ミズノ初プロテクティブスニーカー用「足甲プロテクター」発売
ミズノ独自の野球用防具開発ノウハウを活用
ミズノは、製造業や運送業などの倉庫等での大型台車を使用した荷物運搬者や重量物を運ぶ作業従事者の足甲部をガードする樹脂製の「足甲プロテクター」を、ミズノワーク品を取扱いする全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインショップなどで2月20日に初めて発売します。
厚生労働省が発表した令和2年事故型別起因物別労働災害発生状況(12月末累計)※1によると、「はさまれ・巻きこまれ」事故と「飛来・落下」事故発生の合計件数は、死傷災害発生件数全体のうち約15%を占めます。また、一般的な足甲プロテクターは小指部がカバーされていないものが多く、足甲部を怪我する労働災害が発生しています。
※1「労働者死傷病報告」による死傷災害発生状況(令和2年確定値)
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/tok/anst00.htm
ミズノ「足甲プロテクター」は、野球用防具開発ノウハウを活用し、耐衝撃性と軽量性を追求したプロテクターです。小指部をガードする形状を採用し、運搬用リフトや台車などによる巻き込みや重量物の落下から足甲部をガードします。
販売目標は3,000セットです(左右で1セット)。
「足甲プロテクター」の特長
■小指部までガードする形状を採用
ミズノ「足甲プロテクター」は小指部まで覆う形状を採用しガード範囲を広げています。
■野球用防具開発ノウハウを活用した素材と表面構造
ミズノ「足甲プロテクター」は、野球用ヘルメットや野球審判用足甲ガード開発で得た耐衝撃性に関するノウハウを活用し、軽量性と耐衝撃性を追求した素材と表面構造を採用しています。
一般的な足甲プロテクターの多くはアルミニウム素材で作られている一方で、ミズノ「足甲プロテクター」は野球用ヘルメットと同じABS樹脂を採用しています。ABS樹脂の比重(約1.03)は一般的なアルミニウムの比重(約2.7)よりも小さいため、アルミニウム製足甲プロテクターと同質量でも、耐衝撃に求められる厚みを持たせつつガード面積を拡大することができます。
さらに、軽量化と耐衝撃性の強度確保を目的に野球審判用足甲ガードの表面に採用している凹凸のある構造を、「足甲プロテクター」用にカスタマイズし採用しています。
凹凸構造
■紐、ベルト両タイプのシューズに取り付け可能な面ファスナー
一般的な足甲プロテクターは、シューズの紐、ベルトタイプのそれぞれに対応したプロテクターがラインナップされています。
ミズノ「足甲プロテクター」は、シューズとの取り付け部分に面ファスナーを採用することで紐、ベルト両タイプのシューズに簡単に取り付けることができます。
紐タイプシューズの取り付け方法
ベルトタイプシューズの取り付け方法
ミズノのワークビジネス
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約700社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、様々な業種への更なる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2023年度には150億円の売上を目指しています。
記
(お客様のお問合せ先)ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像