[世界の商業用不動産投資額 2018年第1四半期]
前年同期比15%増の1,650億ドル、都市別では東京が16四半期ぶりに1位
2018年通年の投資額は5-10%減の約6,500億ドルと予測
東京 2018年5月17日 – 総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)がまとめた投資分析レポートによると、2018年第1四半期の世界の商業用不動産投資額は、前年同期比15%増の1,650億ドル※1となりました。都市別投資額では東京が、ロンドン、ニューヨークを抑え、1位となりました。JLLは、2018年通年の世界の商業用不動産投資額の見通しを前年比5-10%減の約6,500億ドルとしています。
ハイライトは以下のとおりです。
図表1:商業用不動産への直接投資額 2016年通年-2018年第1四半期
図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別 2007年第1四半期-2018年第1四半期
図表3:2018年第1四半期 投資活動が最も活発な10都市
図表4:地域別取引額 実績値と予想値 2006年-2018年
※1 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています(レポートは英語のみ)。その他世界の最新不動産データ及び詳細はJLLホームページをご覧ください。
http://www.joneslanglasalle.co.jp/
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2017年度は、総売上高79億米ドル、約4億2,300万㎡(約1億2,800万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,700億米ドルの取引を完了しました。2017年末現在、世界80ヵ国、従業員約82,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年12月31日時点で総額581億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で37,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、2017年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて計23の賞を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、7年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。http://www.joneslanglasalle.co.jp
ハイライトは以下のとおりです。
- 2018年第1四半期の世界全体の投資額は、前年同期比15%増の1,650億ドルとなった。第1四半期の投資額では、2007年第1四半期1,900億ドル以来の高い水準を示した。(図表1、2)
- 2018年第1四半期の地域別投資額では、アメリカ大陸の投資額が、前年同期比18%増の690億ドルとなった。アメリカの投資活動が回復し、特に国内投資家の活動が活発だった。EMEAの投資額は、前年同期比横ばいの560億ドルとなった。イギリスのEU離脱交渉の先行き不透明感はあるものの、ロンドンへの投資は回復している。アジア太平洋地域の投資額は、前年同期比34%増の400億ドルとなり、第1四半期の投資額としては同地域における最高額を記録した。日本、オーストラリア、香港での投資活動が牽引した。特に日本は事業年度末を迎える時期であることを背景に、国内投資家による投資が活発だった。(図表1、2)
- 2018年第1四半期の都市別投資額は東京(91億ドル)が1位となり、2014年第1四半期以来16四半期ぶりの投資額1位となった。2018年第1四半期は、好調な企業業績や人材不足などを背景にオフィス需要が高まり、オフィス投資が全体の82%を占めた。またJ-REITの活動も活発で、22億ドルを超える取引があった。続いて、2位ニューヨーク(90億ドル)、3位ロンドン(59億ドル)となった。(図表3)
- 第1四半期の堅調な投資活動にも関わらず、JLLでは第2四半期以降、アメリカでの金利上昇など世界的な金融政策の方向転換が不動産投資市場に若干影響すると予想し、2018年通年の世界の商業用不動産投資額は前年比5-10%減の約6,500億ドルと予測している。(図表4)
図表1:商業用不動産への直接投資額 2016年通年-2018年第1四半期
図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別 2007年第1四半期-2018年第1四半期
図表3:2018年第1四半期 投資活動が最も活発な10都市
図表4:地域別取引額 実績値と予想値 2006年-2018年
【補足】
※1 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています(レポートは英語のみ)。その他世界の最新不動産データ及び詳細はJLLホームページをご覧ください。
http://www.joneslanglasalle.co.jp/
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2017年度は、総売上高79億米ドル、約4億2,300万㎡(約1億2,800万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,700億米ドルの取引を完了しました。2017年末現在、世界80ヵ国、従業員約82,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年12月31日時点で総額581億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で37,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、2017年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて計23の賞を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、7年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。http://www.joneslanglasalle.co.jp
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