生きづらさを感じるすべての子どもと大人へ 村山由佳が贈る感動の成長物語『雪のなまえ』12月9日(水)発売

徳間書店

株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎、代表取締役社長:小宮英行)は、12月9日(水)に村山由佳さんの最新刊『雪のなまえ』を発売いたします。

『雪のなまえ』帯付き書影『雪のなまえ』帯付き書影

  • 「夢の田舎暮らし」を求めて突然父が会社を辞めた。

いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに長野で暮らし始める。仕事を諦めたくない母は東京に残るが――。

胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。

そんな雪乃の心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。 


 
  • 著者 村山由佳さんコメント
「自分探し」の記憶はあまりありませんが、「居場所探し」はつい最近までくり返してきた気がします。心安らげる居場所がないのは不安なことです。つい、間違ったものにしがみつきたくなってしまう。ここにいていいのだと信じられる場所、ほんとうの自分を受け容れてもらえる場所さえ見つかったなら、誰もがもっと生きやすくなるし、自信を持てるし、ひとに優しくなれるんじゃないか。そうした場所を見つけようとして今までいた場所に別れを告げるのは、決して〈逃げ〉ではないんじゃないか──。
今作『雪のなまえ』は、そんな思いをこめてつづりました。時にすれ違っても、みんながお互いのことを思い合う物語です。若い人にも、かつて若かった人にも、ぜひ。
  • 村山由佳さん プロフィール
1964年生まれ。立教大学卒業。1993年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。著書に『放蕩記』『天翔る』『天使の柩』『ありふれた愛じゃない』『嘘 Love Lies』『はつ恋』『風よ あらしよ』などがある。
 
  • 書誌情報

タイトル:雪のなまえ
著者:村山由佳
定価:本体1700円+税
判型:四六判 ハードカバー
ページ数:384ページ
発売日:2020年12月9日(水)
ISBN:978-4-19-865202-9
商品URL:https://www.tokuma.jp/book/b548746.html
電子書籍あり

■目次

プロローグ 夢の自由と
第一章 新天地
第二章 美しい眺め
第三章 人間の学校
第四章 名前
第五章 サイダーの泡
第六章 一人前のしごと
第七章 寄り合いの夜
第八章 訪問者
第九章 起き上がり小法師
エピローグ 雪のなまえ


 
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URL
http://www.tokuma.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
電話番号
03-5403-4300
代表者名
小宮英行
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1954年03月