海外小学生向け算数eラーニング「Surala Ninja!」双日株式会社による分散型スマートインフラ導入に向けた調査事業において「デジタル教育」のパイロット活動をミャンマーで実施
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)が開発・提供する海外小学生向け算数 e-ラーニング「Surala Ninja!」の海外展開事業の一環として、ミャンマーにおける遠隔教育プロジェクトを開始します。双日株式会社がこのたび経済産業省より受託した「質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(ASEAN諸国等における無電化/弱電化地域及び島嶼部への分散型スマートインフラ導入マスタープラン策定及び水平展開に関する調査)」において実施するデジタル教育に関するパイロット活動に参加することになりました。
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,400 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。2018年には政府の特待生「J-Startup企業」に認定され、EdTech業界をリードする企業として活動しています。
「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる eラーニングシステムです。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版があります。近年、日本型教育は世界の多くの国で注目を集めており、日本政府もEdTech 企業の海外展開支援に取り組んでいます。すららネットは今年度、官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開事業「EDU-Port ニッポン」パイロット事業 公認プロジェクト、ならびに経済産業省が実施する「未来の教室」海外展開支援等事業に採択され、活動を開始しています。
この度の双日株式会社のプロジェクトでは、平均電化率が50%程度と言われるミャンマーの無電化/弱電化地域を対象とし、通信タワーの電源を活用した分散型スマートインフラ導入の可能性を調査します。対象地域へ通信と電力を供給すると共に、遠隔教育や遠隔医療の導入、生鮮食品販売や養鶏などの新規中小ビジネスの創出、電子決済システムを含むフィンテックの導入など、生活の質を大幅に向上させるスマートコミュニティー形成に必要なソリューションの実証を目指します。「Surala Ninja!」を活用したデジタル授業についてもその一端を担う活動となります。この活動を通じて、自立学習型eラーニング教材「Surala Ninja!」を活用した児童の数学力の向上を目指します。
すららネットは今後も、世界中の教育格差という社会課題を最先端技術で解決し、教育格差の根絶に向け貢献していきます。
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