“出会うはずがなかった読者と主人公の物語。“『読者と主人公と二人のこれから』より柊時子をイメージした香水が登場！

フェアリーテイル株式会社

2023年12月8日 15時00分

香水の輸入販売を手がけるフェアリーテイル株式会社(東京都港区)は、岬鷺宮原作のライトノベル『読者と主人公と二人のこれから』のヒロイン・柊時子をイメージした香水を発売します。
12月8日(金)より、公式オンラインストア、Amazon、楽天で予約販売。中野ブロードウェイの直営店「FAIRYTAIL」では同日よりサンプルの展示を開始いたします。

※リリース内の画像をご使用の際はクレジットの記載

(©岬鷺宮)　をお願いいたします。

――だから、わたしの初恋はエピローグのあとに始まるのです。

この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば──

だが、彼女は晃の前に現れた。

灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、晃が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。

不器用に近づいていく二人の距離。

物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。

出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末にあるものは──。

読者と主人公と二人のこれから　柊時子　オードパルファム

晃の持つ『十四歳』の主人公、トキコに瓜二つの少女・柊時子をイメージした香水です。

爽やかな柑橘系から紡がれる透明感のあるトップノートは晃が憧れる小説の中の主人公「トキコ」と晃の目の前に現れた「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まっていく物語の始まりのようです。花々のブーケが透き通るように香るミドルノートは晃が唯一心を許せる存在となった”トキコ”と、トキコが好きな晃に対してトキコになぞろうと、姉が執筆した『十四歳』の小説のモデルになっている”時子”のいじらしさを感じ取れます。やわらかいバニラが際立つ幸福感が溢れるラストノートは出会うはずがなかった読者と主人公の物語の結末のようです。

「・・・・・・わたしが、『彼女』になるけど」

香調：トランスペアレントフローラル

＜香りイメージ＞

トップノート：ピンクペッパー、オレンジ、マンダリン、スダチ

ミドルノート：センチフォリアローズ、ネロリ

ラストノート：シダーウッド、ホワイトムスク、バニラ