国内でのControl4ブランド商品の販売代理店権取得及びスマートホームビジネス展開に向けた振興電気株式会社との協業に向けた協議開始のお知らせ
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社の子会社であるオンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社(以下、OPM)は、Control4(本社:米国ノースカロライナ州シャーロット)(以下、Control4)と日本国内における同社ブランド製品の販売代理権を得ることに基本合意し、2021年より販売を開始することになりました。また、同時に、電気設備のスマートソリューション・エンジニアリング・カンパニーとして大手の振興電気株式会社(本社:東京都品川区)(以下、振興電気)が昨年立ち上げた関連子会社シンコーリモートテック株式会社(本社:東京都品川区)(以下、シンコーリモートテック)と今後のスマートホームビジネス及びSound by Onkyo Roomの展開において商品開発や販売・マーケティングなど、広範囲な協業に向けた協議を開始することについて基本合意しましたのでお知らせします。
1.背景
OPMは2003年より大手ハウスメーカー各社とホームシアターシステムの訴求を推進してまいりました。この17年間で大手7社を含めその他多くの地場ハウスメーカー様との協業により累計30,000件以上のホームシアターシステムの納品実績を誇っております。また、オンキヨー一級建築士事務所を2005年に設置し、これまでハウスメーカーの下請けとして累計10,000件以上のホームシアター図面を作成してきております。また、市場の変化として、消費スタイルの変化が大きく起きています。過去においては、均一的な製品を生産・消費する社会でありましたが、近年においてはライフスタイルの変化により、消費スタイルが多様化しました。質的な豊かさが強く志向され、顧客ごとにニーズは異なり、さらに一人の顧客においても時と場合によってニーズは変化し、最終的にはオーダーメイドに近い状態になります。そのため、今後は顧客のニーズに応じたコンサルティング営業の実践が求められるようになっております。
2. 業務提携の趣旨
上述の背景から、オーディオ市場においては、スマートホーム時代の到来を見据えたオーダーメイドのカスタムインストール事業の強化が必要となります。
この度のControl4とシンコーリモートテックとの業務提携により、ホームオートメーションNo.1ブランドであるControl4のスマートホームシステムと振興電気の総合電気設備の設計・施工技術とのシナジーにより、オーディオメーカーとして、ホームシアターやスマートホームなどのシステム設計・機材販売を強化し、広範囲でスマートホームを訴求することを目指します。
3.Control4の概要
Control4は、米国ユタ州ソルトレイクシティを拠点とした会社で、2019年8月にSnapAVとの合併によって、Wirepath Home Systems, LLC(本社:米国ノースカロライナ州シャーロット)の子会社になっています。
ホームやコマーシャル向けの自動化及びネットワークシステムを提供するリーディングプロバイダーとして知られており、オーディオ、ビジュアル製品のみならず、照明やインターフォン、セキュリティーシステムなどと接続しオートメーションプログラムにより、カスタマイズされたスマートホームシステムを提供しています。
北米のCi市場におきまして、同社のシステムは5年連続(2014-2019)でカスタムインストーラーからNo.1の支持を得ております。
同社のスマートホームシステムは13,500以上のデバイスの制御が可能であり、また現在世界100ケ国37万世帯以上に同社のシステムをプラットフォームとしたスマートホームが導入されています。
4.振興電気及びシンコーリモートテックの概要
振興電気は、昭和 13 年(1938 年)に創業の電気設備工事業の老舗として、社会資本設備のための重要な役割を担ってきました。創業以来、公共事業を軸に永年培ってきたノウハウは、多岐にわたる厳しい要求仕様を満たすことで、技術力、品質管理、工程管理、安全管理における高度なクオリティを実現。その総合力による信頼と数多くの実績は、近年における民間プロジェクトにも遺憾なく発揮されております。
また、日進月歩の技術革新の中、いち早くICT分野、エネルギーソリューション分野、リニューアル分野へと事業領域を拡大しており、多様化するニーズとお客様からのあらゆるご要望に応えており、この度、スマートホーム専門の子会社シンコーリモートテック株式会社を新たに設立し同事業へ本格参入されました。
5.Control4製品国内導入について
販売開始時期:2021年4月(予定)
取扱商品: ホームオートメーションシステム ‐ コントローラー、タッチスクリーン、マトリクススイッチャー、壁面埋込型キーパッド、セキュリティーカメラ、等々
6.今後の展開について、
OPMは、CE “Consumer Electronics” と Ci “Custom Installation” そして MI “Musical Instruments” の3つの市場において、それぞれに応じたビジネスを展開することで、Music Lifestyle ソリューションカンパニーを目指します。
これまで長年にわたって強固なリレーションを構築し事業の骨子となっております家電量販店 ”CE” ビジネスにおきましては、ホームAV製品は元より、各法人様の特性に応じたオリジナル製品の開発、提供等より掘り下げたビジネスを展開することでの提案力強化と双方の収益確保に努めます。昨今力を入れております大手ハウスメーカー様とのビジネス及びこれから開始する振興電気との協業 “Ci” におきましては、経営資源を集中させ短期間でのビジネス拡大を図ります。そして、多くのアーティストから高い評価を得ておりますOnkyo Custom In-Ear Monitor及び新規商材の開発、また輸入商材を充実させることで、今後は楽器店販路 ”MI” ビジネスにも注力致します。
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社は、各市場におきまして、長年にわたるものづくりで培ってきた技術やノウハウに“新しい何か”を加えることで、驚きと感動を提供していきます。
【関連リリース】
米国 “Control4” との業務提携拡大に向けた協議開始のお知らせ
https://onkyo.com/news/images/20200716_PR_C4_teikei.pdf
マレーシア工場における、ホームオーディオ製品の継続生産の知らせ
https://onkyo.com/news/images/20200924_JQPR_SO.pdf
【関連web】
Control4 website: https://www.control4.com/
振興電気株式会社 website: http://www.shinko-el.com/
オンキヨー一級建築士事務所 website: https://onkyo.com/audiovisual/housing/architect_studio/
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