横浜の名勝庭園で、爽涼の花に親しむ。

三溪園早朝観蓮会

開園を早朝6時に早めて開催。早朝のすがすがしい空気の中で、咲いたばかりの蓮の花が観賞できます。蓮の葉シャワーや蓮茎の糸取り体験、葉っぱのお面づくりなど、大人から子どもまで楽しめる、蓮にふれて親しむコーナーもあります。また、園内の茶店では、早朝観蓮会開催時間内限定のメニューも味わえます。

■開催日時 2017年7月15日（土）～8月6日（日）の土・日曜日及び祝日 朝6:00～8：30
■会場 三溪園 外苑 蓮池周辺
■料金 入園料で観覧できます。
■三溪園の蓮について

《原三溪こだわりの花》
古くから蓮は、泥の中から清らかな花を咲かせることにより、俗世間から現れた優れた人材に例えられ、三溪園の創設者 原三溪がとりわけ好んだ花です。自らが構想し生涯愛用した茶室を蓮華院と名付け、また、蓮を題材にした絵も数多く残していることからも、その思い入れぶりが伺えます。

《最期を飾った花》
三溪が、その生涯を閉じたのは昭和14年8月、奇しくも蓮の花の盛りの頃でした。柩は生前精魂を傾けて移築にあたった臨春閣に安置され、その傍らを飾ったのは園内の池から切り取られた数本の蓮でした。

■体験コーナー（6：00～8：30）

《蓮茎の糸取り体験》
茎を折って引っぱると、中から細い蓮の繊維が採り出せます。
今ではあまり見られなくなりましたが、古くはこの繊維を使って織物もつくられていました。奈良の当麻寺(たいまでら)にある曼荼羅には、その昔、中将姫という人物がこの蓮の糸を使って織り上げたという伝説が残されています。

 

《葉を使ったお面づくり》
蓮の葉に目や口などの穴を開けて、楽しいお面をつくります。
《蓮の葉のシャワー》
茎の根元から入った水が、葉脈の先端から放射状に噴き出す、珍しい光景が楽しめます。

■早朝観蓮会限定メニュー
蓮の観賞後は、風情を楽しみながらの朝食はいかがですか？各茶店こだわりの限定メニューを紹介します。
《雁ヶ音茶屋（かりがねぢゃや）》
限定メニュー： 中華風がゆ￥800（ホタテ貝柱・シイタケ・鶏肉入りのおかゆ・葛きりのデザート付）
提供時間： 朝6：00～9：00
《三溪園茶寮（さんけいえんさりょう）》
限定メニュー： 朝がゆ ￥1,100（おかゆ・温泉卵・紀州梅干・赤出汁・水ようかんなど）
提供時間： 朝6：00～9：00
《待春軒（たいしゅんけん）》
限定メニュー： 麦とろ御飯￥1000（大和芋とろろ・ハスきんぴら・味噌汁・黒蜜寒天など）
提供時間： 朝6：30～9：30