タイミーとCIVIL CREATEが業務提携契約を締結

柔軟な労働力確保で、建設業の未来を支える

株式会社タイミー

2025年2月26日 15時30分

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー（所在地：東京都港区、代表取締役：小川嶺）は、CIVIL CREATE株式会社（所在地：千葉県船橋市、取締役社長：川西敦士）と業務提携契約を締結したことをお知らせします。

建設業界では、慢性的な人材不足が深刻化しており、特に繁忙期のリソース確保やバックオフィス業務の最適化が求められています。また、BIM/CIMやi-Constructionの推進、建設DXの加速により、現場のデジタル化が進む一方で、技術を扱う人材の確保や活用の仕組みが十分に整っていない現状もあります。

本提携では、大手ゼネコンに所属するスタートアップであるCIVIL CREATEが有するノウハウをもって、短時間・単発での勤務となるスポットワーク人材にも任せられるような事務業務（※）を切り出し、マニュアルを作成。業務の細分化によって、生産性向上と人手不足の解消を図ります。また、CIVIL CREATEと取引のある各業界のお客様に対し、人手不足課題解決のソリューションの一つとしてタイミーの活用を提案します。

当社が掲げる「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」のミッションのもと、建設業界の課題解決に向けて尽力してまいります。

※ スポットワークにおいて、土木、建築その他工作物の建設、改造、保存、修理、変更、破壊若しくは解体の作業又はこれらの作業の準備の作業に係る建設業務の掲載は法律で禁じられています。当業務提携は、それらに該当しない事務業務を切り出し、スポットワーカーとのマッチングを目指すものです。

スポットワーカーに任せる業務の内容

スポットワーカーが担う業務としては、以下のような事務業務が想定されます。

● 安全書類や施工体制台帳の作成

● 図面修正

● 写真管理

● 出来形管理

● 電子納品ツールの書類作成

本連携開始後、まずは安全書類の作成や写真管理から試行し、出来形管理や電子納品ツールの書類作成など別業務への広がりを検討します。（※）

CIVIL CREATE代表コメント

私たちは建設業の最前線でものづくりに携わってきました。災害復旧やインフラ整備の現場では、今なお技術者の知恵と経験が不可欠です。建設の本質は『人』にあります。しかし、慢性的な人手不足により、技術者が本来の業務に専念する時間が奪われています。CIVIL CREATEは、建設DX推進の一環として「サクシェアCAMP」を提供し、3Dモデリングのスキル習得を支援してきましたが、技術の進化だけでは人材不足の課題は解決できません。そこで、新たにタイミーを導入し、技術者が「自ら考え、判断し、ものづくりに全力を注ぐ時間」を取り戻すため、この仕組みを建設業の新たなスタンダードとして確立していきます。