新幹線がワークスペースに。東海道・山陽新幹線車内のビジネスブースにて、ブースの予約/管理サービスの稼働スタート
〜スマホからビジネス用ブースの予約が可能に〜
■人手を介さずにビジネスブースの空き状況や予約を管理
今回の取り組みは、JR東海及びJR西日本が東海道・山陽新幹線N700S全編成の車内に導入する「ビジネスブース(※1)」に、弊社が提供する座席の即時予約/管理サービス「Autokeep」を導入することで、乗車中のお客様が乗務員を介することなく同ブースの空き状況をWEB上から確認でき、簡単に予約できるようになります。
乗車中のお客様はビジネスブースを利用したいタイミングで、新幹線の座席に搭載されているリーフレット、またはビジネスブース内に設置されているタブレットに表示されているQRコード(※2)を読み取るだけで、アプリなどのダウンロード無しに同ブースの予約/利用ができます。
試験的導入における運用データ(※3)から、Autokeepが幅広い年齢層に対応していることが明らかになっています。具体的には、20代が24%、30代が29%、40代が28%、50代が15%、そして60代以上が4%となっており、これは、アプリのダウンロードが不要でQRコードから簡単に予約できるといった、技術的な利用ハードルの低い仕様となっていることによるものと考えています。
同ブースおよびサービスは現在試験的に導入している編成は引き続き使用でき、それ以外の編成については2023年10月1日以降、整備が完了した編成から順次ご利用いただけます。なお、2024年度中に整備を完了する予定です。
※1 N700Sの7・8号車間(デッキ部)に設置され、打ち合わせなどで一時的に利用可能な専用ブース
※2 QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
※3 2022年5月よりAutokeepを試験導入している車両における、2023年8月の利用者アンケートの結果より算出
■ビジネスブースについて
コロナ禍によってICTを活かしたテレワークや在宅勤務が増えたことで、Webミーティングをはじめとした「場所に縛られない働き方」が広がっています。こうした新しい働き方の需要増加を踏まえ、JR東海及びJR西日本はビジネスパーソン向け車両「S Work車両」や車内Wi-Fi環境の整備といった取り組みを新たにおこなってきました。その取り組みの一環として、昨年5月から新たに一時的な打合せに加え、電話やWeb会議にもご利用いただける「ビジネスブース」を新幹線車内において試験的に導入していました。
■導入サービス「Autokeep」について
店内座席の即時予約/管理サービス「Autokeep」は、人手を介さずに座席の空き・予約を確認/管理できるサービスです。利用者は自身のスマートフォンなどから空席を検索し、席を短時間予約(今回は一度の予約で最大60分間の使用が可能)します。利用時は専用Webページ上または席に設置された専用タブレットに表示されたQRコードを読み取るだけで、アプリなどのダウンロードなく利用できます。
また席の利用状況データを使うことで、Web上からリアルタイムの空き状況を利用者が確認・予約できるようにしています。AutoKeepは新たに人手など必要なく導入できるため、オペレーションをほとんど変えること無くリモートワークといった新しい働き方に対応した環境を実現できます。
サービス詳細:https://corp.vacan.com/service/autokeep
■東海旅客鉄道株式会社について
会社名:東海旅客鉄道株式会社
代表者:丹羽俊介
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 JRセントラルタワーズ
設立:1987年4月
■西日本旅客鉄道株式会社について
会社名:西日本旅客鉄道株式会社
代表者:長谷川一明
所在地:大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号
設立:1987年4月
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑データを起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
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