能登半島豪雨災害から2年
地域の暮らしと再生を支える、グリーンコープの継続的な復興支援
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下「グリーンコープ」)は、2024年1月の能登半島地震の発災直後から、継続して支援活動に取り組んでいます。同年9月の豪雨災害から2年が経過した現在も、住民や支援団体、行政などと連携しながら、地域の暮らしと再生に向けた支援を続けています。
継続する能登での主な支援活動(2025年9月~2026年9月)
■ 仮設住宅での交流と暮らしを支える取り組み
仮設住宅での生活が長期化する中、住民同士が顔を合わせ、交流できる機会づくりを継続しています。輪島市や珠洲市、能登町などの仮設住宅や地域の拠点でサロンを開催し、たこ焼きや梅ヶ枝餅、いきなり団子づくりなどを通じた交流を行ってきました。また、衣類や生活用品を手頃な価格で販売する「ファイバーリサイクル市」を、輪島市や珠洲市、能登町などで開催し、暮らしの支援につなげています。

■ 子どもたちの食と暮らしを支援
2025年12月には、輪島市社会福祉協議会を通じて児童クラブの子どもたち約200人分のクリスマスケーキを届けたほか、輪島市の幼稚園や保育園を訪問し、お菓子などのクリスマスプレゼントを届けました。また、輪島市立門前学園では、校舎改修工事に伴い一時的に給食の献立が簡易的になることから、グリーンコープの商品を提供。6日間にわたり、1日150食分、計約900食分を届け、子どもたちの給食を支援しました。

■ 「みんなの家」など地域の交流拠点を支援
珠洲市狼煙町の「狼煙のみんなの家」では、地域住民が集い、食事や交流ができる場として「みんなの食堂」などが開かれており、グリーンコープも食材提供やイベントへの参加などを通じて活動を支えています。
2026年1月には、珠洲市大谷地区に「みんなのスーパー」がオープンしました。グリーンコープは、開業に向けて冷蔵・冷凍庫やレジなどの設備面を支援したほか、開業後も商品の仕入れに協力するなど、継続して取り組みを支えています。
さらに、集会所がない仮設住宅では、空き部屋を住民同士が集まれる場所として活用する動きも進んでいます。グリーンコープは、電子レンジや冷蔵庫、机などの備品を届け、住民が交流できる環境づくりを支援しました。

■ 新たな豪雨被害にも、これまでのつながりを生かして対応
能登半島では、地震・豪雨からの復旧が続く中でも、大雨による新たな被害が発生しています。
2026年8月には、能登での災害支援を通じてつながりのある「すずキッチン」からの要請を受け、記録的な大雨で被害を受けた富山県氷見市の温泉施設で土砂かき支援を実施しました。施設周辺の側溝に大量の土砂が流れ込んだため、堆積した土砂を取り除き、排水機能の回復に向けた作業を行いました。
9月には石川県羽咋市でも、観測史上最大となる1時間82ミリの雨を記録し、河川の氾濫などによる被害が発生。小型重機などを活用しながら、道路や住宅周辺に流れ込んだ土砂の撤去に取り組みました。これまでの支援活動を通じて築いてきた地域とのつながりを生かし、新たな災害が発生した際にも、必要とされる支援に取り組んでいます。

被災地とともに、これからも
能登半島豪雨災害から2年が経過しました。復旧・復興は着実に進んでいる一方、道路や河川などの復旧工事は現在も続いており、仮設住宅で暮らす方も多くいます。地域によって抱える課題や必要とされる支援も変化しています。
グリーンコープはこれからも、住民や団体の皆さまとともに歩みながら、暮らしと地域の再生に向けた支援を続けていきます。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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