オラクル、スマートで効率的なオペレーションの構築を支援
Oracle Cloud SCMの新しいSmart Operations機能が、生産性と品質の向上、ダウンタイムの削減、生産の可視性と工場におけるパフォーマンスの向上を支援
(本資料は米国2024年3月14日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリース(https://www.oracle.com/news/announcement/oracle-helps-organizations-build-smart-operations-2024-03-14/)の抄訳です)
Oracle CloudWorld London – 2024年4月9日 – オラクルは本日、グローバルなサプライチェーン業務の効率化を支援するため、「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)(https://www.oracle.com/jp/scm/)」の新しいサプライチェーン実行機能である「Oracle Smart Operations」を発表しました。人工知能(AI)などの高度なテクノロジーを搭載した「Oracle Fusion Cloud Manufacturing(https://www.oracle.com/jp/scm/manufacturing/)」および「Oracle Fusion Cloud Maintenance(https://www.oracle.com/jp/scm/maintenance/)」の新機能は、生産性と品質の向上、計画外ダウンタイムの削減、業務全体の可視性を高め、お客様の工場におけるパフォーマンスの向上を支援します。
労働力不足、サプライチェーンの混乱、変動する需要や市場ニーズが続く中、企業はより少ない労力でより多くのことをこなさなければならないというプレッシャーにさらされています。競争優位性を維持するために、製造業や資産集約型の企業は、工場の効率を高め、計画外のダウンタイムのリスクを低減し、業務全体の可視性を向上させるスマートで敏捷なプロセスを必要としています。「Oracle Smart Operations」は、「Oracle Cloud Manufacturing」および「Oracle Cloud Maintenance」のお客様が敏捷な業務を行うことにより、効率を向上させ、より適切なビジネス上の意思決定を行えるようにし、連携され自動化されたインテリジェントな機能を提供します。
オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクリス・レオーネ(Chris Leone)は、次のように述べています。「企業が継続的な混乱から業務への影響を回避しようとする中で、多くのリーダーは、生産量の増加、品質の向上、回復力の構築を実現するためのテクノロジーに注目しています。『Oracle Cloud SCM』を使用することで、企業はサプライチェーン・プロセスをエンドツーエンドで接続し、自動化し、完全自動製造モデルに移行することができます。新しいスマートな製造とメンテナンスの機能は、非効率な手作業による記録と監視プロセスを削減し、安全性を高め、品質を向上させ、業務を最適化するのに役立ちます。」
Smart Operations for Manufacturing
「Oracle Cloud Manufacturing」の新機能により、お客様は、設備、従業員、およびサプライチェーン・プロセスを接続し、これらから得られるデータを組み合わせて、リアルタイムの推奨事項を提供し、自律的に生産を調整し、より優れた製造上の意思決定を下すことができるようになります。新機能には次のものが含まれます。
オペレーター・ワークベンチ: 作業の開始や停止、時間の追跡、必要な資材と生産工具の管理、生産の例外レポートなど、日々の業務を実行する際に、情報やインサイトにアクセスするための単一のユーザー・インターフェイスを提供します。シンプルでユーザー・フレンドリーな環境と自動化されたデータ・キャプチャにより、機械オペレーターは日々の業務を明確に把握することができ、組立作業者はより自律的に作業指示を実行し、生産量を迅速に追跡・記録することができます。
デジタル作業指示書: 手動および自動による複雑なアセンブリ作業を簡素化し、品質と一貫性を向上させるための手順を実施できるように支援します。シンプルで直感的な作業指示書により、機械オペレーターや組立作業者は、コンプライアンスに準拠しながら、生産性、品質、安全性を向上させることができます。
Smart Operations for Maintenance
「Oracle Cloud Maintenance」の新機能により、メンテナンス・データをリアルタイムの資産情報、従業員、およびサプライチェーン・データと組み合わせて、継続的な監視と予知保全を実現できます。新機能には次のものが含まれます。
メンテナンス技術者用ワークベンチ: メンテナンス技術者が、割り当てやスキルに基づいて、関連する作業にすばやく簡単にアクセスできるようにします。また、サービス履歴に関するインサイトを提供し、他の従業員とのシームレスなコラボレーションをサポートします。すべての技術者の作業を単一のモバイル・ユーザー・インターフェースで実行できるため、メンテナンス関連の意思決定を迅速に行い、生産性の向上、ダウンタイムの削減、初回解決率の向上、バックアップ在庫の最適化、および設備の信頼性の向上を実現することができます。
Alcar RuoteのIT担当責任者のステファノ・マリアニ (Stefano Mariani) 氏は次のように述べています。「自動車アフター・マーケット業界のリーディング・カンパニーとして、私たちは製造およびメンテナンス業務に重点を置いています。一貫した高品質の製品と納期厳守が求められる中、世界中に広がるサプライチェーンの混乱により、それはますます困難なものとなっています。『Oracle Cloud Manufacturing』と『Oracle Cloud Maintenance』の新機能により、当社の生産オペレーターは、作業に関連するすべての重要なデータを取得しながら、より迅速かつ正確に作業できるようになります。これにより、製品の品質向上、コスト削減、生産量の増加が可能になります。」
「Oracle Cloud SCM」は、企業がサプライチェーン・プロセスをシームレスに統合し、変化する需要、供給、および市場の状況に迅速に対応できるよう支援します。また、四半期ごとに追加される新しい機能により、お客様が変化に強いサプライ・ネットワークとプロセスを構築できるよう支援します。
「Oracle Cloud SCM」アプリケーションの詳細については、https://www.oracle.com/scm/ をご覧ください。
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com をご覧ください。
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