CData、AIと業務システムをつなぐ単一の統制基盤『Connect AI Gateway』をリリース
~エージェントや担当者を企業のコンテキストに位置づけ、すべてのリクエストをレコード単位で管理し、各リクエストを最もコストパフォーマンスの高いモデルにルーティング~

2026年10月1日、AI向けデータレイヤーを提供するCData Software Japan 合同会社(日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下 CData)は、『CData Connect AI Gateway』をリリースしたことを発表します。Connect AIプラットフォームの次世代版で、AIエージェントやAIを使う担当者が利用するモデル、ツール、データ、アクションを統一的に制御できます。Connect AI Gatewayは、ガバナンスを効かせたツールでエージェントや担当者を業務システムに接続するのはもちろん、あらゆるレイヤーで企業のコンテキストを反映し、権限をレコード単位で適用し、各リクエストをタスクに応じて最も効率的なモデルへルーティングします。企業のAI活用を「質問への回答」から「アクションの実行」の段階へ進化させるための基盤です。
本プレスリリースは CData 本社のプレスリリース の翻訳です。
CDataのデータレイヤーは、すでにPalantirやGoogleをはじめ数百のエンタープライズ製品と、世界中の数千の顧客を支えています。Connect AI Gatewayはこの連携基盤の上に構築されており、導入初日から接続したシステムのスキーマ、オブジェクト、リレーション、操作を理解します。指標の定義、ビジネス用語、既存のセマンティックモデルなど、企業がすでに持っている知識を取り込み、各リクエストの解決に使った情報を保持します。そのため、コンテキストが顧客の環境内で、顧客の管理下に蓄積されます。スキーマを認識するツールは、質問への回答に必要な情報だけをモデルに送ります。これにより、システムをまたいでAIの回答精度を保ちながら、コストを削減できます。
AdobeのAIソフトウェアリードであるPadmakar Pasala氏は次のように語ります。「CData Connect AI により、弊社のエージェントはSAPなどのエンタープライズアプリケーションに、ガバナンスに準拠してリアルタイムでアクセスできるようになりました。新しいアプリケーションの導入にかかる時間も、数週間から数時間に短縮されています。テスト自動化エージェントはこれを使って、設定した権限の範囲内でSAP上の作業を進め、回帰テストを自律的に実行しています。テストの実施期間は、手作業時の10週間から約1週間に短縮され、10倍のスピードアップを実現しました。CDataはConnect AI Gatewayで、レコード単位に至るまでエージェントのあらゆるアクションにポリシーを適用する方向を目指しています。利用するAIエージェントが増加する中で、これはまさに私たちが求めているものです。」
「CDataは、企業が運用するあらゆるシステムを、データを必要とするあらゆるツールにつなぐところから始めました」とCDataのCEO兼共同創業者であるAmit Sharmaは述べています。「1年前顧客から受けていた質問は『AIをこれらのシステムにどうつなげばよいか』でした。今では、エージェントがシステムの中でアクションを実行するようになり、質問は制御に関するものへ変わっています。回答は正しいか、誰の権限が適用されたか、各リクエストにいくらかかったか、といった点です。Connect AI Gatewayは、そのすべての問いに1つの統制基盤で答えます。データレイヤーを組み込んでいるため、この制御とコンテキストは、プロンプトからエージェントが変更するレコードまで、ワークフロー全体に及びます。これにより企業は、エージェントやエージェントとともに働く人々に重要な業務を安心して任せられます。同時に、あらゆる回答とあらゆるアクションに責任を持てるようになります。」
AIエージェントと担当者に業務コンテキストを提供
Connect AI Gatewayは、CDataが提供する数百のスキーマ対応コネクタを基盤としています。これらのコネクタにより、AIはアクセス先のシステムの構造、リレーション、セマンティクスを把握できます。対象は、アプリケーション、データベース、データウェアハウス、オンプレミスシステム、レガシー環境です。この設計により、次の5つが可能になります。
-
エンタープライズMCPを標準搭載、導入初日から活用可能:エージェントが接続した瞬間から、CDataが構築した数百のコネクタが稼働中のシステムに対するガバナンスを効かせたツールとして使えます。対象は、SAP、NetSuite、Salesforce、データウェアハウスやデータベースで、オンプレミスやレガシー環境も含みます。1つのマネージドプラットフォームが、システムごとにサーバーが乱立する状況を解消します。自社ですでに運用しているMCPサーバーも、同じポリシーで管理できます。
-
蓄積されるコンテキストすべてをユーザーの管理下に:Gatewayは、コネクタが持つスキーマとリレーションを出発点に企業がすでに持つ指標定義、用語、セマンティックモデルを加えます。そのため、財務部門の「収益」や営業部門の「大企業セグメント」といった用語が、毎回同じ意味に解決されます。承認された修正は再利用できるコンテキストになり、環境内で権限のあるすべてのエージェントとユーザーが使えます。
-
リクエストのあらゆる段階でのセキュリティとガバナンス:エージェントはユーザー本人と同じアクセス権限の範囲で動作し、ポリシーはモデル、ツール、データに適用されます。すべてのリクエストにその背後にいる個人またはエージェントのIDが付き、権限はデータソース側でレコード単位で適用されます。変更は、コミットされる前にシステム独自のビジネスルールで検証されます。また、監査証跡により回答に含まれるあらゆる数値をその背後にあるプロンプト、モデル、ツール、ポリシーまでさかのぼって追跡できます。
-
トークンが発生するあらゆるレイヤーでコストを削減:スキーマ対応ツールがデータソース側でフィルタリング、結合、集計を行うため、コンテキストウィンドウに入るのは回答に必要なデータだけです。ルーティングにより、各リクエストは対応可能な最も効率的なモデルに送られます。支出はチーム、エージェント、モデル、ツールごとに把握でき、予算を設定できます。
-
特定のスタックに縛られない設計:データを流し込むべきデータウェアハウスも、優先されるモデルも、組み込むべきプラットフォームもありません。コンテキストはモデルやデータプラットフォームの外にあるグラフに置かれます。そのため、フロンティアモデルも、オープンウェイトモデルも、ローカルでホストするモデルも、同じ定義とノウハウを引き継ぎます。モデルを切り替えても、コンテキストはそのまま使えます。モデルのプロバイダー側で障害が起きた場合も、コンテキストを保ったまま別のモデルにリクエストをフェイルオーバーできます。
CData Labsの調査では、CDataのコネクタ経由で実行したプロンプトは、CRM、プロジェクト管理ツール、データウェアハウス、ERPの各システムで98.5%の確率で正しい結果を返しました。競合するMCPのアプローチでは65〜75%でした。2つ目の調査では、エコノミー層からフロンティア層までの22モデルを、稼働中のエンタープライズシステムに対して検証しました。ガバナンスを適用したツールを通すと、どのモデルも同じ正しい回答を返し、最も安価なモデルは最も高価なモデルの178分の1のコストでそれを実現しました。さらに、ガバナンスを適用したツールではモデルは変更を許可されたレコードだけにアクセスしました。通常のアクセスでは、これを実現できたモデルはありませんでした。
すべてのエージェントのやり取りを、1つの統制基盤で
企業のAI活用が、質問に回答するアシスタントから業務プロセスを実行するエージェントへ移行するに従い、応答を生成するモデル以外の部分も可視化し、制御する必要が出てきました。企業は今やエージェントがどのシステムにアクセスしたか、どのデータを使ったか、どのポリシーが適用されたか、最終的にどのアクションを実行したかを把握しなければなりません。
Connect AI Gatewayは、これらの問いに1つの基盤で答えます。エージェントのやり取りはすべて、エージェントと業務が行われるシステムの間にあるガバナンスを効かせた1つの経路を通過します。この経路には企業のコンテキストが埋め込まれ、モデル、ツール、データの各段階でポリシーに照らして検査されます。ログはプロンプトからアクセスしたレコードまで記録されます。経路はCData独自のコネクタ上に構築されているため、エージェントが接続するシステムごとに個別のインフラを構築して管理する必要はありません。
この基盤があるからこそ、企業はデータ、コンテキスト、セキュリティ、コストを管理下に置いたまま、エージェントを業務上クリティカルなワークフローに組み込み、アクションを実行させることができるのです。
提供状況
CData Connect AI Gatewayは、2026年9月29日から早期アクセスプログラムで提供しています。
<CData Software について:https://jp.cdata.com/>
CDataは、AIとビジネスを支えるシステムをつなぐAIゲートウェイです。 単一の統制基盤を通じてエージェントや個人を数百ものエンタープライズシステムにまたがるデータに接続し、すべてのリクエストを企業の文脈に即して処理し、レコード単位で管理し、最も効率的なモデルへとルーティングします。CDataのデータレイヤーを基盤として構築されており、ユーザーがエージェント、アプリケーション、個人のいずれであっても、正確な回答、管理されたアクセス、およびコスト削減を実現します。 CDataは、Anthropic、Databricks、Microsoft、Google、Palantirをはじめ、世界中の10,000社以上の顧客のAIワークロードを支えています。詳細については、jp.cdata.com をご覧いただくか、marketing@cdata.co.jp までお問い合わせください。
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://jp.cdata.com/contact/
E-mail : marketing@cdata.co.jp
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- アプリケーション・セキュリティシステム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード
- プレスリリース素材
このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます
