マガジンハウスと世田谷区の共同事業「せせせ」で障害者施設の商品を販売。新たに5施設・23点がオンラインショップに登場！
■世田谷区内の福祉施設と連携した魅力発信プロジェクト
株式会社マガジンハウス（以下マガジンハウス、本社：東京都中央区、代表取締役社長：片桐隆雄）は、世田谷区（東京都）との共同事業「世田谷・福祉生まれのモノゴトを届けるプロジェクト〈せせせ〉」を2022年度に始動しました。
〈せせせ〉はマガジンハウスが運営する「福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉」の「こここラボ」の一環で展開しており、ウェブマガジンで培った企画・リサーチ・編集・デザイン力を活かして事業を展開しています。
〈せせせ〉には開始当初より世田谷区内の障害者施設23施設が参加し、2年目となる2023年度にはさらに5施設が参加。合計28の障害者施設を対象に、オンラインショップ運営、セミナー＆ワークショップ、マルシェ開催等を通じて自主生産品の魅力発信をサポートしています。
■オンラインショップで5施設・23点の商品を新たに紹介！
2023年9月25日、〈せせせ〉公式ウェブサイトに2023年度の新規登録商品23点を掲載しました。
アクセサリーやお菓子、雑貨、キッチン用品、ファッションアイテムなど、いずれの商品もユニークな背景があり、商品づくりに関わる一人ひとりの個性が活かされています。
マガジンハウス〈こここ〉編集部では、それぞれの商品の魅力が伝わるよう、商品撮影からストーリー取材、コンテンツの執筆・編集までを手掛けました。個性豊かな福祉生まれのモノゴトをぜひお手元で味わっていただければ幸いです。
2023年度の注目商品
ビーズブローチ（オンライン限定オリジナル巾着つき）〈玉川福祉作業所〉
マガジンハウス〈こここ〉の記事でも紹介したことのある、玉川福祉作業所のブランド「irodori」が〈せせせ〉に登場！ 以前からファンの多いブランドですが、今回が初のオンライン販売。遠方のirodoriファンも待ちわびていたのでは？ なかでも人気商品のビーズブローチは、オンライン販売限定の巾着付きです。
価格：￥2,180（税込）
商品ページ：https://sesese.theshop.jp/items/78325047
“おいしい”にこだわったホールケーキ〈世田谷福祉作業所〉
お菓子の製造・販売に加えて、カフェも運営する世田谷福祉作業所。オンラインショップ限定で、人気のケーキがホールサイズで購入できます！ 写真は、濃厚かつ爽やかな酸味の味わいが楽しめる、食べ応えたっぷりの「チーズケーキ」。他にも「オレンジケーキ」「チョコケーキ」があります。ラッピングがかわいいお菓子の詰め合わせも複数ご用意しました。
価格：￥2,800（税込／送料別）
商品ページ：https://sesese.theshop.jp/items/78329337
一つ一つ手作り ビーズアクセサリー ブレスレット＆メガネストラップのセット〈奥沢福祉園〉
奥沢福祉園のビーズのブレスレット＆メガネストラップもすべて1点ものの商品。華奢なビーズと色の組み合わせが可愛く、プレゼントにも喜ばれる一品です。2連重ねで着けたりと、さまざまな楽しみ方ができます。手を動かす訓練の一環で、奥沢福祉園のメンバーがテグスにビーズを通す作業をしていたことがきっかけで誕生しました。
価格：￥1,500（税込）
商品ページ：https://sesese.theshop.jp/items/78329293
2023年度の新規参加施設（5施設）
奥沢福祉園、世田谷福祉作業所、玉川福祉作業所、まもりやま工房、発達障害者就労支援センター ゆに（ＵＮＩ）
〈せせせ〉公式ウェブサイト（オンラインショップ）
URL：https://sesese.theshop.jp/
すべての〈せせせ〉商品は、公式ウェブサイトからご覧いただけます。
※一部サイト上でのオンライン販売を行ってないものもありますが、その場合もリアル店舗や生産している施設からそれぞれお求めいただけます。
■〈せせせ〉の活動と今後の展開
〈せせせ〉は、多様な特性や特技を持つ人と協働し、ものづくりを続けてきた障害者施設の専門性と、写真や文章、デザインの力を用いて物事を魅力的に発信するメディア企業・マガジンハウスの専門性をかけあわせ、商品の魅力発信や、施設にとっての新しい機会づくりを目指して活動しています。
今年度はオンラインショップ運営のほか、福祉施設の商品販売・流通を考える講座や、商品ディスプレイワークショップ、施設間の情報交換につながるための交流会などを展開する参加施設向けイベントシリーズ「せ会」を企画・開催しています。
第2回せ会「〈Good Job!センター香芝〉のものづくりから学ぶ福祉発プロダクトの売り方・届け方 セミナー」（講師：Good Job!センター香芝 安部剛／開催：2023年9月15日／撮影：加藤甫）
また、2023年10月9日に開催されるスポーツの日記念イベント「KOMAすぽ 2023」（主催：公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団／会場：駒沢オリンピック公園／公式ウェブサイト：https://www.komazawa-sportsday.com/）でも、〈せせせ〉に参加する４施設が出店します。ぜひお越しください。
■ 〈せせせ〉プロジェクト概要
・名称：せせせプロジェクト
・タグライン：世田谷・福祉生まれのモノゴトを届けるプロジェクト
・開始時期：2022年12月〜
・公式ウェブサイト（オンラインショップ）：https://sesese.theshop.jp/
・企画：世田谷区（経済産業部 産業連携交流推進課 工業・ものづくり・雇用促進課／障害福祉部 障害者地域生活課）
・制作：株式会社マガジンハウス
・オンラインショップ運用：公益財団法人世田谷区産業振興公社
参加施設（世田谷区内の障害者施設・28施設）
・アディクションリハビリテーションセンターすとぉりぃ
・あゆみ園
・泉の家
・梅丘ウッドペッカーの森
・奥沢福祉園
・岡本福祉作業ホーム
・岡本福祉作業ホーム玉堤分場
・上町工房
・烏山福祉作業所
・喜多見夢工房・喜多見夢工房分室
・喫茶室パイン
・砧工房／砧工房分場 キタミ・クリーンファーム
・給田福祉園
・駒沢生活実習所
・桜上水福祉園
・さわやかはーとあーす世田谷
・下馬福祉工房
・社会就労センターパイ焼き窯
・世田谷福祉作業所
・玉川福祉作業所
・千歳台福祉園
・東京カベナント教会のぞみ園
・TODAY喜多見
・ハーモニー
・発達障害者就労支援センター ゆに（ＵＮＩ）
・Ｆａｃｔｏｒｙ藍
・まもりやま工房
・わくわく祖師谷
■マガジンハウス〈こここ〉について
「個と個で一緒にできること」を合言葉に掲げ、マガジンハウスが2021年4月に創刊したウェブマガジンです。福祉をたずねるクリエイティブマガジンとして、福祉発のユニークなプロジェクト、プロダクト、カルチャー情報から、現代社会を捉えるための思想や書評、対談まで幅広い情報をお届けしています。また、メディア事業のほか、福祉に関わる専門家や、クリエイターなどと協働し、さまざまな課題に向き合うプロジェクトを実施する〈こここラボ〉も展開しています。
■ 株式会社マガジンハウス 会社概要
商号： 株式会社 マガジンハウス
代表者：代表取締役社長 片桐隆雄
所在地：〒104-8003 東京都中央区銀座3-13-10
設立： 1945年
資本金： 9,000万円
事業内容： 雑誌・書籍の出版
URL： https://magazineworld.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社マガジンハウス
クロスメディア事業局〈こここラボ〉担当
E-mail：co-coco@magazine.co.jp
すべての画像