【パーソルマーケティング株式会社】多様化する金融フロント業務を支援、金融サービス仲介業に登録

～小型化が進む銀行の店舗戦略に伴い、幅広い業務を担う人材サービスを提供～

パーソルテンプスタッフ株式会社

2024年12月16日 10時59分

総合人材サービスのパーソルグループで営業支援、店舗・販売支援の人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルマーケティング株式会社（本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 鈴木博之、以下パーソルマーケティング）は、多様化する金融業界のフロント業務を支援する取り組みとして、2024年12月に金融サービス仲介業に登録されたことをお知らせします。

本登録により、銀行の小型店の展開が進む動きに伴い、需要が高まる幅広い窓口業務や業務時間対応が可能な人材を確保し、銀行の課題解決に寄与してまいります。

■背景：コストの削減や新規顧客の獲得に向けた、銀行の小型店の展開に対応する人材確保が喫緊の課題

銀行業界では、デジタル化の加速により、インターネットバンキング、モバイルアプリやキャッシュレス決済といったオンラインでのサービスの浸透が進んでいます。同時に、実店舗への来客数は減少傾向にあり、銀行店舗数は、1990年代半ば頃をピークに減少を続け2022年までの約30年間で約6,600店近く減っています*。

その一方で、コストの削減、新規顧客の獲得を狙い、商業施設やショッピングモールなどにデジタル技術で省力化した小型店が次々と登場しており、メガバンクでは既存店舗の約4～6割を小型化するといった発表もされています。

小型店は、資産運用のご相談や口座開設といった機能に加え、デジタルに抵抗感を持つ高齢者などへの対面サポートを行うことや、若年層・家族層が学校や仕事帰りにも利用しやすいよう、営業時間を従来（9:00～15:00）よりも長く設定しているのが特長です。このような展開が進む小型店への集客を増やしていくためには、店頭担当者がこれまでより幅広いお問い合わせに対応し、商業施設等の営業時間に対応した運営ができることが必要不可欠であり、対応できる人材の確保が喫緊の課題となっています。

*『江戸川大学紀要』第34号（2024年3 月）「銀行 150 年にわたる国内有人店舗数の変遷：1873～2022年」江戸川大学杉山敏啓教授 393頁 3.銀行店舗数150年の推移（1）銀行数・銀行店舗数（図表2 銀行数・銀行店舗数の150年推移）

https://researchmap.jp/7000022798/published_papers/46273373

https://researchmap.jp/7000022798/published_papers/46273373/attachment_file.pdf

■概要：小型店に対応できる人材の提供により、銀行の店舗戦略を支援

パーソルマーケティングでは、金融サービス仲介業者の登録により、展開が進む銀行の小型店において、出店している商業施設やショッピングモールなどの時間に合わせた対応、および「デジタル化金融商品の説明」「口座開設の案内」「申し込み内容の確認」などの預金等媒介業務に対応できる人材の確保を支援します。

今後も、当社の持つ営業・販売系などのフロントビジネス支援に特化した、知識やノウハウを活かして、銀行が抱える課題解決のパートナーとして、サービスの提供を実現してまいります。

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