タクシー業界に新風！ナショナルタクシー株式会社が“人本主義経営”でホワイト企業認定を取得

ナショナルタクシー株式会社（本社：大阪府大阪市）は、社員満足度90％を目指し定年まで安心して働ける環境づくりを進めています。2025年6月1日付で「ホワイト企業認定（ブロンズランク）」を取得しました。

ホワイト財団

2025年6月30日 10時00分

一般財団法人日本次世代企業普及機構（通称：ホワイト財団）が運営する「ホワイト企業認定」は、国内で唯一の総合的な企業評価制度です。

本認定は、「ブラックではない企業」ではなく「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を対象としています。

ビジネスモデルや人材育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ、健康経営、労働法遵守など、実に70項目に及ぶ厳格な審査基準をもとに総合評価を行い、2025年6月時点で累計574社がこの認定を取得しています。

そして、2025年6月1日付でナショナルタクシー株式会社が新たにホワイト企業認定を取得いたしました。

社是「徳を残そう」──企業文化と信念が支える成長

創業からの経営信念「徳を残そう」は、社員が自らの仕事に誇りを持ち、

物心両面の幸せを実現することにより、地域社会へ還元するという意味を込めています。

この文化が社員同士の結束と成長意欲を高め、成果へとつながる強い企業風土を育んでいます。

目指すビジョン──社員の幸せを第一に考える企業へ

ナショナルタクシーが目指すのは、「社員が安心して定年まで働ける」環境づくりです。

「社員の幸せとは何か？」という問いを軸に、制度と職場文化の両輪で改善を進め、

「社員満足度90％以上」を目指して取り組みを強化しています。

現状と課題──ハード面の整備完了、ソフト面の充実へ

現在、ナショナルタクシーでは、ハード面の労働環境整備は完了していますが、ソフト面の充実が今後の鍵を握っています。

例えば、社員の希望に応じた部署移動や社内公募制度は未導入であり、教育制度に関するアンケートをこれまで実施されていませんでした。

これらの課題に積極的に取り組み、社員の成長と満足度を向上させるために様々な施策が進められています。

ナショナルタクシー株式会社代表金田氏の想いと挑戦

ソフト面の改善と社員満足度の向上

ナショナルタクシー株式会社は、労働環境のソフト面を中心に改革を進めています。福利厚生の見直し、嘱託職員の制度改定、DC（確定拠出年金）制度の導入、そしてリロクラブへの加入など、既に複数の施策が始まっています。さらに、社員満足度を把握するために、教育体制や働きがいに関するアンケートを実施し、その結果をもとに制度の見直し、リスクマネジメントの強化、エンゲージメントの向上を図っています。これにより、福利厚生や評価制度の見直し、リスクマネジメントの強化、社員のエンゲージメントの向上を図り、社員がより働きがいのある環境を提供していきます。

今回のホワイト企業認定は、ナショナルタクシー株式会社が社員の働きやすさを最優先に据えた経営を実践してきた成果として評価されたものです。

地域社会や社員の家族に対しても貢献を続ける企業としての姿勢が、今後さらに期待されています。

ホワイト企業認定は、同社の「社員の幸せと誇りを追求する」という信念に共感し、この挑戦を力強く後押ししています。