Yahoo!ブラウザー、独自AIを活用し、写真に撮るだけで洗濯方法が調べられる「洗濯マーク検索」機能を提供開始

～ 新旧合わせて84種の洗濯マークに対応し、洗濯機で洗えるか、手洗いできるかなど、洗濯タグを撮るだけでAIが洗濯方法を判定 ～

ヤフー株式会社（以下、Yahoo! JAPAN）が提供する、累計約1,500万ダウンロードのAndroidアプリ「Yahoo!ブラウザー」は、本日、独自開発の人工知能（AI）による画像解析技術を用いて、洗濯タグを写真に撮るだけで適切な洗濯方法を調べられる「洗濯マーク検索」（以下、本機能）の提供を開始しました。

「Yahoo!ブラウザー」では、2020年8月のリニューアル時より（※1）、画像から似ている商品などを検索できる機能「カメラ検索」をトップ画面に設置しています。“画像から気になる物や欲しい物などを検索したい”というニーズが多く、ユーザーから高い評価を得ています。「カメラ検索」の対応カテゴリーは、「ファッション」「食品」「インテリア」「家電」「有名人」「スポット」など随時拡大しており、最新技術を活用した生活に役立つサービスや新たなユーザー体験の提供に取り組んでいます。

このたび、汗を吸収した衣類や寝具、プールで使った水着、キャンプで使ったアウトドアアイテムなど、日常生活や行楽でも洗濯物が増える夏の季節に合わせて本機能の提供を開始します。洗濯マーク（洗濯表示）は2016年にデザインが一新（※2）されたことで、日本独自の旧表示と国際規格（ISO）に準じた新表示が存在しており、複雑で分かりづらいといった声も上がっています。実際に、Yahoo! JAPANが実施した洗濯マークに関するアンケート（※3）でも、意味の分からない洗濯表示があると回答した人は約98％（※4）、洗濯機で洗ってはいけないもの（色落ちするもの、撥水加工のものなど）を洗ってしまったことがあると回答した人は約66％で、別のアンケート（※5）では約74％の回答者が本機能への利用意向を示すなど、洗濯のお悩み解決につながる機能のニーズの高さもうかがえます。

本機能は、洗濯タグをカメラで撮影するだけで洗濯方法をAIが判定し、「洗濯機で洗えます」「手洗いできます」「おうち洗濯できません」の3種類の結果をイラストとテキストでわかりやすく表示するほか、家庭での洗濯方法、漂白方法、乾燥方法、アイロンのかけ方、クリーニングの種類など各洗濯マークの意味を確認できます。洗濯マークは基本記号に加えて付加記号・数字などで構成されているため、複雑なものや似ているものもありますが、独自開発AIの画像解析により、新旧合わせて84種類ある小さな洗濯マークを高精度で識別できます。

また、「Yahoo!天気」や「Yahoo!マップ」などとも連携しており、検索結果画面から、洗濯の乾き具合を表す洗濯指数（「Yahoo!天気」）や近隣のクリーニング店（「Yahoo!マップ」）を確認することもできます。

Yahoo! JAPANは「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに「Yahoo!ブラウザー」の検索機能拡充や改善を行い、ユーザーの検索利便性向上を目指します。

＜「洗濯マーク検索」の使い方＞
（1）「Yahoo!ブラウザー」で「カメラ検索」をタップします。
（2）「洗濯マーク」を選択し、洗濯タグを撮影します。
（3） 検出されたマークを確認し、「洗い方を見る」をタップします。（手動で編集もできます）

参考：洗濯マークに関するアンケート結果のグラフ（Yahoo! JAPAN調べ）

※1：Yahoo!ブラウザー、検索機能を大幅強化・リニューアル
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2020/08/03a/
※2：消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161104_0001.pdf
※3：Yahoo! JAPAN調べ（調査期間：2023年7月6日～7月12日、調査対象：1,000人、調査方法：ウェブアンケート）
※4：提示した10種類の洗濯表示のうち、すべて分かると回答した人は2％。
※5：Yahoo! JAPAN調べ（調査期間：2022年9月1日～9月5日、調査対象：2,000人、調査方法：ウェブアンケート）