【ネパールで大規模カーボンクレジット創出へ】Green Carbon、HCAとグリーン肥料事業でMOU

豊富な水力発電を活用し、低炭素な肥料生産とカーボンクレジット創出を目指す

グリーンカーボン

Green Carbon株式会社(本社:東京都、以下「Green Carbon」)は、HIMALAYAN CARBON ASSET PVT. LTD.(以下「HCA」)と、ネパールで計画されているグリーン肥料製造プラントを対象に、カーボンクレジットの創出・事業化に向けたMOUを締結しました。

本協業では、水力発電を活用したグリーン尿素などの低炭素肥料の製造と、Green Carbonが持つカーボンクレジット開発の知見を組み合わせ、温室効果ガスの削減とネパールの低炭素型産業の発展を目指します。本MOUは、Green Carbon取締役COOの妹尾聖人と、HCA ChairmanのPradeep SJB Rana氏により締結されました。

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◆肥料を輸入に依存するネパールで、水力発電を活用したグリーン肥料生産へ

ネパールでは、農業に欠かせない化学肥料の多くを海外からの輸入に依存しており、安定的な肥料供給の確保が重要な課題となっています。一方、同国は豊富な水力資源を有しており、再生可能エネルギーを活用した産業の発展が期待されています。

こうした市場環境を背景に、Green CarbonとHCAは、水力発電を活用したグリーン尿素および硝酸アンモニウムカルシウム(Calcium Ammonium Nitrate:CAN)の製造を検討しています。輸入に依存する肥料の現地生産を目指すとともに、従来の化石燃料に依存した肥料製造と比較して温室効果ガス排出量を削減し、より持続可能な農業資材の供給につなげることを目指します。

本プロジェクトでは、グリーン尿素およびCANを生産する大規模なグリーン肥料製造施設の開発を計画しています。今後、パイロットフェーズおよびその後の開発フェーズを通じて、温室効果ガス排出削減効果とカーボンクレジット創出の技術的実現可能性を評価していく予定です。


◆主な協業内容

本MOUに基づき、Green CarbonとHCAは、主に以下の分野で協業を進める予定です。

温室効果ガス排出削減ポテンシャルを評価するための包括的なカーボンプロジェクトの実現可能性分析

国際的に認知されたカーボンクレジット登録機関における、適用可能な認証制度および方法論の特定・比較検討

プロジェクト登録に向けた支援およびProject Design Document(PDD)をはじめとする必要書類の作成

ベースラインシナリオ、追加性および排出削減量の定量化(グリーン尿素製造によるCO₂排出削減、および亜酸化窒素(N₂O)排出削減システムによる削減効果を含む)

ネパール政府関係省庁との協議ならびに承認書(Letter of Authorization)、各種許認可および政府承認の取得に向けた対応

第三者検証機関によるモニタリングおよび独立検証の実施支援

コンプライアンス市場およびボランタリーカーボン市場を対象とした、長期的な先渡し購入契約やオフテイク契約の締結を含むマーケティング・事業化戦略の策定

HCAは、本プロジェクトにおける資金調達、施設建設および日常的な運営を主導するとともに、ネパール国内の政府関係機関との連携を担当します。

Green Carbonは、カーボン分野のリードアドバイザーとして、MRV(測定・報告・検証)、方法論の選定、カーボンクレジットの収益化に至るまで、一貫した支援を提供します。


◆今後の展開:カーボンクレジット創出から国際展開・事業化へ

今後、Green CarbonとHCAは、グリーン肥料の製造とカーボンファイナンスを組み合わせ、温室効果ガス排出削減につながる事業モデルの構築を進めます。カーボンクレジットの創出に向けては、フェーズ1からフェーズ4まで段階的に開発を進め、排出削減量の評価、プロジェクト登録、クレジット創出・事業化へとつなげていく予定です。

また、将来的にカーボンクレジットを国際的に移転する場合には、ネパール国内の関連法令や国際基準、パリ協定第6条に基づき、必要に応じて相当調整(Corresponding Adjustment)を含む適切な手続きを実施します。両社は本プロジェクトを通じて、ネパールにおける持続可能な産業・地域開発と、世界的なネットゼロへの移行への貢献を目指します。


◆Green Carbon 株式会社

代表者   :代表取締役 大北 潤

所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F

設立    :2019年12月 12日

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。

事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・ c)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に6,749tを創出。

海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。

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◆Himalayan Carbon Asset Pvt. Ltd.について

Himalayan Carbon Asset Pvt. Ltd.(HCA)は、ネパールにおいてグリーン肥料事業を推進する企業です。再生可能エネルギー由来の水力発電および低炭素型の産業技術を活用し、グリーン尿素や硝酸アンモニウムカルシウム(CAN)の製造事業の実現に向けて取り組んでいます。

また、気候変動対策にも積極的に取り組み、ヒマラヤ地域をはじめとする自然環境の保全と、持続可能な社会の実現への貢献を目指しています。


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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
1億6750万円
設立
2019年12月