは、古くからある日本の言葉遊びの一つです。一つの詩の中に思いを伝える別の言葉を折り込みます。
古くは平安時代の伊勢物語に登場します。
伝えきれない感情や景色、時間の流れなどが表現される日本語の美しさ。どの国においても人がいて、思いがあれば、言葉が生まれます。桜の花を愛で、春の訪れを感じながら温かい気持ちを「伝える」一枚をお作りいただけたらと思います。

開催日時:2026年4月17日(金)、4月18日(土)10:00~17:00
講師:折り句作家 MIKAKO
参加費:2,000円(税込)
所要時間:30分予定
定員:各日20名
内容:日本に伝わる言葉遊び「折り句」を体験できます。好きな言葉の一文字ひと文字から思いを込めたフレーズを紡ぎ、はがきに書き上げた作品を額に入れてお持ち帰りいただけます。
■京王プラザホテルについて

【会社概要】
社名:株式会社京王プラザホテル
所在地:東京都新宿区西新宿2-2-1
代表取締役社長:若林克昌
京王プラザホテル開業:1971年6月5日
事業内容:国際観光ホテル整備法に基づくホテル業及び付帯事業
会社ホームページ:https://www.keioplaza.co.jp/
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