開催報告「第3回日中国際医療産業サミット～2025 蘇州（東京）シルバー経済産業イノベーション協力マッチング会～」

株式会社キャンパスクリエイト

2025年6月13日 15時25分

株式会社キャンパスクリエイトは、2025年6月6日に「第3回日中国際医療産業サミット～2025 蘇州（東京）シルバー経済産業イノベーション協力マッチング会～」を開催しました。本サミットは一般社団法人国際スマート医療健康協会と蘇州市人民政府との協力事業として実施されました。

同サミットには、ヘルステック等の新技術をはじめオープンイノベーションに関するエコシステム形成に取り組まれている方、さらに、新しい国際協業モデルに取り組まれる多くの方々約300名が参加しました。

プログラムは、藤田医科大学東京先端医療研究センター　センター長　白木　良一氏による基調講演を皮切りに、注目が集まる日中両国のスタートアップ企業17社によるピッチならびに全36社のブース展示を行い、今後のシルバー経済産業の発展に向け、参加者との交流を行う事ができました。

日本企業代表の基調講演では、トヨタ自動車（中国）有限公司新事業推進部GM　薛冰氏より、蘇州等中国でのトヨタ自動車の取り組みについて紹介されました。

豊田汽車（トヨタ）は「Mobility for All」という企業使命のもと、「自動車×健康」がもたらす新しい産業機会として、官民・異業種間連携による市場拡大と社会課題解決を提案、すなわち「Mobility for All」を中国でも実現し、高齢者や障がい者が安心して自由に移動できる社会の実現に貢献する、医療・シルバー産業における日中協業の取り組みが紹介されました。

サミット終了時には、今回の開催にあたり協力、支援をいただいた蘇州市人民政府より、スタートアップピッチ、ブース展示の中から３プロジェクトにイノベーション・プロジェクト賞が授与されました。

また、セレモニーパートでは、過去１回目から３回目のサミットでピッチ、ポスター出展に参加したプロジェクトの中から、蘇州市を含む長江デルタ―地域でのグルーバル展開に取り組む５社、および蘇州現地企業２社の７社により、グローバルオープンイノベーション活動支援に関する交流と連携強化の基本合意書が締結されました。これらの取り組みから、過去には藤田医科大学との人材育成や認知症ケアセンターの共同設立などの実績も生まれています。

季晶副市長の基調講演では、日中ともに高齢者課題を抱えており、ヘルステックによる課題解決による期待とともに、シルバー経済の大きな潜在的ポテンシャルに着目し、スマート介護、二地域居住型養老、医療・大健康産業を「新ブルーオーシャン」と位置づけ、日中大健康協同発展エコシステム構築を目指して、来年も同サミットを継続的に開催する展望を示しました。

なお、開催概要はこちらからご覧頂けます。
▶https://www.campuscreate.com/news/4889/

主　催

中日（蘇州）地方発展協力モデル区
一般社団法人国際スマート医療健康協会

実　施

蘇州富吉日本センター
中日（蘇州）協同発展イノベーションセンター

協　力

中日医療大健康クラスタ産業インキュベーションセンター
蘇州市三角咀生態園開発有限公司
蘇州市長江デルタ健康研究院
Chartwell Healthcare Corporation
一般社団法人アクション５

運　営

株式会社キャンパスクリエイト
▶https://www.campuscreate.com/

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