石灰石を主原料とするLIMEX Sheetが、ジャポニカ学習帳を製造販売するショウワノートから発売される下敷きに採用

~環境負荷削減と快適な機能性や使用感を実現、児童の環境教育も促進~

TBM

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」が、ジャポニカ学習帳をはじめとした各種文具を製造販売するショウワノート株式会社(本社:富山県高岡市/東京本部:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:氷鉋富雄、以下ショウワノート)の新たな下敷きに採用されたことをお知らせいたします。2023年11月より全国の文具店舗やオンラインショップで販売を開始します。

LIMEX Sheetは、従来使用されていた合成紙やプラスチック製シートと比較し、プラスチックの使用量を削減することができます。また、LIMEX Sheetを製造するTBM第一工場の白石工場(宮城県白石市)と第二工場の多賀城工場(宮城県多賀城市)は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用することで、製品ライフサイクル全体におけるCO2を含む温室効果ガス排出量の抑制に取り組んでいます。

文具業界においても環境への配慮が求められる中、この度ショウワノートが新たな環境配慮・SDGs対応の商品を検討するにあたり、天然資源の保全に貢献できるLIMEX Sheetの環境性能を評価いただきました。従来の一般的なPVC製の下敷きと比較して、LIMEX製の下敷きはプラスチックの使用量を約64%*1削減できる見込みです。LIMEX製の下敷きは厚みを抑えて、ノートにぴったりとフィットする手触りの良い質感を提供します。また、印刷適性にも優れており、鮮やかな色味も再現することができます。

LIMEX製の下敷きは2023年11月の発売を予定しており、全国の文具店舗やオンラインショップにてご購入いただけます。今後もTBMはショウワノートをはじめとする文具メーカーと連携して、児童の環境への学びのきっかけを提供するために、LIMEX製品の拡充を進めてまいります。

 *1現行品との比較。概算による参考値であり、保証値ではありません。


・ショウワノートの下敷きについて詳細はこちら

https://www.showa-note.co.jp/material/pdf/notifications/38eaac13-1e0c-4627-88fa-40b73bd4cb15.pdf


■ LIMEX Sheetの特長

・ プラスチックの使用量削減

一般的な合成紙やプラスチック製シートと比べ、プラスチックの使用量を削減でき、原材料の調達から処分までのライフサイクル全体でCO2を含む温室効果ガスの排出量を抑えることが可能です。

 

・ 水や森林資源の使用量削減

原料に木材パルプを一切使用せず、紙と比較して製造時に必要とされる水使用量を約97%減と大幅に削減できるため、天然資源の保全に貢献できます。

 

・ 優れた耐久性と耐水性

紙と比較し、耐久性と耐水性に優れているため、ガイドマップやハザードマップなど屋外での利用に適しています。

 

・ 上質な質感と鮮明な印刷

高級感のあるマットで上質な質感が特長です。色の再現性に優れているため、従来の紙と比較しても遜色なく鮮明に印刷することが可能です。

 

LIMEX Sheetについて詳細はこちら:https://tb-m.com/products/products-sheet/

 

[ご注文・お問い合わせ先]

LIMEX Sheetの使用を検討されている方、また環境配慮の取組みや現行品の見直しを検討されている方は、お問い合わせフォーム (https://tb-m.com/contact/) よりご連絡ください。


■ LIMEXとは

LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。

 ※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。


■ 株式会社TBM

代表者  :山﨑 敦義

所在地  :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F

設立年  :2011年8月

資本金  :236億2,993万円(資本準備金含む)

事業内容:環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等

URL     :https://tb-m.com/

  • 2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択

  • 2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施

  • 2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)

  • 2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択

  • 2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞

  • 2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加

  • 2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用

  • 2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結

  • 2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表

  • 2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始

  • 2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)

  • 2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意

  • 2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換

  • 2022年 資源循環コーディネートサービス「MaaR(マール)」を開始

  • 2022年 科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得

  • 2022年 Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名

  • 2022年 温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始

  • 2022年 神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックを自動選別・再生するリサイクル工場を建設(処理能力:40,000トン/年)

  • 2022年 CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得

*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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会社概要

株式会社TBM

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URL
http://www.tb-m.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル15F
電話番号
03-6268-8915
代表者名
山﨑敦義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年08月