鈴村健一「子どもといつか一緒にお酒を飲みたい。泣く準備はしておく」　鈴村健一・白石晴香と学ぶ本格焼酎＆泡盛～入門編～

11月1日の「本格焼酎＆泡盛の日」を記念した特別イベントを開催

株式会社文化放送

2023年11月8日 10時00分

文化放送は、11月1日の「本格焼酎＆泡盛の日」を記念した特別イベント「鈴村健一・白石晴香と学ぶ本格焼酎＆泡盛～入門編～」を同日、文化放送メディアホールにて開催しました。このイベントは、本格焼酎＆泡盛の基礎知識、魅力、楽しみ方などを学び、さらに試飲もできるスペシャルイベント。本格焼酎＆泡盛の味わい深い世界をこれから知っていこうというビギナーが楽しめる内容となりました。

（左から）鈴村健一、白石晴香、内山夕実、藤居徹

メインMCは、『鈴村健一のラジベース』（文化放送超!A&G+ 火曜午後9時00分～10時00分）と『白石晴香のぽかぽかたいむ』（文化放送超!A&G+ 日曜午後8時30分～9時00分）で日本酒造組合中央会とのコラボ企画を展開していた声優・鈴村健一と白石晴香。特別ゲストとして、140年以上の歴史を持つ藤居酒造㈱の六代目社長・藤居徹氏と、声優・内山夕実が出演しました。

鈴村健一

白石晴香

内山夕実

オープニングトークでは、内山が父とよく一緒に本格焼酎を飲むという話題で、日頃から本格焼酎を愛飲しているという鈴村が「うちも子どもができて、まだ小さいけど、いつか一緒にお酒を飲みたいと思うもの。もしそうなったら泣くかもしれないね」と語ると、内山は「うちは最初に飲んだとき、父が号泣しましたね」とコメント。これに対し鈴村は「やっぱり泣くんだ！何年後かわからないけど、泣く準備はしておくわ」と目を細めました。

乾杯では、本格麦焼酎のソーダ割りを提供。この麦焼酎に合うおつまみとして藤居氏がセレクトしたのが「ベビースターラーメン丸チキン味」で、藤居氏は「麦焼酎の大ファンの方が『俺はベビースターでしかこの酒を飲まねえ！』と。『そうなの？』と思って試してみたら、本当に合うんです。」とコメント。この本格麦焼酎のソーダ割とベビースターの組み合わせを味わった内山は、「うっま！麦焼酎の香ばしさをより感じられて、めちゃめちゃおいしいです」と絶賛しました。

出演者と一緒に本格焼酎＆泡盛の基本を学ぶクイズ企画「本格焼酎＆泡盛クイズに挑戦！」のコーナーでは、「本格焼酎・泡盛と焼酎甲類の違いは？」について藤居氏は「本格焼酎・泡盛と焼酎甲類の違いは主に蒸留方法です。焼酎甲類は何度も蒸留するため、ピュアな味わいが特徴でレモンサワー等のベースになります。本格焼酎や泡盛は通常1回だけ蒸留するため、原料の香りがお酒にしっかりと残るのが特徴です。原料の豊かな風味を楽しみたいなら、ラベルに『本格焼酎』や『泡盛』と必ず書いているので、チェックしてください。」と解説しました。

　さまざまな種類の本格焼酎＆泡盛とそれぞれに合わせたおつまみの相性を体感する「ペアリングを体験！」のコーナーでは、「本格芋焼酎の前割り＋干し芋」「本格麦焼酎ロック＋鶏つくね」「本格黒糖焼酎ロック＋焼きチーズ」「泡盛ソーダ割＋エリンギの天ぷらスナック」「本格米焼酎ロック＋ガトーショコラ」の5種のペアリングを賞味。同種の原料の「さつまいも」を組み合わせた「本格芋焼酎の前割り＋干し芋」では、普段から芋焼酎の前割り（焼酎を1〜2日前から割っておく）をよく飲むという鈴村は、「（本格焼酎もおつまみも）両方ちゃんと主役になる。そこがいいところですよね」とコメント。白石は「芋焼酎って香りやクセが強いイメージがありますけど、前割りをすることで馴染んで、マイルドな香りになる印象があります」と語りました。

　「本格黒糖焼酎ロック＋焼きチーズ」のペアリングでは、鈴村が「最高だ。チーズの風味がワーッと来るでしょ。そこに黒糖焼酎がかぶさってくるんだけど、それがスーッと消えた後にもう１回チーズが帰ってくる。そのチーズがさっきよりこってり感じる。めちゃくちゃおいしくなるんだね」と驚きの声を上げました。

　その後は、出演者がおすすめの本格焼酎や飲み方を紹介する企画「あの人の“推し” を味見！」のコーナー。鈴村は「本格芋焼酎のエルダーフラワートニック割」、白石は「本格黒糖焼酎のジンジャーエール割」、内山は「本格米焼酎の生レモンサワー」を紹介。飲みやすさを追求して、鈴村が大好きな本格芋焼酎を、ハーブから抽出したオイルをブレンドしたエルダーフラワートニックウォーターで割ったというカクテルは、飲んだ直後に会場からどよめきが上がり、白石は「すごい！香りも華やかで一生飲んでいたい！しっかり芋焼酎の味わいもある！！」と絶賛しました。

　本格黒糖焼酎を身近なジンジャーエールで割ったカクテルや、酸味や苦味が引き立つ本格米焼酎の生レモンサワーも大好評。藤居氏は「本格焼酎って男性やおじさんが飲むものというイメージがあると思うんですが、こうやってカクテルにすることで原料が引き立ちながら、おしゃれなドリンクとして楽しむことができるんです」とコメントしました。

　エンディングでイベントの感想を聞かれた白石は「（レギュラー番組でのコラボ企画で）1か月間学んだことが全て実践できて、とても幸せでした！」とコメント。鈴村は「僕がこれまでずっと本格焼酎を飲んできたのは、今日のためだと言ってもいいぐらい。皆さんと一緒に共有できたこと、新しい発見があったことが、何よりも素晴らしいと思いました。奥が深くて、ずっと追い続けるべき趣味だなと思いました。本当に月1でやらせてもらいたい！（笑）」と締めくくりました。

鈴村健一、白石晴香、内山夕実のおすすめの割り方で提供された本格焼酎カクテル3種