ギブリー、サントリーグループの生成AI活用を支援。グループ会社社員の専用ChatGPTデイリー利用者数が2倍に増加。
「ChatGPT基礎セミナー」を企画・運営
生成AIの法人活用推進と多角的なDX支援サービスを展開する株式会社ギブリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:井手高志、以下ギブリー)は、7月26日(金)にサントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)のグループ会社経営推進部が主催し、サントリーのグループ会社向けに実施したオンラインイベント「わかる!使える!ChatGPTセミナー」の企画制作に協力し、ギブリー取締役の山川雄志が講演しました。
ギブリーはサントリーにおける生成AIの業務活用を支援しており、同社グループ専用の生成AI環境「ガウディ」の活用促進に携わっています。今回は、グループ会社の社員が、より積極的に「ガウディ」を利用してもらえるようにするためのオンラインセミナーを開催。ギブリーからも、生成AI市場の最新動向や各業界・企業の取り組み事例を紹介しました。
講演は350人以上のグループ会社の社員に聴講され、今後の業務に活かせる有用な情報として参加者から評価をいただきました。
以下、概要をお知らせいたします。
■イベント実施背景・概要
本イベントは、サントリーホールディングスのグループ会社経営推進部が、グループ会社の社員向けに、生成AIの特性と業務での具体的な活用方法を紹介するものです。
サントリーでは2023年5月より生成AIの業務活用に向けた取り組みを開始し、同社独自のChatGPT「ガウディ」*¹を開発・展開しています。現在「ガウディ」は国内従業員約19,000名を対象に導入され、多くの社員が業務での利用を進めています。しかし、その利用頻度に着目すると、日常的に利用しているユーザーとそうでないユーザーで、差が生じています。同社は「ガウディ」利用を浸透させるべく、本セミナーを開催しました。
本セミナーでは、生成AIの機能特性とともに、他社の生成AI事例、具体的な使い方、業務で活用した際の効果やメリットを詳しく解説し、グループ社員の方々が「ガウディ」を業務で使う手がかりを提供することを目的としました。
*¹ガウディ: サントリーグループ内の環境で利用可能な生成AIチャットツール
■ギブリー支援内容について
本イベント開催に際し、ギブリーは企画設計から当日運営まで協力しています。
企画設計時の打ち合わせにて、ご担当者様より「数百名規模のオンラインセミナー実施」に際しての不安や懸念事項が生じたため、当社よりイベント当日におけるオンライン配信の会場設営から配信設備の設定までを準備。イベント本編となる「生成AI市場の最新動向」や「各業界・企業の取り組み事例」のプログラムでは、ギブリー取締役の山川がプレゼンテーションを実施しました。
なお、ギブリーは今回のイベントに続き、今秋にはサントリーのグループ会社の社員向けに実施予定の「ChatGPTマスター育成研修」と題した、3日間にわたるプロンプト作成研修プログラムの実施を支援します。今回のイベントで生成AIに対する関心が高まった社員を対象に、「業務効率化を図るためのプロンプトを自ら作成し、実務の中で活用する」ことを目標に、より実践的な研修を実施していきます。
■取り組みの成果
本イベントは実施前より社員の方々の注目度が高く、これまで開催してきたセミナーの倍以上の方々に参加いただき、参加者からも高い評価を得ました。
参加者からは、以下のご感想をいただいています。
「生成AIを業務で活用するため、明日からでもすぐに取り組める具体的なアドバイスをもらえた」
「プロンプトをどのように書いたらよいか、試行を重ねることに意味があるという話に興味が湧いた」
「他社が、社内各部署でどのような使い方をしているのか、詳細に聞けたことがよかった」
「生成AIを使った翻訳や動画作成のフローなどを、講師の方が説明しながらリアルタイムで実演してくれたのが、見ていて本当にワクワクした」
また、イベント後にもポジティブな影響が見られました。生成AIに対する関心の高まりはもちろん、グループ会社の社員における「ガウディ」の1日あたりの利用者数が2倍に向上するなど、目的であった利用促進に大きく貢献することができました。
■サントリーの生成AI活用研修における今後の展望
アンケートでは、「ガウディの活用法」に関するご要望が多く寄せられました。特にプロンプトの書き方や実業務での使いこなしのコツを知りたいという声が目立ちました。
ギブリーは今秋、前述のとおり、サントリーのグループ会社の社員向けに「ChatGPTプロンプト作成研修」の実施を支援します。この研修に向けて、ギブリーでは上記のご要望も内容に反映し、研修の参加者へ向けて、自らがプロンプトを作成できるような、よりスキルアップできる研修コンテンツを充実させていきます。両社は、この研修を通じて、参加者を「生成AIアンバサダー」に育成することを目標としており、各グループ会社における生成AI活用を推進する存在となってもらうことを目指して取り組んでいきます。
■サントリーホールディングス株式会社 ご担当者様より
グループ経営推進部課長 若林 純様
生成AIの最新動向のみならず、専門的な観点から業務での活用可能性までわかりやすく説明いただき、私自身ワクワクしながら聞かせていただきました。今回のイベントで社員の生成AIに対する関心度は非常に高まったと感じます。社員のニーズとしても、プロンプトを2、3行だけ書くというより、より長く、密度の濃い10行以上にわたる様な、より精度の高いプロンプトを書いてみたい、といったニーズにシフトしていっているように感じます。
今後は「ガウディ」を、より実際の業務で役立たせることをテーマに、コンテンツを提供していきたいです。また、秋のプロンプト作成研修には、グループ会社各社の経営陣も大きな期待を寄せています。研修を通じてグループ会社社員の「ガウディ」利用率を高め、業務効率面でインパクトを出せるよう、ひいてはそれによってグループ会社がDXの気づきを得てより成長できるよう、ギブリーさんにもお力添えいただきながら、今後の取り組みに注力していきます。
デジタル本部 DX戦略部 山本 晋大様
これまで社内で行った生成AIの勉強会では、他社の情報を探すことも大変で、社員のニーズに見合うコンテンツを構成することに苦労していました。山川さんにご説明いただいた内容は、技術や機能の最新情報もありながら難しすぎず、私たちが普段見えていない領域の知見もふんだんに盛り込まれていました。
特にビジネスシーンにおける生成AI活用では、具体的な活用例やユースケースがわかりやすくまとめられていて、「自分の仕事のこの工程で活かせるかもしれない」、「自社の取り組みもこんなふうにやればいいんだ」というイメージがわきました。
ギブリー様には、これからも選抜メンバーの生成AI教育などにもご協力をいただければ幸いです。
■サントリーホールディングス株式会社について
社 名 :サントリーホールディングス株式会社
所在地 :大阪市北区堂島浜2-1-40
代表者 :代表取締役会長 佐治 信忠、代表取締役社長 新浪 剛史
創 業 :1899年
■株式会社ギブリーについて
社 名 :株式会社ギブリー
所在地 :東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8階
代表者 :井手 高志
設 立 :2009年4月28日
資本金 :10,000,000円
ギブリーは「すべての人が物心豊かな社会を実現する」をビジョンに掲げ、HRTech/MarketingDX/Operation DXの3事業を柱に、 「世界で必要とされる、本質価値を生むテクノロジー企業体」として、 “世界標準”のサービスを生み出し続け、日本の再生に寄与します。
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