豪州ウィートストーンLNGプロジェクトにおけるLNG生産開始
三菱商事株式会社
日本郵船株式会社
株式会社JERA
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
三菱商事株式会社、日本郵船株式会社、株式会社JERA、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「4社」)がパンパシフィックエネルギー株式会社(以下「PE社」)に対して出資し、その子会社PE Wheatstone Pty Ltd(本社:オーストラリア西豪州パース 以下「PEW社」)を通じて参画している豪州ウィートストーンLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)は、このたび、オーストラリア西豪州アシュバートン・ノースの液化天然ガス(LNG)生産設備において、オーストラリア西豪州北西部沖合のウィートストーンおよびイアゴガス田から産出される天然ガスを用いたLNGの生産を開始しました。
4社が2012年6月にPEW社を通じて本プロジェクトの事業権益(ウィートストーン・イアゴガス田鉱区開発権益:10%、LNGプラント事業権益:8%)を取得して以来、約5年を経て操業を開始したこととなります。
本プロジェクトは、米シェブロン社がオペレーターとして推進しているLNGプロジェクトです。今回の生産開始はLNG生産設備第1系列からのもので、引き続き第2系列の建設作業が進行中であり、第2系列の完成後は両系列合計で年間890万トンのLNGが生産される予定です。PEW社の権益持ち分に相当する年間約70万トンのLNGは、長期契約に基づき株式会社JERA向けに供給されます。
人口増に伴いエネルギー消費量が世界的に増加傾向にあり、さらに地球温暖化への対応としてクリーンなエネルギー資源である天然ガスおよびLNGの活用が国際的に求められている昨今、LNGの輸入国は増加しています。こうした世界的なLNG需要の伸びがある中で、本邦のLNG安定調達のために、本邦企業による天然ガス資源確保の重要度は増しています。本プロジェクトは、本邦にとって重要な供給源となるばかりではなく、官民一体となったエネルギー資源の確保という点でも極めて大きな意義があります。
生産されたLNGは、プロジェクト第一船により数週間のうちに出荷される見込みです。
【参考】
1.事業スキーム図
2.本プロジェクト位置図
3.本プロジェクト概要
PE社
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000294.html?mid=pr_171010
日本郵船株式会社
株式会社JERA
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
三菱商事株式会社、日本郵船株式会社、株式会社JERA、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「4社」)がパンパシフィックエネルギー株式会社(以下「PE社」)に対して出資し、その子会社PE Wheatstone Pty Ltd(本社:オーストラリア西豪州パース 以下「PEW社」)を通じて参画している豪州ウィートストーンLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)は、このたび、オーストラリア西豪州アシュバートン・ノースの液化天然ガス(LNG)生産設備において、オーストラリア西豪州北西部沖合のウィートストーンおよびイアゴガス田から産出される天然ガスを用いたLNGの生産を開始しました。
4社が2012年6月にPEW社を通じて本プロジェクトの事業権益(ウィートストーン・イアゴガス田鉱区開発権益:10%、LNGプラント事業権益:8%)を取得して以来、約5年を経て操業を開始したこととなります。
本プロジェクトは、米シェブロン社がオペレーターとして推進しているLNGプロジェクトです。今回の生産開始はLNG生産設備第1系列からのもので、引き続き第2系列の建設作業が進行中であり、第2系列の完成後は両系列合計で年間890万トンのLNGが生産される予定です。PEW社の権益持ち分に相当する年間約70万トンのLNGは、長期契約に基づき株式会社JERA向けに供給されます。
人口増に伴いエネルギー消費量が世界的に増加傾向にあり、さらに地球温暖化への対応としてクリーンなエネルギー資源である天然ガスおよびLNGの活用が国際的に求められている昨今、LNGの輸入国は増加しています。こうした世界的なLNG需要の伸びがある中で、本邦のLNG安定調達のために、本邦企業による天然ガス資源確保の重要度は増しています。本プロジェクトは、本邦にとって重要な供給源となるばかりではなく、官民一体となったエネルギー資源の確保という点でも極めて大きな意義があります。
生産されたLNGは、プロジェクト第一船により数週間のうちに出荷される見込みです。
【参考】
1.事業スキーム図
2.本プロジェクト位置図
3.本プロジェクト概要
LNGプラント事業者 | シェブロン 64.136%、クフペック 13.4%、ウッドサイド 13%、PEW社 8%、九州電力 1.464% |
ガス田鉱区開発事業者 | ウィートストーン・イアゴガス田:シェブロン 80.17%、PEW社 10%、 クフペック 8%、九州電力 1.83% ジュリマー・ブルネロガス田:ウッドサイド 65%、クフペック 35% |
生産設備 | ウィートストーン・イアゴガス田およびジュリマー・ブルネロガス田 から海上プラットフォームを経て産出される天然ガスは全長225kmの 海底パイプラインを通じて、アシュバートン・ノースに位置する2系列 のLNG生産設備に送られ、年間890万トンのLNGが生産される予定です。 |
4.各社概要
PE社
会社名 | パンパシフィックエネルギー株式会社(2012年設立) |
所在地 | 東京都千代田区 |
代表者 | 久能木 愼穗 |
株主構成 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 42.08%、 三菱商事株式会社 39.70% 、日本郵船株式会社 10.20% 、 株式会社JERA 8.02% |
PEW社
会社名 | PE Wheatstone Pty Ltd(2012年設立) |
所在地 | オーストラリア西豪州パース |
代表者 | 西澤 仁 |
株主構成 | PE社 99.90%、株式会社JERA 0.10% |
シェブロン社
会社名 | Chevron Australia Pty Ltd Chevron (TAPL) Pty Ltd |
概要 | 国際石油資本の1つであるシェブロン(Chevron Corporation、1879年設立、 本社米国カリフォルニア州サンラモン)の豪州子会社 |
本社所在地 | オーストラリア西豪州パース |
設立年月 | 2005年(Chevron Australia Pty Ltd) 1998年(Chevron (TAPL) Pty Ltd) |
クフペック社
会社名 | KUFPEC Australia (Wheatstone Iago) Pty Ltd KUFPEC Australia (Julimar) Pty Ltd |
概要 | クウェート国営石油会社(Kuwait Petroleum Corporation、1980年設立、 本社 クウェート国クウェート)の海外投資子会社(KUFPEC、1981年設立、 本社 英国ロンドン)の豪州子会社 |
本社所在地 | オーストラリア西豪州パース |
設立年 | 2009年 |
ウッドサイド社
会社名 | Woodside Energy Julimar Pty Ltd |
概要 | 豪州大手エネルギー会社のウッドサイド(Woodside Petroleum Ltd、1954年設立、本社 オーストラリア西豪州パース)の投資子会社 |
本社所在地 | オーストラリア西豪州パース |
設立年 | 2008年 |
九州電力
会社名 | Kyushu Electric Wheatstone Pty Ltd |
概要 | 九州電力株式会社の豪州子会社 |
本社所在地 | オーストラリア西豪州パース |
設立年 | 2011年 |
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000294.html?mid=pr_171010
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